しゃけの携帯写真

携帯写真で景色撮るのが好きなのです。見てください。

もんだり・・摘まんだり

2011-05-12 16:10:15 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


首の神経中枢にあった腫瘍摘出をした俺が現在歩けちゃうのは、名医のおかげであり
かなり奇跡なことである。
まづは、そこに感謝しないと不自由であることに押しつぶされてしまう。
押しつぶされてへこたれてしまっては、しゃけではなくなる。



あきらめない
あせらない
おこらない
感謝をわすれない



これをリハビリを継続する心としますので、バイクに乗れるまで長くかかると思いますが、
応援して下さい。
しゃけは、弱虫ですので、このようにあらかじめ表明した方が良いのだと思います。




家の近くの豊岡第一病院。
入院していた防衛医大病院とは連携がある。
ここがリハビリ闘病の戦場になる。
いや、そのように考えるより、バイクに乗るための
教習所と思った方が良いかもね・・・・




ゴムのボールで握力アップ。
毎日数百回やるのだが・・・・おっと、あせっちゃいけなかった

力がつくこと以上に、『そっともむ・そっと摘まむ』という訓練が大切らしい。
だれか、搾乳させてくれるとリハビリに・・・・

摘む方は左の親指・人差し指・中指でそっと摘まみ、目隠しして何をつまんでるか当てる訓練で
触角の感覚アップが必要。

握る方は左の中指・薬指・小指でしっかり握る訓練が必要。




左手で、影絵でやる『きつね』の形にチャレンジするがなかなか出来なくて・・・
指一本動かすのに、非常に沢山の神経や、刺激の反射や脳からの反射の制御が働いて指の動きが定まる。
神経の左腕の神経の幹が一部壊れてるようだ。それじゃ左腕はアウトかと言うとそうでもないらしい。
例えば、人は熱いものにさわるとパッと手をどける。これは脳が考えて指令を出してるのではなく末梢神経
が反応して筋肉が動き、大げさな反応だと脳が反射を制御するというメカニズムらしい。(判る?)
だから、生きている末梢神経を筋肉を動かし刺激して、脳に覚えされるようなことがリハビリの道筋のようだ




友人にいただいた山梨産の、小指の先くらいの可愛いお目目のついた石のお守り・・・
この子たちがリハビリにとても役立っている。目をつぶるか石が見えない状態で左指の不自由な触覚を
たよりに左手の指で石を摘まむ練習をする。難しいが少しづつ出来るようになる。
しゃけ・・・頑張れよと自分ではげましちゃうよ。




義兄に貰った米空軍メダル。
これも貴重なリハビリ道具。これを左手でテーブルから拾い上げて、手の中で裏返し
そっとテーブルに置く。この、そっと置くというのがなかなかできない。




薬は、種類が多く間違えないように一回分を缶のふたに綺麗に左手だけで並べる。
薬の説明書を確認し間違いないと、別の友人からもらった水晶製の『無事かえるお守り』をカチッとおいて確認終了。
正直、薬は飯よりありがたい。痛みが数時間緩和できる。
それだけに絶対用法や量を間違えてはならないし、もっと飲みたい誘惑に勝たなくてはならない。
水晶のカエルは、そのための大事な大事な見張り役なのだ・・・




肩や首の強烈な痺れ・痛みよりはましだが、鎮痛剤が効きにくいのが尻。
尻には鎮痛剤の入った膏薬を貼る。
毛も生えず、色白で割としゃけ尻は綺麗?クリックすると大きくなるよ(誰がするか!)。ふふっ
万一、不快な人がいるといけないので綺麗なお花も付録に付けました。




手術をして一番自信が持てて回復したのは、左足を引きずらず歩けるようになったこと。
約40分で5000歩くらい歩けるようになった。
だが、実際公園など起伏のあるところを歩くと、散歩してる人の標準いかの速さでしかない。
歩くバランスがイマイチなのだと今日判った・・・
忍者の綱渡りのように、一歩ごとにつま先を先行する足のかかとに交互にピタッとつけて歩く練習をするが
これが思いのほか出来なくてよろよろした。
足は少し自信があったので、ちょっと泣きたい気分・・・・
ま、少しづつ頑張ろう




歩けるんだから、良いじゃないかと逃げ腰無気分が早くも出てくる。
しかし、リハビリの指導の先生は歩ける距離よりバランスを重視してる感じ・・・・
写真のように左右のバランスをモニターで確認しながら歩くマシンもある。

長い道のりだが、笑いながら歩いて行こうぜ!しゃけちゃん・・・



写真を見てくださってありがとうございます。
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公園再デビュー

2011-05-09 15:54:50 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


久々に公園デビュー。
近くの県立彩の森記念公園で撮影の肩慣らし。

命拾いしたしゃけちゃんは、生命力あふれる写真が撮れるでしょうか・・・




入院している間に、花はほとんど終わっていた・・・・・・
しかし、例年なら残ってるはずのないチューリップがまだ色気を漂わせていた。
う~む・・・やはりハナの下が長い奴は生命力が強い




数十年前は米軍居留地だったこの公園。
春を感じるには、地面に寝そべるのが一番。
こんな体位も取れるようになったしゃけちゃんです。




シャガはいつもより遅れ目で今が盛り。



栃の花が今は主役級の女優。



ハナミズキはだいぶ年増になった・・・・それはそれで魅力的だが・・



小さいが、フェロモン出してる花は綺麗。



ちらほらと花は残っていますが、季節はいつの間にか完全に青葉の季節。







本日一番心ひかれたのが、ガマズミの生命力。
花が山にたなびく雲のようだった。


今までガマズミ等、気持ちを向けたことはなかった。
でも今日、最も命を感じた被写体となった。
一生懸命、健気に毎年生を営んでいる美しいガマズミを忘れることは無いと思う。



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しゃけの入院生活

2011-05-07 19:09:42 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


やっと退院。まづはPCが使えるかどうか心配。
痺れや痛みは鎮痛剤に頼らざるを得ない。超ぎこちないがキイが打ててまずは安心。
ブロガー復帰第一作ですよ。




手術を6日後に控え、4月7日に入院。
近付く病院は本当に恐ろしかったし、逃げたかった。




無言で手を重ねるしゃけ妻。任せておけって必ず戻るからというものの、顔はなきそうだったかも



バイク仲間や友人や兄弟から貰った、花や千羽鶴や各種のお守りや菩提寺のお札、寄せ書きなど
勇気の出るものは全部病室に並べた。・・・・・しゃけは弱虫だ




板さん(中央の海の家の親父の様な人)がしゃけ号に乗って、仲間を連れて来てくれた。
本当に遠くから有難く、嬉しかった。久し振りに自分のバイクの爆音を聞いて楽しかった。
だが、笑っているしゃけの表情は、怯えて泣いてる感じに見える。




手術前日の日が暮れる。夕陽を見て祈ったことは、今日まで恐怖に押しつぶされることは無かったことへの感謝と、
当日も平静を装う事ができる様にということ。
御利益あって冷静に当日を迎えた。冷静すぎてストレッチャーで運んでくれた看護士さんにエロい冗談を言って笑ってもらった。
麻酔をかける前に、一番綺麗な看護士さんが、やわやわと珍子を洗ってくれてるのを感じ心なしか少し元気。
死んじゃうかも知れないから、人間らしさをちょっとだけ味あわせてくれたのかなというのが麻酔が効く前の最後の記憶。
七時間の大手術を経て、命を拾った。
朝日の写真は数日後のもの。
手術前は夕陽が恐ろしく、朝日が希望だった。
手術後は寝てるのも、食事も排泄も全て辛かった。それらを強いる朝日は辛かった。




命が助かり、色々な配管がとれ始めて、目に力が戻ってきた。
手術前のバイク仲間と一緒の写真とは表情が違う。

排尿も自分で取れるようになったが、尿器とコップが近く、間違えそうだった。
一回看護士が間違えて女性用尿器をもってきた時が、手術後最初の笑だった。




夜間は酸素摂取量が落ち、酸素吸入が必要。
後半、酸素は送らず圧縮の空気で足りるようになった。
歩行はかなり回復したが、腕の力が戻らず暫くリハビリが必要な様だ。
左手の握力回復を毎日数百回行う。
症状は一進一退だ。喜んだり不安になったり、やる気になったり落ち込んだり多重人格だ
漠然と、『闘病する人はみなそうだ』と思ったら少し楽になった。



付き添い付きで、外の空気に触れることが許された。
やはり、本能的に咲いてる花を撮った。
花弁が画面から切れちゃって下手な写真しかまだとれない。



毎年の持ち回りで行われる『カワサキW650オーナーズ俱楽部全国大会』が、今年は東海支部主催で賢島で開かれた。
前出の海の家のオヤジ風の板さん、しゃけ号に載って俺の代りに参加してくれた。
何と仁義に厚い御仁だろうか・・・リハビリをあきらめてバイクを断念するわけにはいきそうもない。
ホントに力強い応援団だ。




親しい友人が、巣鴨のとげぬき地蔵で、服用するお守りを入手してくれた。
とても珍しく、思い付いてくれたこと、わざわざ巣鴨まで行ってくれたことが嬉しく涙が出た。





一か月の入院は思ったより短かった。
自分はオロオロしながら寝転がっていただけだが、多くの御医者様、看護士の方、
友人や社友、家族から沢山の勇気を貰った。

夕日は、再び希望の象徴になった。
心から感謝して、リハビリに、仕事に、バイクに、写真に、実りある人生を獲得して
いきたい。




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過ぎていく・・・

2011-04-01 19:40:30 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


このところ、来てくれる人が多い。
一カ月24時間しゃけ妻と一緒の経験も初めてなので、来客はとても嬉しい。
いや、何もしゃけ妻と一緒なのに不足のある筈もなく、とにかくありがたいのだ
この1週間でも、会社のYさん、義弟のTさん、バイクの童子さんと続けて来てくれて、それぞれ珠玉の励ましを下さる。
手術が終わり志賀高原がオフシーズンになるまで会えないと思っていた、しゃけ姉夫妻が来た。
この地震災害と放射能もれが原因して、義兄のホテルもキャンセルが多数有った。
外人客の多いヴィラ・アルペンは特に辛かったと思う・・
そのために、時間もできて会えてしまったので、複雑な気分なのだ。

しゃけ姉夫妻・しゃけ夫婦としゃけ長女で食事をし、しゃけの愛する『彩の森記念公園』を散策。


先日板さんと行った西武新宿線稲荷山公園駅徒歩5分のニックス・レストランに行くことにした。
良く行く彩の森記念公園のすぐ近くなのだ。

写真クリックしてね。

ニックスは、入間基地が米軍ジョンソン基地だった頃からの米軍人が好んで通ったレストランだ。
今も、歴史を感じる米国料理が得意。
左は『オニオン・リング・サプライズ』というオードブルで、直系20cmくらいのオニオン揚げだ。5人でちょうどいいくらい。
とても米国人好みなサイズと味だった。右はメインのポークステーキ。




    写真クリックしてね。

木蓮はこの二日で満開になった。



ボケの花は、小さいけれど花弁の肉が厚い。花は人と一緒で個性が様々。良く見ると一株づつ表情も違う



沈丁花は姿よりも香りがセクシー



大島桜は、多くの日本女性を代表するように、化粧無しの素顔が美しい。



猫柳の陽と陰。 時が過ぎていく・・・・



時が過ぎていく。
時の不思議と縁の不思議について考えながら足を動かす・・

感謝すべきは人のもたらす温もりだけでは無い。
草花の美しさから沢山の勇気をもらっていることを感じる。

4月に命がけの手術をすると知ったのが1月25日。
4月にどんな想いで桜を見るのか考えるだけで恐ろしかった。

弱虫な俺は、結構沢山の人に早めに手術のことを話した。
(もう待ちくたびれた人が多い)

1人で背負いきれなかったのだ・・・・・

今、穏やかな気持ちで桜を見ることが出来る自分が心から嬉しい。

家族と多くの友人達と変わらぬ自然の営みに、心から告げたい・・・
勇気を頂戴し、有難うございます。



★ご愛読有難うございます。
今回を以ちまして『しゃけの携帯写真』は退院まで休止します。
本当に沢山勇気を頂き感謝しています・・・
4月6日まではお返事が出来ます。
そのあとも、沢山コメント貯めておいて下さい。
何回でもお願いします。
必ず戻ってきてレスします。(^^


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花を訪ねて

2011-03-29 20:49:25 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


娘が休日で、しゃけ妻と3人で昭和記念公園に花を見に行った。
いや・・・・連れて行ってもらったというのが正しい・・・
ともかく、3人揃って遊びに行くなど十数年ぶりではなかろうか?


 

本日の愛車は、これだ。
補助輪付きとは言え、久々の二輪?だ。
しかも、エンジンは、しゃけ妻としゃけ娘の2気筒バーチカル・ツインだ・・・
俺は何故か1亀●(気筒)。




国営『昭和記念公園』は、かなりの広さで、今の脚力では歩ききれない。
4月7日の入院のころには、一面のチューリップが咲き始めると思う。




今はまだ、小さなチューリップが数えるほどしか咲いていない。



小さい写真をクリックすると大きくなりますよ

左から、芝桜・ボタン?・クロッカス・珍しい色つき辛夷?・ラッパ水仙・ムスカリ・緋寒桜かな?



乙女椿。女性看護士さん?やっぱ看護婦さんと呼びたい感じ・・・



駐車料800円、入園料3人で1200円は国立なのに高い?でも、休息所もなかなか風情がある。



休憩所からの景色。亀が日向ぼっこで可愛い。



花にら。とても小さい花です。



昨日の『彩の森記念公園』よりデラックスな木蓮。



夫婦茶碗の様なクロッカス。



日本庭園に咲いていた馬酔木(あせび)。こんなに見事なのは初めてだ。



これが本日のベストだと思うが、いかがでしょうか?



最近、どうも逆光写真に魅せられた感じだ。
ややくどい写真だが、赤玉がこれだけ撮れたのも初めて。

本日は、初めて車椅子の世話になった。
交代で押してくれた娘と家内に感謝。


左手と左足が15%くらいしか効かない。
正直、仕事の出来なくなった状態から、手術する日まで長くて心身ともに辛い。
辛いが、何事も納得できる予定で悔いなく進めてきた。
闘病はいよいよ正念場だ。
強い気持ちで頑張ろう・・・それが唯一つ、力を下さる方々へ俺の出来ることだと思う。

改めて太陽を見ると、力を下さる多くの方の慈しみを感じる。

無限の慈光に今日一日の有難さを感謝。




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童子さんが来た!!

2011-03-28 20:32:04 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


バイク仲間の童子さんが今日の午後に来る。
『いいよ・・せっかくの休みに。』
とはいうものの、まるで孫を待つ爺の心境。首を長くして待つ。

ろくに歩けないのに、わくわくして、県立彩の森記念公園に写真撮りで時を過ごす。
ひとつ前のブログ記事、『杏が咲いた』も、今日この公園で撮った写真です。




雪柳越しに見る池は、ちょっと湖ぽかったですよ。



桜は枝が銀色に輝き、影も春めいてきました。




木蓮は沢山あると、小鳥が止まっているようです。
あと少し、明日あたり咲きそうです。



美味しそうな花粉に、虫じゃないのに誘われます。



『きぶし』という花です。かわいいと思います。すずらん思い出します。
とても小さな花です。



先ほどの記事で載せなかった杏。
こちらは、やわらかな表情です。




木蓮につられてはじけた辛夷(こぶし)。同じ仲間の様です。
まだ、銀色に見える蕾が沢山見えます。ここが公園で一番暖かいところかも知れない




広い公園内でも数本しかない、茶席に似合う『侘助(わびすけ)』
残念ながら、開きすぎてちょっと傷んでる・・・・
こんな時は、中年女性ヌードの要領で逆光を駆使。
おおお、美しい・・・




童子さんが来たので、一緒に峠を越えて奥多摩へ。(車で行った)
お気に入りの『カフェ・ド・マルコ』へ。
ここは、写真や陶芸、染色などの工芸を展示するギャラリー・カフェだ。
芸大出身っぽい個性的女性がやっていて、彼女の作るキッシュは絶品の旨さ!
今日はあいにく休みだったが、呼んだら出てきたので、入院で当分来れないと伝える。
悲しそうな顔をしてくれたのをすかさず、手を握り『直して、又来るからさ・・』と挨拶。




此処は我が家。
童子さんも、板さんも知り合ってからは短い。しかし10年以上は付き合ってる気がする。
ワイン産地の童子さん。上等なワインを頂きました。




カヴェルネ・ソーヴィニョンをフレンチ・オークの樽で寝かせた本格ワインのお土産。
しゃけ妻の活けた春の花。

こんなに、幸せであって良いのだろうかと・・・・心より思う。


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杏が咲いたよ

2011-03-28 19:07:29 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


杏が咲いた。実に好い天気だ。
写真でも撮りに行くか?

幸せな春の一日になりそうだ。




プチプチとポップコーンのように咲く杏♪
目にも口にも甘酸っぱい。
あんなに小さい蕾から こんなに ほっこり咲きました♪




春咲く花は、気温を感じる写真にしたい。
これもやっぱり杏です。




梅・桃・杏に桜。
みんな薔薇の姉妹だそうです。
他の姉妹に比べて、杏は表情が豊かだなあ。
もうじき桜が来るけど 今は杏が頑張ります。



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狭山モータースクールは、とても良いところです!

2011-03-22 19:11:58 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


母校・狭山モータースクールの師匠が、
千羽鶴を持って見舞いに来て下さいました・・・




1990年にサンキュウ事故(直線右折事故)をもらいDT200に乗っていた俺は、左足を骨折した。
会社での信用は失墜し、家族に迷惑をかけてバイクを降りた。
2004年に、うっかり14年ぶりで『オートバイ』という雑誌を買ってしまった・・・・
2005年に、乗りたい気持ちにどうしても火が消せず、しかし家族の賛成は得られるはずがなかった。
多忙であり、バイクの大型免許を取る暇もなかったが、何か前に進めたかったので教習所を申し込んだ。

2008年になり、少し時間が出来たしへそくりも25万くらいたまった。
『あのさあ・・バイク免許取るからさ・・』高校生が母親に媚びるように、しゃけ妻に宣言した。
『免許取るまでは、貴方の勝手でしょ?』と、しゃけ妻は笑った。・・・ずっとバイクへの想いを消せずにいたのを知っていたのだ・・

3年もたっていたから教習の権利は消えていると思ったが、狭山モータースクールは、教習をまだ開始してなかったから、
申込は有効だと言ってくれた。・・・環境は整ったが、しゃけは出来の悪い教習生だった。
20年前とは言え、オフロードだけで3万kmくらいは乗っていたから、バランス感覚は充分あるつもりだったが、
220KgあるCB750は思いどおりにならなかった・・・幅の狭い板を渡る一本橋走行で何時間もひっかかり、思った以上に頭は硬くなっていて走行コースをすぐ間違えた。適性検査もとてもバイクの運転に適したものではなかった。
かなり落胆し前向きな気持ちになるのに時間がかかった。

何度も励ましていただき、謙虚な気持ちになった。
『自分は下手だと認めることが大事』とその時気がついた。
翌日の卒業検定は、予想に反して1発で合格だった。
バイクライフは人生を変える程有意義な時間の始まりだった。
直ぐに付属のツーリングクラブ『Riders club狭山』に入会した。

2008年10月25日に、しゃけ妻の許しを得てW650を購入し、『W650オーナースクラブ』にも入会した。
2011年01月04日の病気発覚まで、約45,000Kmあまり走行した。



仕事の休止を決断した日、バイクライフを与えていただいたお礼と暫く乗れない報告をした。
普通に喋れるつもりだったが、師匠の顔をみて涙が止まらなかった・・・

何と心の優しい方々だろうか・・・
役員さんまで含め、多くの方が心をこめて折って下さった千羽鶴を届けて下さった




綺麗な虹色の綺麗な千羽鶴だ。
なんだか、熊がしゃけをもらって喜んでいるような姿だ




似たようなポーズだが、まるで別人・・・・・
30年前のしゃけちゃんだ。(赤ん坊は長女)





先日の奈良旅行でで会った中宮寺の菩薩様と並べて拝んだ。
虹の雲の様で、美人の菩薩様も喜んで下さった。





皆様、どうも有難うございました。
ありゃ、又若返った!!


【免許これから取る方へ】
狭山モータースクールは、安全で楽しいツーリングクラブがあったり、卒業後もテクニックアップ講習会や、白バイやトライアル選手を招いたり、ハレーの試乗会が有ったり、これ以上のアフターケアをしているスクールは稀有だと思います。
指導の先生も事務スタッフもまるで天使

航空ショーで有名な入間基地の東南、西武新宿線入曽駅が最寄駅。入間市・狭山市から送迎バスもあります。
所沢・狭山・入間の皆さま宜しくお願い致します。


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奈良の旅 第三日(最終日)

2011-03-17 14:13:57 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


最終日は京都に行こうと思っていた。
でも、この二日間ですっかり奈良が気に入ってしまった。
斑鳩の地に赴き、最古の木造建築法隆寺と中宮寺のたおやかな如意輪観音様に会いにいくことにした。




奈良で唯一気に入らなかったのが『せんとくん』。
鹿と仏像の合体したこの怪物は、仏像を侮辱し鹿も怒っているだろうと思う。
奈良の人の心意気を表しているとは思えないし、美しくも可愛くも感じない。




法隆寺山門の金剛力士像も、怒っちゃったかな?



45年ぶりの法隆寺。
時は流れなかったような錯覚に陥る。




御釈迦様の仏舎利塔(卒塔婆)である五重の塔。
北面には石窟内での釈迦涅槃像がある。日本的といいうより大陸的な仏教美術だ。
五重塔は、戦艦大和の艦橋の様に聳えていた。




用明天皇の請願、推古天皇、聖徳太子の努力によってこの地に開山した法隆寺。
飛鳥時代から今日まで1,400年、しゃけと同じ気持ちでこの金堂を仰ぎ見たものは数多居ることだろう。
本尊は釈迦三尊像。見慣れた丸顔の仏像とは違い、飛鳥時代の面長なお顔で威厳を感じる仏様だった。




『柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺』
有名な正岡子規の句である。『法隆寺の茶店に憩ひて』とある。
写真で見た子規の横顔と昨年行った東京根岸の子規の住まいを想い出し、古い知り合いにで会った気分。




平成10年(去年!)建立の百済観音堂。
よく教科書でみるすらりとした日本離れした観音様が此処におられます。
飛鳥時代の作と言われているが、どの仏像にも似ていない八頭身の仏様だ。
これほどの仏様でありながら17世紀まで文献にものらず定まったお堂も無かったのだから
大変謎深い仏様だ。立派なお住まいが定まって本当に良かった。




東大門から四脚門へ向かう。
法隆寺は今日は人出が少ない。



夢殿を過ぎ、更に東進すると中宮寺に出る。
中宮寺は門跡寺院(皇族ゆかりの御寺)であり尼寺である。その所為か、椿の下の句碑には宮内庁元女官長の句があった。
中学の時、ここの庵主さまの御案内で本堂の如意輪観音様に対面させていただいた時の感動が思い出され、早く会いたい
思いで気持ちが焦った。
昔とちがい、耐震耐火のお堂(昭和43年落慶)に入っておられた。
中は座敷になっていて、そばまでよって拝むことが出来た。御姿はこの記事の最後の写真をご覧ください

『心配することはないわよ。安心していってらっしゃい。』

と、来月手術を受けるしゃけ君におしゃって下さった。




最後の目的地中宮寺を後に徒歩で駅に向かった。2km以上あり今のしゃけには相当な距離。
しゃけ妻は心配したが、この旅の余韻を感じたくて歩いてみたかったのだ。
ある民家の前に素朴な古い地蔵様があり、一輪の花が活けられていた。斑鳩の里は仏様とともに生きる地なのだ




京都で新幹線に乗り継いだ。京都も20年ぶりぐらいだ。
駅前が未来都市の様でびっくり。




何も買ってなかったことを思いだし、記念にループ・タイを買った。
よろよろ歩いて爺らしくなったし、ネクタイがしんどくなったのが買う動機だ。
身につけたら、妙に似会って年寄りっぽくなった。




しゃけ妻が『時間あるから清水寺でも行く?』と言うが奈良の余韻を壊さぬためお茶を飲むことにした。
ケーキも珈琲も器も満足できるものだった。
右の写真は京都駅の駅弁。上げ底になっておらずに充分な量があってとても美味しかった。




帰りの新幹線が間もなくやってくる。
なんと印象深い旅で会ったことか・・・なんと心の救われる旅であったことか・・・
手足のしびれがきつく、行かれないんじゃないかと思った時もあった。
仏様としゃけ妻の、お導きに感謝したい。




写真は絵ハガキから撮らせていただいた中宮寺の如意輪観音菩薩様です。

旅を通じて色々な仏様に会った。
大仏様や薬師如来様の無限の慈悲、金剛力士や十二神将の力強さ、法隆寺のお釈迦様の威厳に満ちたまなざし、
薬師寺法主様のお言葉、沢山勇気をいただいた。

旅の最後に中宮寺の如意輪観音菩薩様にお会いできたことは、格別な喜びだった。
如意輪観音と言うと、ふっくらと艶っぽいお姿を連想するが、清楚な美しさの仏様であり、それでいて
躍動する直前の力強いお姿を秘めている。
アルカイックスマイルといって、世界的にたたえられている微笑とパフレットには書かれている。
また、スフィンクス、モナリザと並んで『世界の三つの微笑像』という表現もあるらしい。
しかし、それらの比喩を超越した無限の優しさは、新薬師寺の薬師如来様のまなざし同様に、目の前で
参拝した者にしか分からない感動がある。

忘れられない奈良の旅だった。



写真を見てくださってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


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奈良の旅 第二日

2011-03-17 00:50:23 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


奈良の旅行の二日目です。
今日は唐招提寺と薬師寺、多くの国宝が集められている『なら仏像館』、メインに新薬師寺に行こうと考えた。




左腕の筋肉に充分信号が流れない。朝食のトレイが持ち切れず、しゃけ妻に助けてもらう。
悲しそうな顔を見せずに世話を焼いてくれてホントに助かる。




742年に日本に仏法を広めることを要請された鑑真和上は、9年間6度にわたる渡海を試み、その苦労の中で失明したにもかかわらず強い意志を保ち日本に来てくれた。聖武天皇をはじめ多くの日本の僧侶に受戒を授け、日本の仏教が独自の発展をする礎を作ったのだと理解しています。唐招提寺はその活動の中心と成りました。
しゃけは、鑑真和上が出発した中国揚州の大明寺に行った事があり、1260年も昔の事情を考えるとその偉業に感謝する気持ちになります。

金堂の本尊は盧舎那仏、脇侍は右に薬師如来、左に十一面千手観音菩薩と参拝するものが必ず救われる程のデラックスさだ。
仏教にそう詳しいわけではないが、これらの仏様に接し現実に我々が救われた気持ちの癒しを得ることそのものが、鑑真の計画ではないかと俺は感じました。




その鑑真に直接向き合ってお墓参りが出来るとは知りませんでした。心より手を合わせました。



かなり広いエリアに見事な苔が生していました。
此処に鹿はいませんが、鹿の目線で写真を撮りました。




薬師寺は現在最も白鳳時代の大伽藍の姿を伝えている御寺だと思う。
本尊は今作られたばかりの神々しさを感じる薬師如来様であり、東塔の石窟の釈迦涅槃像は小乗仏教的な全アジア的な仏教の表現方法を感じることができた。




薬師寺の金堂は、荘厳を極め灯火がなくても光り輝いたことから名前が由来している。
このような建築様式を『竜宮造り』と呼ぶそうだが、とても分かりやすい呼び名だと思った。




梅は古都奈良に最も似合う花だと思いました。



金堂内に人が集まりだした。込み合っていたが、しゃけ夫婦は何故か薬師如来様のまん前に立てた。
薬師如来様のまなざしは優しかった。2人で思わず同時に手を合わせたと思う。
薬師如来様のまん前では沢山のお坊様の真中に法主様が居られ読経をしておられた。しゃけも般若心経を心の中でとなえた。

続いて法主様から下記の言葉を賜った。

仏法は、まあるい心

仏法は、こだわらない心

仏法は、囚われない心・・・

他にもことばを頂き法主様に続いて唱和したが、上の言葉が特に心に残った。
『仏法は、まあるいこころ・・・』と大きな声でとなえて薬師如来様を見上げたら・・涙がボロボロ出てきた。
右にいたしゃけ妻も泣いていた。
しゃけは仏教徒なのだと、あらためて気がついた。




薬師寺の比較的近くの『草ノ戸』という料理屋を見つけた。
小じんまりした日本家屋で良い感じだった。




一番安い『おひるごはん』という料理名のメニューを注文した。
珍しいものはなかったが、食材は厳選されていてとても美味しく、良い時間を過ごすことが出来た。




『なら仏像館』は国宝級の仏像が非常に沢山あり、御寺から運ばれて修理も担当しているようだった。
今回最高の見ごたえのある展示は、東大寺法華堂の金剛力士像だ。阿吽の二体だが本当に素晴らしく力強く10分近く見つめてしまった。
写真を撮るわけにもいかず此処に載せるわけにはいかないが、撮りたい誘惑に駆られた。
奈良に行くなら是非寄ることをお勧めしたいですが、やはり仏像は御寺におられてこそ輝くのではないかと申し訳ないが思ってしまう。




新薬師寺は、たおやかな薬師如来有名な十二神将像で有名。
しかし着いてみてびっくりした。あまりにも境内も小さくて普通の都内の御寺と変わらない大きさだ。
この隙間だらけのお堂に本当に国宝群があるのか最初は、御寺を間違えたかと思った。

薬師如来様は脇侍のおられる三尊像の形式ではなく、周囲の全ての方向にバザラ大将を筆頭に12の神将が円陣を組んで守っている。
一体の神将が7,000の神軍を率いている。84,000人の軍勢?自衛隊の三分の一かなどと軍事マニアのしゃけはすぐ考えてしまう。
いやいや一騎当千の神軍だから84,000,000の軍勢なのだ。

しかし薬師如来様を拝ませていただいて、びっくりした。絵ハガキやガイドブックで見ていたお顔の表情と全くちがうのである。
慈愛に満ちた表情が本当に写真とは違う。(ほんとうだってば)

しゃけ妻はしゃけが病気なので特にこの新薬師寺と薬師寺を重視していた。
大仏様と薬師寺の薬師如来さまはありがたくて涙が出てくる感じだったが、ここの薬師如来は見守って下さる喜びを感じさせて下さる仏様だ。
十二神将をお率いになり、きっと病魔と闘って下さると信じた。

★いろいろ書いてるが『しゃけの携帯写真』なのだから仏像の写真の載せなきゃ伝わらないじゃないかと、お叱りを受けそうだ・・・
絵ハガキから写真を撮って載せようかと思ったが、今回は生まれて初めての信仰の旅かもしれない。五感で感じた仏様を心で感じていたい気分なのだ。
信仰も宗教も勉強不足だし、キリスト教の祈りの言葉にも多くの真実を感じている。しかし訳も分からず神頼みをしているのではない。
仏様の慈悲を感じることで自分の心を洗っていることに気づいたのだ。
しゃけ姉に会いに行った帰りに善光寺に寄ったのがこの旅のきっかけだったかも知れない。★





上の4枚はすべて新薬師寺で撮りました。

写真を見てくださってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


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