不倒翁(ふとうおう)

澄心書道教室 作品創作活動 学習中文 アクセサリー製作に奮闘中

筆の洗い方

2013-01-14 11:26:31 | 書道教室
書初めの追い込み最終段階の今・・・・「筆が割れて・・・」の声あり

私、心の中で叫ぶ「えーっ、あと一週間何とかならないかなぁ~」

今から筆を変えるのは自殺行為ダゾ。
とりあえず筆を預かって綺麗に洗ってみよう。

筆の付け根が膨らんでコチコチだ。
筆の付け根にたまった墨汁を絞り出すように洗う。毛先を握ってぞうきんをこするように根元に墨汁を残さないようにひたすら流水で流しながら水が透き通るまでもみ洗いする。
よく聞けば、手を濡らさずに筆を洗っていると言う・・・
しかも使用後は次回の練習までラップに包んで保管することも・・

割れて当たり前か・・・・

石鹸や洗剤などは決して使用しない。
洗い終わったあとは、筆鋒を整えてからさかさまにして乾燥させる
水分が根元に下りて筆鋒が膨らんで、筆管が割れることがあるから


このとき洗いが不十分だと筆の根本から墨汁が降りてくるので、又、流水で同じ様に洗う。
2.3度繰り返せばGood

吊るしておかないと水分が根元に下りて筆鋒が膨らんで、筆管が割れることがある
すぐに筆筒にさしてはいけないし
ラップなんて考えられない。

練習後は、筆が乾く前に洗う。
学校で使用して帰宅するまでが長いと困るな。まったく。

ラップで包んで湿気の多いところに放置すると、墨だまりが腐敗し、(夏はカビるぜ)筆がダメになることがある。
筆の消耗を早めないように筆を可愛がってあげましょう。