with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第22話《ライムストリート駅で待ち合わせ》

2023年03月24日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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今日はマージーサイドダービー

試合はランチタイム・キックオフ

チケットを届けてくださるえりさんとは午前10時にライムストリート駅で待ち合わせです。

時間はまだたっぷりあるからゆっくり朝食を頂くことにしましょ

ビュッフェスタイルってついついたくさん食べちゃうよね

そう思いながら他の人のお皿を見てびっくり

フライドポテトやボイルドエッグ、ソーセージやハムが山盛り~

「みんな凄いなあ

「体格が立派な訳だよね。」

 

朝食を頂いてるレストランの窓はロードネルソン通りに面しています。

2階の大きな窓からその見慣れた通りを眺めて頂くモーニングコーヒー

ツアーじゃない旅はこんな風に時間に余裕が持てたりしますね。

「この景色が見慣れているなんてとても不思議

初めてリヴァプールを訪れようと奮闘していた2008年

あの時にはこんな自分を想像していなかったもの…。

一人のこんな時間は旅を感慨深くするんですね。

 

そろそろ観戦準備をしてライムストリート駅に向かうことにします。

今回もホテルから駅はすぐです。ホテルはフットワークで選ぶようにしていますよ。

スカウスハウスさんに紹介して頂いたえりさん

初めてリヴァプールを訪ねた2008年以来の再会です。

あの時は個人ガイドをお願いしました。

キャラガーのお店で食事をしたり、メルウッドも連れて行って頂いたなあ。

そんな思い出にふけってる間に駅の待ち合わせ場所「Cafe COSTA」に到着。

滞在中に私がよくコーヒーをテイクアウトするカフェです。

現在はカフェの建物の外にもテーブル席が出来ていました。

「えりさんはもう到着してるかな

今日はロンドン経由の女性2名も同じ試合を観戦と聞いています。

「あそこの日本人らしき人が誰かと待ち合わせしているみたい

「この方々はもしかして」「一緒に観戦する日本人の方

勝手に思い込みながらキョロキョロしてる私。

まもなく見覚えのある女性が笑顔で近づいて来ました

すぐに誰なのか分かりましたよ。「懐かしいですね~

今日はえりさんも一緒に観戦だそうです。スタジアムも一緒ってことですよね。

グディソンパークには初めて行くので心強いなあ。

えりさんと会話をしていると前方から日本人の女性が2人。

「初めまして~

同じ試合を見たくてリヴァプールまで来た同士。

打ち解けるのは早いですよ

さあグディソンパークに向かうことにましょう。

 

 

 

 

続く

 


第21話《無線LANの状態が!》

2023年03月23日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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今回も早めに予約したから部屋に入って感激です。

大きなダブルベッドが部屋の中央にドカーン

割と広めの部屋で落ち着いた感じです。

早速パソコンをセットしてみなきゃ。「電源、電源」

デスクの横に1つ見つけたよ「えっ 1つだけ

考えてみてくださいよ。

携帯の充電、デジカメの充電、パソコンの充電。

「今どきの旅では3つは欲しいですよね

「仕方ない」「1つを順番で使うしかないか

そして電源を入れて電波を確認。

「ホテル名の電波がFREE・・・」

「何だあ

電波はフリーだからここにセキュリティコードを入れる必要はないよね。

こんどはインターネットをクリック

「あ~ これなんだあ

インターネットをクリックしたらホテルのホームページだよ。

いつもの自分のパソコンに設定されているホームのサイトじゃない。

 

「ありました~

ホテルのホームページ画面の中央にIDを入れるところ。

「IDを入れて、パスワードを入れてEnter

「いつものホームページだ。」「やったー

「これでペットシッターさんからのメールが読めるよ

「それにブログの更新も出来るはず

でもすぐに電波の弱さに気が付きました。

「電波状態表示の棒が1本とか2本しかない

自宅だったらこの表示は5本とも立っているのにです。

「どうしよう(°.°;)どうしたらアップロード出来るの

「もしかしたら画像のデータが小さかったら出来るの」「それなら出来るかも

 

まずはブログのために画像サイズを小さくして撮影。

パソコンが苦手な私にはこれ位しか思い浮かばない。

小さなサイズなら何とかアップロードが出来ました

「一つ解決してまた一つ難問

「スマートフォンのIDを入れる場所が分からない

「あまりにも旅行寸前に買い替えたのがまずかった

「スマートフォン自体が分からないことだらけなんだもの

 

 

 

 

続く

 


第20話《お部屋でネットを使いたい!》

2023年03月23日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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ホテルに到着。リヴァプールでは初めて宿泊するホテルです。

チェックインでインターネットを使いたいことを伝えなきゃ。

無事にセキュリティコードを聞くことが出来るかなあ。

「ちょっと不安

「チェックインは何度も経験しているから何とかなると思うけど

フロントでエクスペディアの予約表を渡したらチェックインはすぐに終了です。

前回エクスペディアの予約を利用したのはバレンシアのホテル。

その時にはこの印刷物は必要なかったんですよ。

パスポートを見せると予約されていることが分かってチェックイン終了

今回は予約の時にパスポートの情報を伝えませんでした。

予約方法が変更されたんですね。

 

さあチェックインしたところでここからが肝心

「Can I use ~」

インターネットを使いたいことを伝えます。

「何台」って聞かれました。

「パソコンとスマートフォン・・・二台」

すると2枚の紙を渡されました

「こちらがPC、こちらが携帯電話」

急いでカウンターにあるペンをお借りして、それぞれの用紙にPCとTELの文字を書き込んでみます。

フロントの方もそれを見て頷いてくれて何とかうまくいったみたい。

このホテルは台数ごとのIDが必要みたいです。

「想定外だ

 

セキュリティコードじゃなかったのがちょっと不安。

日本では無線LANを使わせて頂くときに教えて頂いたのは無線の電波のセキュリティコードだったんだもの。

今回ホテルで教えてくれたのは「ユーザー名とID」

パソコンのこともあまり詳しくない私には意味が分からない。

「英語で尋ねる訳にもいかないし

「部屋でセッティングしてから考えたらいいか

「きっと何とかなるよね

 

 

 

 

続く

 


第19話《さすがトルコ人だった》

2023年03月23日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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何とか入国

入国審査だけでへとへとな私

前回来たとき、タクシーでシティセンターまでは£15程だったよね。

「またタクシーを使っちゃおう」「だって円高だもん」

早速タクシー乗り場へ直行。

「あっ コンビニに寄ってお水の購入は忘れませんよ

お札を崩して、タクシーのドライバーさんに渡すチップ、£1コインを用意しておきます。

 

タクシー乗り場で順番に乗車。

「何だかスーツケースの積み方が雑だなあ・・・」

内心思ったのは正しかったんです。

「運転も」「凄いスピード~」「体が左右に振られる

ドライバーさんは確かにイギリス人て感じじゃなかった。

イギリスのタクシードライバーって他の国に比べたら「信頼出来る」イメージだったのになあ。

「事故だけは勘弁してくださいよ

心の中で祈っていると突然ドライバーさんが話しかけてきました。

「もちろん英語。」

すぐに「英語は苦手」と答えます。

だから優しいシンプルな英語です。

「リヴァプールには観光」「リヴァプールに友達はいるの」「何日滞在するの

英語で言える範囲で答えていると質問がだんだんあれ

「年はいくつなの

「結婚しているの

「リヴァプールにはボーイフレンドはいるの

何だか質問がおかしな方向だよねー

「リヴァプールにボーイフレンドが欲しくない

「僕がボーイフレンドってどう

イギリスに来てこんな風に声をかけられるのは初めてだから驚き。

女性をすぐに誘うのはイタリアとかトルコやギリシャってイメージ

「そういうのはよく聞くよね。」

「女性を見たら誘うのが挨拶のようなものらしいよね。」

「やっぱり」ドライバーさんはトルコ人でした

リヴァプールFCファンだって話してみます。

彼はガラタサライのサポーターだそうです。

ガラタサライのサポーターってかなり熱いんですよね。

それにしてもやっぱりトルコ人だった。

トルコへの旅行の時には普通にこんなお誘いがあるのね。

トルコやイタリアやギリシャへ旅行するときの勉強になったかも

 

 

 

続く

 


第18話《入国審査では知り合いも親せきもいません!》

2023年03月22日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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実は出発寸前に出会ったブログにとても大切なことが書かれてました。

特にロンドンオリンピックが決まってからは入国が相当厳しい。

入国審査の時に「親せき、友達、知り合い」がいると言うだけでとても面倒なことになると

娘さんが出産するので手伝いに来たお母さんのお話もありました。

「娘の所に来た。」と言うと暫く足止めをくわされたと

「信じられない

日本人の感覚としては、娘さんのところに来た理由の方が楽な気がしますよね。

これは逆らしいんです。

 

「読んでいてよかった案の定、私も聞かれました。

最初は何を聞かれているか分からなかったらボケっとしていたんです。

その後審査官が「友達は東京」「親せきは東京

こんな言葉が耳に入ったのでブログで読んでいたことを聞かれてることに気付きましたよ。

「イエス、東京

「イエス、東京

それだけ繰り返すと頷かれてその質問は終わり。

「本当に読んだ通りだ ブログに出会ってて良かった

胸を撫で下ろしたのもつかの間

またまた前回と同じくリヴァプールに来た理由を根掘り葉掘り聞くんです。

前回のリヴァプールへの観戦記のお話を読んで頂いた方は覚えてらっしゃいますか

やっぱり根掘り葉掘り聞かれたんですよ。

「リヴァプールFCの試合を観戦に来た」

そう伝えるとその場が和んで、とても審査官の方が優しかったことを書かせて頂きました。

「今回もその手だ

きっと審査官とのやり取りも和むと信じて試合観戦に来たことを伝えたよ。

「これでうまくいくぞ

ところがそうはいかないどころか逆効果

「なによー

審査官はチケットをどこで手に入れたかを聞いて来たんです。

ありのままにスカウスハウスさん(業者さん)と言おうと思った瞬間です。

さっきの質問で「リヴァプールには知っている人は誰もいない」と答えたよね。

「これって誰かに会ってチケットを受け取ること・・・」

「だから先程の質問の答えと食い違う

そう思ったから咄嗟に判断「インターネットで予約しました。」

この答えならうまくいくと思ったのに

「予約表を見せてください。」

 

「ええっピンチ

嘘だから予約表なんてあるわけないよ。

「どうしよう どうしよう

でも英語が出来ないことが幸いしちゃった。

つまり言いたいことがもともと英語でちゃんと言えないんですから誤魔化せる。

なんて答えたらいいのか分からなくてあたふたしている私。

審査官は「英語が出来なくてあたふたしてる」と思ってくれたみたい。

「ちょっとラッキー

「そうだ

一か八かって感じでだったけど、「チケットはホテルで受け取る」と答えてみます。

英語の表現が合っているかどうかなんてもう考える余裕もないです。

以前より一層厳しくなってる入国審査。

「ふっー」何とかこの「ホテルで受け取る」ということで解放して貰うことが出来ました。

 

次回からはもうフットボール観戦を目的にしても場は和まないって考えなきゃなあ。

次回の入国時にはもっとありきたりな理由を考えてこなきゃ。

博物館に来たとかなら足止めされないかなあ

繰返し入国するのに友達も家族もいなくて、観光だけの理由は何だか不自然だものね。

だからフットボール観戦はちょうど良いと思っていたんだけど

「予約表を見せなさい」になるとこれは使えない。

「イギリスの入国審査って何とかならないのかなあ

 

 

 

 

続く