今日、ありがたくもFacebookで過去記事を紹介してくださっていたので、アップしてみました。
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『魂の法則』(ヴィセント・ギリエム著、ナチュラルスピリット、2014)を読んでいる。著者はスペインのバレンシア大学でがん遺伝子の研究をしているスペイン人。妻とともに無償でレイキヒーリングをしたり病気の感情的原因についての講演活動をしている。
本書は幽体離脱をした際に出会ったマスターとの対話という形で、様々な解説がなされていてとても興味深い。以下、がんについてのスピリチュアルな視点からの考察に参考になると思われるところをあげた。
( )内は私の意見です。
Q.肉体的な病は、特定の感情やそれを抑圧することと関係がある、と何度も言われましたが、それを掘り下げてみたいのですが。
A.そう、感情を黙殺してしまったがために魂が病気になった人は多く、魂が病気になると、肉体も魂と密接に結びついているので、病気になってしまうのだ。
Q.肉体的な病気なのに、感情面に起因しているのですか?
A.その通りだ。君たちの世界では感情を抑圧することが、精神的にも肉体的にも病気の最大の原因となっている。
Q.精神病に関してならそれに同意できるのですが、癌はどうでしょうか?癌は遺伝子の異常で起こる、と科学的に証明されていませんか?
A.遺伝子の異常は癌のすべてのケースに認められるが、多くの場合、それが最初の要因ではない。
Q.では最初の要因は何ですか?
A.話した通り、原因は精神的なもので、霊的な内面を抑圧したことと関連がある。人は感情に従って行動しなければ、内部に深い不快感が生じて苦しむ。それが、怖れ、憤り、憎しみ、悲しみといった精神的に有害な「エゴ的感情」を生み出し、それらが病気の原因となってしまう。人生で直面できないような困難な状況に出くわして、気持ちが滅入ることがある。そのような場合を感情的トラウマと呼ぶとしよう。
Q.感情的な不快感はどのように肉体に影響し、最後に病気となってしまうのですか?
A.精神的に調子が悪い時には、霊体とメンタル体との間でショートが起きていて、それがエネルギー体(アストラル体)に伝達されると構造を乱して、波動を下げてしまう。この「エネルギー低下」は、送電系の一部が停電したように、アストラル体の特定の箇所に支障を来たし、そこと繋がっている身体の部分にきちんと活力を与えられなくなってしまう。こうして生命エネルギーが不足して活力をなくした領域は身体の残りの部分と連動しなくなり、その結果、活力を失った組織は他と調和して機能できなくなってしまう。エネルギーの供給が途絶えると、通常の細胞の機能は影響を被り、遺伝子異常が起こり始め、細胞が破壊されて進行性の病となったり、細胞が制御不能なほど増殖し始めて癌を発生させたりする。
(→聡哲注:まず、私たち人間は「肉体」だけの存在ではなく、ほかに「アストラル体」「メンタル体」「霊体」という構造体であるという認識がベースにあります。物質界と霊的な世界との間には濃度の中間的な階層が存在しており、一番濃密なものがから最も希薄なものへと順に物質界(物理的世界)、アストラル界(エネルギー界)、メンタル界、霊界となる。私たちが経験する死というものは物質界の肉体が崩壊するだけのことで、私たちの本質である霊体はそのまま存続し続けている。私たちの感情は魂(霊体)から生まれ、思考は頭脳(メンタル体)から生まれる。)
Q.感情の葛藤を解消すれば病気を治せる、ということについてはどうですか?
A.それは正論だが、問題を解決できるためには、本人にかなり深い変化が起こらねばならない。「エゴ的感情」にしがみついたままで感情を抑圧し続ければ、一つの病気が治ってもまた別の病気なる。それは特定の葛藤を解消できたとしても、同じような「エゴ的感情」を引き起こす別の葛藤が再び現れてしまうからだ。こうして病気の根本的な原因に行き当たる訳だ。
(→多重がんの患者さん、例えば20年前に胃がん、5年前に大腸がん、そして今回肺がんと診断されたような方は、その都度、手術やその他の処置で腫瘍巣を取ったかもしれないが、がんを育ててしまう魂や心の状況はずっと継続しているのかもしれない)
A.本当に病気を発病させる原因とは、エゴとその顕現形態なのだ。そして、治癒効果があり健康にするのは、愛とそれを表現することなのだ。これは、確かに断言できることだ。
(→私たちは魂の存在であり、魂の目的は果てしなく永遠に愛と叡智において進化し続けること。「病気を治すには心構えを変えること」と良くいわれる。この場合は肉体を治すことが目的で、それを実現するための手段として心構えを変える、精神的に向上することを目指している。これは主客転倒ではないか?私たちは魂を向上させるために何度も輪廻転生を繰り返している存在なのだ。「魂の向上を図ることが私たちがこの世に生きる目的であり、それを実現するための手段として病気というきっかけが与えられている」と考えている)
Q.しかし僕たちには大なり小なりそういうことが起こるのではないでしょうか?つまり、ほとんどの人に憤りや悲しみや攻撃欲を目覚めさせて不機嫌にさせるような物事が、人生ではいろいろと起こるのではないでしょうか?僕は感情の抑圧についての説明がかなり自分に当てはまると思いましたが、癌になっていないのはなぜでしょう?
A.確かに、君たちはときどき病気になるが、癌のように本当に重い病になるには、感情的な不快感に「囚われて」いなければならない。囚われるというのは、不快感が恒常的な固定観念に変わり、「エゴ的感情」に支配されるがままとなり、相当長い期間そのままの状態でいるという意味だ。長いこと、眠りの妨げとなる場合もある。また、そういう感情を発散させたり表現する、すべての手立てを抑制した場合である。
(→そう。一時的なストレスによって癌になるのではない。恒常的に続いている、自分ではどうすることもできないような環境下にいると癌リスクが高まると考える。または自分でそのように思い込んでいるということも。これなんかは江原啓之さんの言う「肉体の病」「心の病」「魂の病」のうちの「心の病」というやつであり癌が典型的なものな気がする)
Q.では、癌になりやすい性格というのがあるのですか?
A.そうだ。「エゴ的感情」(憤り、憎しみ、悲しみ、怖れ)に流される人と、感情のやり取りや表現が抑圧されていると感じている人だ。
以上
植物によるがん治療のお手伝い (自然療法、エドガーケイシー療法、アロマテラピー、バッチフラワーレメディー)聡哲鍼灸院
当院はびわの葉温灸や生姜湿布、里芋パスタといった“自然療法のお手当て”に加え、エドガー・ケイシー療法、アロマオイルテラピー、バッチフラワーレメディーなど主に植物による「身体と心の養生法」をお教えして、がん治療のお手伝いをしている鍼灸院です。
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