植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

あけましておめでとうございます

2013年01月10日 11時24分58秒 | 個人的体験・雑感

新年、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

昨年末は26日でいったん診療を終えました。が、予想通り腹水の患者さんからの往診依頼がありまして、28日には鎌倉、29日には岩手の一ノ関とその帰りに仙台の患者さん宅に参りました。

 

正月は家族と新潟でスキーをしてきました。子供の上達は早く今では私たち親より上手に滑り始めています。来期は親子でスキースクールに入らないと子供に追いついていけなくなりつつあります。

 

さて今年の抱負。

今年は後進を育てたいというか自分の持っているものを次の世代に渡していきたいと思う気持ちが強くなってきましたので、機会を作って「がん治療のお手伝いができる技術」を伝えていきたいと思っています。

 

骨転移の痛みに使う皮内鍼(ひないしん)は鍼灸師の資格がないとできないので、伝える相手は鍼灸師に限りますが、それ以外の温灸や腹水・胸水取りの里芋パスタなどはこと資格に関しては不要ですから誰にでもお伝えできます。(正確に言えば温灸は灸の一種ですから鍼灸師しかしてはいけないのですが、現実には「びわの葉温圧療法」という名称で同様なことが行われています)

 

北海道や関西、九州の方から「こちらのほうで先生と同じようなことをやっている先生はいませんか?」という問い合わせはしょっちゅうありますので、理想を言えば札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、高知、福岡あたりで勉強会ができればと考えています。もしこれらの地域の方で「がん治療のお手伝いができる技術」を学びたい方がいらっしゃいましたら、声をかけて頂けると嬉しいです。ともに学びの場で育ちましょう。そうして頂ければ地域の方に対応して頂けるので私が往診に行かずともよくなると思うのです。

 

 

 

あ、大事なことを書き忘れた。単に技術の伝承ではなくて(それは手段)、癒しを発動するのに必要な心の状態とか祈りとかそういう物事の本質、そっちのことを伝えるのが目的でお話をしたいんです。よろしくお願いします。

 

あとの抱負は「患者さんとともに遊ぶ」ことかな。

「なに?遊ぶだと?患者はがんを治そうと必死なのに『遊ぼう』なんて自分が当事者ではないからといっていい気なもんだ」とか思われているでしょうか?

 

いえいえ、私の言う「遊ぶ」というのはただplayするという意味ではないんです。がんという同じ病を抱えた患者さんが短い時間でも共にいて、同じ体験をする、それも楽しく。ということが大事だと考えているんです。

 いま白鳥澄江さんという心理カウンセラーの友人に「がんを癒す心の使い方」という月一の心の勉強会をうちの患者さんを対象にしてやってもらっているんですが、彼女がその会について書かれた文章が参考になりそうなのでここに書きますね。それを読んでいただいて私の伝えたいことがお分かり頂けると嬉しいんだけど。

 

「わたしや主催者の聡哲さんが大切にしているのは、たんに知識を伝えるのではなく、勉強会という「場」そのものが機能することです。共感や受容、シェアや質問など、参加者どうしがそれぞれの話を聴く、聴いてもらうプロセスを通して、ダイナミックに場の力が働き、そこから人間が本来持っている癒しの力が働くのではないかと思っています。」(白鳥澄江さんのフェイスブック投稿より)

 

 そうなんですよ。共に一緒にいることで癒される。それをしたいんだよね。場ですよ、場。

 

私の役割はそういう「場」を提供することなんです。「遊び場をつくる」こと、これが私の使命、ミッションでもあるので。なんせ西洋占星術?では私は木(もく)の性質が強いとのことなので、これはきっと大きなブナの木のように木陰で皆を休ませる、憩わせることだろうと想像しています。

 

 


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4 コメント

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メールで (聡哲)
2013-01-18 00:21:16
ぜんさま

 おお、大事な時期ですね^^
 
 どうぞ、ぜんさまの都合のいいときにご連絡ください。
 そうですね、こちらにいらっしゃるのであればプライベートなことですからメールでご連絡頂ければと思います。

 もし仙台でほかの方ともご一緒に習いたいとのことでしたらオープンにこちらのブログでのほうがいいかもしれませんね。

 こちらこそどうごよろしくお願い致します。

 なお私のメールアドレスはsoutetsu☆yhc.att.ne.jpです。(送信する際には☆を@にして送信して下さい。スパムメール防止のためにこうしています)
返信する
ありがとうございます (ぜん)
2013-01-17 18:12:05
聡哲先生、お返事ありがとうございます。

妻がもう少しで臨月に入るため、
子供の面倒を見ながらと、
時期が定かではありませんが、

できるだけ早くに教わりたいと思いますので、
都合のつき次第、ご連絡差し上げます。

ブログが良いでしょうか、
メールが良いでしょうか…

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
返信する
ありがとうございます。 (聡哲)
2013-01-17 11:16:21
ぜんさん

 初めまして。
 さっそくの投稿、ありがとうございます!嬉しいです(^o^)

 仙台ですか?それでしたらぜひ、びわの葉温灸や里芋パスタといったお手当も学んで頂いて、がんの患者さんを助けて差し上げてください。

 もし東京の当院にいらして頂けるのでしたら、私のしていることはすべてお教えします。
 または仙台で講習会の用意などをして頂けたら参ります。

 どうぞよろしくお願いします。
返信する
共にできれば、とてもありがたいです。 (ぜん)
2013-01-16 17:53:53
聡哲先生、いつも参考になる資料、ありがとうございます。

仙台に住んでいる鍼灸指圧師です。

この世界に入るきっかけをくれたのは、お世話になった方のがんで、がん治療のお手伝いをしたいと思いつつ、学べる場を探していました。

今ははりきゅう整骨院をしていますが、
がんの方の手当も学びつつ前進していけたらと思い、前から気になっている聡哲先生のブログにて書き込みさせていただきました。

共に学べたら、とてもうれしく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに、生姜シップや里芋パスタは今までやったことがないので、これから練習します。

気づきを、そして後押しをありがとうございます。
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