1910年から1945年・・・・
日本が朝鮮半島を実効支配し、文化も歴史も否定して日本化を
強いた年月である。
加害者はすぐに忘れ、次世代に加害者である歴史を伝えず
『日韓仲良し・韓流ブーム』だけが知られている。
35年間・・・若者が老人になるまるまる一世代の年月。
被害者はこのことを一時も忘れない。1980年代に
『日韓文化交流』に関連する仕事に従事し、そのことを感じた。
米中に自己主張が出来ないような、敗戦後の自虐史観を持っている
馬鹿な政治家や役人のような事を言うつもりは無い。
日本風の価値基準が当たり前のこの時代の朝鮮半島でハングルを学び、
朝鮮(当時)の文化を尊敬し、朝鮮服をきて人々の生活に同化し、
緑化活動や日本陶磁のルーツでもある朝鮮白磁を愛した日本人が居る事を
知ってもらいたい。
浅川 巧というその人は朝鮮(当時)の人々に惜しまれながら40年の生涯を閉じ、
朝鮮半島の土となった。
この偉人の業績の延長線を引き継ぎ、朝鮮王朝最後の官窯(王室の窯場)、
分院窯の復興に取り組んでいる魯英才(ノ・ヨンジェ)という韓国の陶芸家の方の
展覧会が高麗神社(日高市)隣接の国指定重要文化財・高麗家住宅において
開催されている。
これ以上ふさわしい展示会場は他にはないと思う。
韓国白磁らしい力強い作品だ。
『白磁のこころ展』
埼玉県日高市新堀833
高麗神社・高麗家住宅(国指定重要文化財)
7月22日まで開催
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