不倒翁(ふとうおう)

澄心書道教室 作品創作活動 学習中文 アクセサリー製作に奮闘中

娘の高校の公開授業と保護者会に行く

2012-05-19 21:05:34 | 日記
午前9時からの書道教室を終えてから、その足で娘の高校の公開授業と保護者会に行く。

以前から(息子の高校時代から)授業参観には必ず行って、古典や漢文の授業を聞いてくる。

娘のクラスは数学だったので、チンプンカンプンですわ。


今日も、「新明説漢文」の教科書を使った授業があったので、耳がダンボに、一言一句聞き漏らさずに勉強した。

いつも思う、若い時にもっと勉強しておけば良かった・・と。

中国語も勉強中だから、漢文の訳の「能く喪うことなかれとのみ」なんて余計解んなくなっちゃうよなって思うわ。



5時限目は芸術「書道」の見学をした。

見学する父兄が少ないものだから、
先生に
「どちらのお母様ですか?」
と聞かれたが、
「いえ、子供は他のクラスですが、見学したいので・・・」
といったら、
「・・???」
不思議そうな顔をされてしまった。

牛けつ(木辺に草冠の無い蕨)造像記の臨書と拓本のとりかたの勉強だった。
中国の龍門石窟にある作品だ。
正式には長楽王丘穆陵亮夫人尉遅造像記牛けつと言う名の子供が死んで弔いの詩が書いてある。
中国では、幼名をへんてこな名前にしている。
神に気に入られて連れて行かれないように(死んでしまわぬよう)・・だからが牛けつ(木辺に草冠の無い蕨)が本名かは知らない。

私が20代の頃(まだ数年前だな)龍門石窟はもっと自由に見学が出来た。

触ろうとすれば、すぐ手が届くところにそれはあったし、写真も撮れた。

洞窟の中は、裸電球一つあるくらいで、午前中陽が高くならないうちにしか
碑が見えないので、一人づつ日本から懐中電灯を持参した。

勉強する前に本物を見てきてしまったので、その素晴らしさに気づかず、
惜しいことをしてしまった。

造像記の写真よりも龍門石窟を案内してくれたイケメンのガイドさんとの写真の方が多い・・・・まったくバカなことをしてしまった。

20代の頃の私ってば、この程度ですわ・・・・今もそうかも。


帰宅後は、息子が明日中国語の試験があるので、テスト対策の勉強を手伝った。

テスト対策って言っても、僅かな単語とピンインの試験だから、「ぷっ」と笑っちゃうよな。

息子は、歯の矯正中なので、巻き舌が出来ない。笑

我是中国人 が 我劇中国人に聞こえてるぞ!!