植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

Kelly Yost 「Dreams」

2009年01月28日 11時51分38秒 | 天音、玉音、ハープ
Kelly YostのDreamsというCDを今は治療院のBGMにしている。

帰り際に患者さんが、「こちらは有線ですか?」と尋ねる。「いいえ、CDですよ。Kelly YostというピアニストのDreamsというCDです」と答えた。

先日も他の患者さんから電話で「先生のところでかかっているCDのジャケットをコピーしておいて頂きたいのですが…」と頼まれた。

もっと前にはこれまた別の患者さんの付き添いの息子さんから「ここに来ると落ち着くんです。かかっているCDを教えてください」とも言われたし。

自主映画「地球交響曲 第六番」(龍村仁監督)にKellyは出演している。「全ての存在は、時空を超えて響き合っている」というコンセプトで作られたこの映画の中で、kellyは次のように語っている。

Not perform but Reveal.
「自ずと然る(おのずとしかる)」と訳されている。

「演奏者の使命は、その超越的な力に奉仕することです。音楽の中には、作曲家や演奏者をはるかに超えた霊的な本質というか、光にも似た偉大なる力が潜んでいます。その力を引き出し、その光の中に溶け込み、自分を消し去ること。それが私の目指す理想の演奏なのです。」(映画のパンフレットから抜粋)

そんな思いでピアノを弾く彼女の指先から紡ぎ出される音楽が、自己主張を消し去った静謐な空間を作っていくのは自然なことだと思う。そしてそれが人が癒される場に合っているのだろう。
コメント
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