2月17日~20日の3泊4日で台湾に行ってきました。隣町奥沢で古い民家を借りてびわの葉温灸などのお手当の講習会をときどきやるんですが、そのために僕はその古民家の運営スタッフの一人になっています。そのスタッフさんの一人が連れてきて紹介してくださったのが地元在住の平野久美子さんという旅行作家さんで、今回はその平野先生の引率で「台湾スタディーツアー」なるものに参加してきた、というわけです。平野先生は台湾にとても造詣が深い方です。著作も『トオサンの桜・散りゆく台湾の中の日本』(2007年1月発行 小学館)、『水の奇跡を呼んだ男』(2009年5月 産経新聞出版刊)、『台湾好吃大全』(2005年11月発行 新潮社)、『中国茶と茶館の旅』(2004年7月発行 新潮社)など多数著わされています。今回はたくさんのことを先生から学びました。
今回のツアーは僕以外はみな女性で、参加目的も美味しいものが食べたい方、夜市、マッサージ、温泉に行きたい方などそれぞれおありだったようですが、僕にとっては30年ぶりの台湾であり、かつ38年前に55歳で亡くなった父が生きていれば同世代の台湾の方の話も聞けるというので参加してみました。
僕は父が台湾人で母が日本人です。父は戦前に台湾から日本に留学しに来て、東京医科歯科大学を出て今の治療院のある自由が丘で産婦人科を開業していました。父は家の中ではまったく台湾語を話さず日本語だけで生活していました。父は僕に台湾語を教えることは一切しなかったので僕は今でもまったく台湾語を話せません。ですので今回父の故郷である台湾に行きましたが地元の人とは台湾語では会話を交わせずちょっとさびしい思いもしました。
今回のスタディーツアーでは故宮博物館、二二八記念館、高砂義勇隊慰霊碑などといったところを平野先生に案内され訪れました。故宮博物館では平野先生のコネでVIPも案内するという方に故宮博物館を丁寧に案内していただきました。まったくありがたい話です。
続く
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