保護犬めぐの里親様募集は事情により中止しております、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
この記事は、里親さん(飼い主さん)を募集中の甲斐犬、めぐの事をまとめたものです、
必要に応じて加筆 修正して来ましたが、めぐが移動となりますので新たな更新は無くなってゆきます。
この記事を読んだ希望者さん?から「ハードルが高い」との反応があるそうです、生涯愛して頂くため、記載時に得ている情報を書いた物で、
飼える方が、読んで諦めるって事が、正直言えば理解出来ず困惑しています。
この子と一定期間暮らし、得た情報は全てお伝えしたく書きました、良い事だけで、ネガティブな情報は黙っていた方が良いですか?
乗り越えなければならない部分があるのなら、相談して下さい、一緒に考え一頭の犬を家族にする努力に微力ですがお手伝いしたく思っております。
一旦は公開中止をしましたが、保護団体さんの了解の元、再度公開をいたしました。
名称(仮):めぐ(恵・メグ)
犬種・性別・年齢・体重:甲斐犬・メス・不明(推定3~5才)・7.5kg(2020/05/14測定)
保護日:2019/08/21
保護に至る理由:多頭飼いの飼い主(高齢)死亡により保健所収容。
性格:人好き、怖がり(パニックになる場合有り)、興奮しやすい。
ドライヤー・雷などが苦手です。
小型犬のように抱っこをせがみます。宅配さんのような外来者に吠えます、
要求吠えはありませんが、必死に鼻鳴きをします。甘えのスイッチが入ると、
前足で強く引っ掻いてしまいます、大袈裟に「痛い!」と言えば辞めますが、
時間が経つと繰り返しています。
人の食べ物を貰っていたようです、なんとか治しました、譲渡後も決して与えないで下さい。
ききわけの良い頭のいい子です。
すぐに“開き”になって甘えます。
飼育場所:室内、人と同じ場所に置いて下さい、玄関やめぐだけの
部屋はNGです。外での飼育(係留・犬舎等)は出来ません。
階段も足に負担ですので1階以外はNGです。
就寝場所は、あなたの寝室です、布団の横に寝場所を作れば、そこで眠るかも知れませんが、
「布団に入れて欲しい」と頼みに来るかもしれません。
排便:順調、当初はペットシートで失敗無し、現在は散歩中に行う。
保護後検診・医療等:フィラリア陰性、避妊手術(09/04)済、
フィラリア予防薬(毎月ハートメクチン錠68投与)、
ノミダニ忌避薬(毎月フロントライン0.67ml滴下)
↓
フィラリア予防薬、ノミダニ忌避薬2020年中旬より(毎月パノラミス錠M投与投与)
身体特徴:小柄な体格です。
顔の右側の縞
胸に“尖山”or漢字の“人”文字型の白毛ワンポイント
持病(その他、性格的な注意点):
1,パテラ「膝蓋骨脱臼」(しつがいこつだっきゅう)
症状を数回確認、ほとんどは本人がストレッチにて補正、
2回預かり飼育者が補正。
参考サイト→[パテラとは]
飼育場所の床面に注意、階段を使わせず、ソファー等に登る時の段差を、踏み台的な物を置く事で小さく。
譲渡が決まったら必ず主治医を受診し、パテラに対処する指導を受けて下さい。
※余談ですが獣医に義理立てや遠慮等せず、何かあったらセカンド・サードオピニオンを、
積極的に受診して下さい。
必要性を感じて頂ける参考記事→[ゴン太郎先生「ポキールの右足のこと」]
2,分離不安症、単独では就寝できず遠吠えをする、
現在は預かり飼育者と共に同室(寝具)にて就寝。
飼育者が外出すると数分~数十分で遠吠えを始め、
飼育者を探し側へ行こうと、出入り口突破を試みる、
ドア等を傷つけ、自身もケガを負う。
2020/4より、夜に隣室に行き、数時間単独で寝始めました、
朝には寝室に帰って来ていたりします。
3,車両乗車に恐怖する。保健所からの引き出し時から現在まで、
続いている。キャリーに入れ走り始めると脱出しようとする、
結果、キャリー内部に多数のキズ、自身もケガを負う。
それらに対する現在の対処:
1,大腿四頭筋をはじめとする筋力強化の為、一日二回の散歩、
二回合わせて4.5~6km(小雨であれば雨天時にも)。
食事をタンパク質強化。
階段を使わない、飛び降りなどを極力避ける、散歩中、不安定な浮石等、踏まないように誘導、
遊びたい時には、急なダッシュ、クイックな方向転換等避け、遊びを工夫する。
体重測定を細かく実施し、ウエイトコントロールする。
2,短時間、単独で置き、何事も無かったように入室、人は居なくなっても
必ず帰って来ると理解させるべく現在までトレーニングしている。
出ていく時と帰った時をイベント化しない(「行ってくるね」「良い子にしていてね」等の
声掛けで単独にするサインを出さない、「ただいまー」「良い子だった?」などの声掛けで
興奮させない)帰って興奮気味に喜んでも相手にしない。
3,キャリーに入れるのは危険だと判断しています、大きなケガや、突破し車内に出た時に、
運転に支障が出る行動をする可能性があります。
車内でシート等に係留し、落ち着いて乗車出来るようトレーニング中ですが、
運転者と一対一での乗車はエンジン始動と共にパニックになり、走行は出来ておりません。
後部シートにて同乗してくれる人が居た場合、興奮は高いのですが、片道一時間の乗車が
出来ました。
[車に乗る→楽しい事]と思ってくれたら、運転者とのドライブにも可能性が見えて来ました。
2019/12現在の預かり宅でのくらしかた:
散歩後、ドライフードに、鶏ささみ又は、皮を取り除いた鶏むね肉を、
加熱、そぼろ状にした物を混合し、これを一日二回食べる。
平日は預かり責任者帰宅までゆっくり過ごす。
預かり責任者帰宅、食事、散歩後、分離不安と乗車トレーニング、就寝。
休日は午前中に分離不安トレーニングを数回、乗車トレーニングを2回午後はボランティアに出るため、
帰宅までゆっくりし、帰宅後、平日と同じ散歩やトレーニングを行う。夕方の散歩と食事の順番が変わる事もある。
散歩では最初と最後に引くが強いものではない、中盤は興奮し強い引きが出る(その都度
注意する、直後は良いが再発する)、小動物、猫などに反応、特に鳥には強い反応、
多頭飼い出なので小型犬に強い興味、本人は匂いを確かめようと接近したがるが、
相手が恐怖し威嚇すると、それに応じて唸ってしまう。
とにかく散歩好きで豪雨でも行きたがる、初めての場所は興奮し強い引きやジグザク歩きが出てしまう、
接近する車両に注意が必要。
パテラを悪化させないために、頻繁に体重測定している、おやつなど間食はコントロールが
難しい為、頭とワタを取り除き、出汁をとった出がらしの煮干しを少量与えている。
現状、後ろ足腿の筋肉は非常に発達し来ており、体重も保護時7.65kg、避妊手術前8.26kgから
8.65kg(2019/12/26測定)に増加、2020/01/07測定で8.8kg(正月中の間食が原因)にしてしまいました、
運動量を1日1.5~2km増やし、間食停止、フード量の調整でコントロールした結果、2020/01/24測定で
8.3kgにダイエット無出来ました、今後も細かな体重測定、間食のセーブで足に影響の出る
体重増には気を付けてゆきます。
2020/1にお腹を壊し、一日絶食から徐々にフード量を戻す事で落ち着きました、しかし、
2月に再発し獣医師に診断を仰ぐ、急性の大腸炎の診断で投薬し落ち着く。
4月に再発、[絶食→フード量を戻す]で落ち着くも、月末に再発。
フード内容を変える事で原因を探っています。体重4/22・7.2kg。
2020/05/25追記:与えていたフードの[アニマル・ワン 犬の雑穀ごはん]は、大変良質なフードだと思っております、
ですが当然、合う合わないがございます、残念ながら内容の材料、又は加工法がめぐには合わない部分があったようです、
現在、色々な市販フードと混ぜ様子を見ております、3:2(2が犬の雑穀ごはん)ですと安定し、排便状態も良好です。
特定のフードにこだわらず、入手しやすく安全と思われる物を数種試しており、現在のめぐにとって良い物確認出来ましたら
再度加筆する予定です体重5/14・7.5kg。
2019/11で換毛の大量な抜け毛は終わりました、保護時には表れていなかった虎毛が、出て来ています。
2020/4から始まった春の換毛で、虎毛が色々な場所に現れて来ました。
この子の特徴(個性?)として、肛門腺液が出やすいようです、抱っこ時には気を付けた方が良いです、
一応、肛門腺の絞りはやっていますが、本来医療行為であります、里親さんに勧めはいたしません。
預かりボランティアから:
めぐを家族にとお感じになられた方、預かりとしてとても嬉しく思います、ですが、良くお考え下さい。
大切で安心出来る家族が突然空中分解し、不安と恐怖で辛い目にあった子です。
今でも高齢の男性を散歩中に見ると、確認すべく近くに行きたがります、
当然ですが亡くなった事など理解してはおりません、同居していた小型犬たちに対しても、
会いたいに違いありません、これも散歩中の小型犬に対しては、敵意よりも確認をしたがります。
めぐの年齢はあくまで推定で、10年以上元気に生きてくれるかも知れない子です、
甲斐犬の最長寿記録はクロ号♀28歳7ヶ月です。飼い主と2度目の死別は勘弁してやってください、
つまり、めぐより先に死なないで下さい。
明日の人の運命は分かりませんが、現在の年齢を考え10年後の生活と自分自身を想像して下さい。
この子が最後の時に、貴方の顔を見て安心して旅立てるようにして下さい、そこに居て下さい。
これから出産・育児期間を迎える方、御家族に高齢の方がいらっしゃる方、出産・育児や介護が必要に
なるかもしれません、その場合、くたくたに疲れたあなたが、毎日散歩が出来ますか?
その他にも色々想像してみて下さい。
何らかの事情でお身体が不自由な方、または御家族にいらっしゃる方、めぐは好きになれば
甘えて来ますし、すぐそばに居たがります。
前足で飛びついて「大好き」って気持ちをぶつけて来ます、未就学の児童さんも含め、
転倒してしまう可能性があります、杖をついての状態も、めぐには分からず、やってしまうかも
しれません。
室内で車椅子が必要な方、座っている人の膝の上に座りたがります、唐突に飛び上がって来ると、
かなりの勢いですので、この場合も転倒が案じられます。
めぐが車椅子の後ろ(前よりも可能性は高い)で眠るかも知れません(好きな人に寄り添いたがる)、
すると、死角となりなり、めぐの足を轢いてしまう可能性もあります。
めぐの所在が確認無出来ない場合、手鏡などで死角を確認してから動いて頂くなど、
めぐを迎えて頂いた後、それまでに無かった御手間が必要となり、不自由だと
感じてしまわれるかもしれません。
めぐが歩ける限りはしっかり散歩に付き合ってやって下さい。
当然ですが排便はちゃんと持ち帰って下さい、往来に置きっぱなしなど、
この子に恥をかかせないで下さい。
降雪や路面凍結は、冷えの影響やスリップで足にとって非常に危険な散歩になります、
安全な場所を歩かせて下さい。
現在散歩に使っている犬具です↓ サイズ等ご参考まで。
アースペット(旧ターキー)製品
ダイスキ反射強力リード[中型犬用 10mm]
お散歩用首輪(小型犬用:首周り:27cm~37cm)
ハートハウス軽胴輪(小型犬用:胴周り:35cm~51cm)
岡野製作所製品
ピカットリード(#12 12×1400)
足に持病を抱えています、悪化させない様に努力が必要です、戦いです、可愛いからと
高カロリーなおやつを頻繁に与えていたら、この子を苦しませる事になります、
フード量には十分に気を付け、体重コントロールはシビアに考えて下さい。
飼育場所にフローリング等、滑りやすい床面がある場合、滑り止めを施して下さい、
高額な手術が必要になるかもしれません、将来的にも経済は余裕を持てるようにして下さい。
行政への登録・狂犬病予防ワクチン等、法令を遵守し、誇らしい飼い犬としての身分を与えて下さい、
その証である鑑札と狂犬病予防接種済票を常時持たせて下さい。
安定して手に入れやすい、ベストと感じられる良質なフードを食べさせて下さい、健康の基本です。
優しい貴方の愛情で、心に深い傷を負ったこの子を守ってやって下さい、でももし、
飼い主として不安(将来的にも)がある場合、飼わないという愛し方もあります。
宜しくお願いいたします。
感謝:
首輪・リード・キャリーの寄付や貸与をして下さった、焼津甲斐犬繁殖場崩壊現場のМ様。
マーキングチェックや移動など本当に助かる犬用おむつを寄付して下さった甲斐犬ボランティアのI様
ブログ記事や有形無形の支援支持を下さった甲斐犬ボランティアの皆様。
拙いブログを読んで下さり、めぐの事を心にとめて下さっている皆様。
心から感謝いたします、里親さんにバトンタッチする日まで、当家にてお預かりいたします、ありがとうございます。
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。
この記事は、里親さん(飼い主さん)を募集中の甲斐犬、めぐの事をまとめたものです、
必要に応じて加筆 修正して来ましたが、めぐが移動となりますので新たな更新は無くなってゆきます。
この記事を読んだ希望者さん?から「ハードルが高い」との反応があるそうです、生涯愛して頂くため、記載時に得ている情報を書いた物で、
飼える方が、読んで諦めるって事が、正直言えば理解出来ず困惑しています。
この子と一定期間暮らし、得た情報は全てお伝えしたく書きました、良い事だけで、ネガティブな情報は黙っていた方が良いですか?
乗り越えなければならない部分があるのなら、相談して下さい、一緒に考え一頭の犬を家族にする努力に微力ですがお手伝いしたく思っております。
一旦は公開中止をしましたが、保護団体さんの了解の元、再度公開をいたしました。
名称(仮):めぐ(恵・メグ)
犬種・性別・年齢・体重:甲斐犬・メス・不明(推定3~5才)・7.5kg(2020/05/14測定)
保護日:2019/08/21
保護に至る理由:多頭飼いの飼い主(高齢)死亡により保健所収容。
性格:人好き、怖がり(パニックになる場合有り)、興奮しやすい。
ドライヤー・雷などが苦手です。
小型犬のように抱っこをせがみます。宅配さんのような外来者に吠えます、
要求吠えはありませんが、必死に鼻鳴きをします。甘えのスイッチが入ると、
前足で強く引っ掻いてしまいます、大袈裟に「痛い!」と言えば辞めますが、
時間が経つと繰り返しています。
人の食べ物を貰っていたようです、なんとか治しました、譲渡後も決して与えないで下さい。
ききわけの良い頭のいい子です。
すぐに“開き”になって甘えます。
飼育場所:室内、人と同じ場所に置いて下さい、玄関やめぐだけの
部屋はNGです。外での飼育(係留・犬舎等)は出来ません。
階段も足に負担ですので1階以外はNGです。
就寝場所は、あなたの寝室です、布団の横に寝場所を作れば、そこで眠るかも知れませんが、
「布団に入れて欲しい」と頼みに来るかもしれません。
排便:順調、当初はペットシートで失敗無し、現在は散歩中に行う。
保護後検診・医療等:フィラリア陰性、避妊手術(09/04)済、
フィラリア予防薬(毎月ハートメクチン錠68投与)、
ノミダニ忌避薬(毎月フロントライン0.67ml滴下)
↓
フィラリア予防薬、ノミダニ忌避薬2020年中旬より(毎月パノラミス錠M投与投与)
身体特徴:小柄な体格です。
顔の右側の縞
胸に“尖山”or漢字の“人”文字型の白毛ワンポイント
持病(その他、性格的な注意点):
1,パテラ「膝蓋骨脱臼」(しつがいこつだっきゅう)
症状を数回確認、ほとんどは本人がストレッチにて補正、
2回預かり飼育者が補正。
参考サイト→[パテラとは]
飼育場所の床面に注意、階段を使わせず、ソファー等に登る時の段差を、踏み台的な物を置く事で小さく。
譲渡が決まったら必ず主治医を受診し、パテラに対処する指導を受けて下さい。
※余談ですが獣医に義理立てや遠慮等せず、何かあったらセカンド・サードオピニオンを、
積極的に受診して下さい。
必要性を感じて頂ける参考記事→[ゴン太郎先生「ポキールの右足のこと」]
2,分離不安症、単独では就寝できず遠吠えをする、
現在は預かり飼育者と共に同室(寝具)にて就寝。
飼育者が外出すると数分~数十分で遠吠えを始め、
飼育者を探し側へ行こうと、出入り口突破を試みる、
ドア等を傷つけ、自身もケガを負う。
2020/4より、夜に隣室に行き、数時間単独で寝始めました、
朝には寝室に帰って来ていたりします。
3,車両乗車に恐怖する。保健所からの引き出し時から現在まで、
続いている。キャリーに入れ走り始めると脱出しようとする、
結果、キャリー内部に多数のキズ、自身もケガを負う。
それらに対する現在の対処:
1,大腿四頭筋をはじめとする筋力強化の為、一日二回の散歩、
二回合わせて4.5~6km(小雨であれば雨天時にも)。
食事をタンパク質強化。
階段を使わない、飛び降りなどを極力避ける、散歩中、不安定な浮石等、踏まないように誘導、
遊びたい時には、急なダッシュ、クイックな方向転換等避け、遊びを工夫する。
体重測定を細かく実施し、ウエイトコントロールする。
2,短時間、単独で置き、何事も無かったように入室、人は居なくなっても
必ず帰って来ると理解させるべく現在までトレーニングしている。
出ていく時と帰った時をイベント化しない(「行ってくるね」「良い子にしていてね」等の
声掛けで単独にするサインを出さない、「ただいまー」「良い子だった?」などの声掛けで
興奮させない)帰って興奮気味に喜んでも相手にしない。
3,キャリーに入れるのは危険だと判断しています、大きなケガや、突破し車内に出た時に、
運転に支障が出る行動をする可能性があります。
車内でシート等に係留し、落ち着いて乗車出来るようトレーニング中ですが、
運転者と一対一での乗車はエンジン始動と共にパニックになり、走行は出来ておりません。
後部シートにて同乗してくれる人が居た場合、興奮は高いのですが、片道一時間の乗車が
出来ました。
[車に乗る→楽しい事]と思ってくれたら、運転者とのドライブにも可能性が見えて来ました。
2019/12現在の預かり宅でのくらしかた:
散歩後、ドライフードに、鶏ささみ又は、皮を取り除いた鶏むね肉を、
加熱、そぼろ状にした物を混合し、これを一日二回食べる。
平日は預かり責任者帰宅までゆっくり過ごす。
預かり責任者帰宅、食事、散歩後、分離不安と乗車トレーニング、就寝。
休日は午前中に分離不安トレーニングを数回、乗車トレーニングを2回午後はボランティアに出るため、
帰宅までゆっくりし、帰宅後、平日と同じ散歩やトレーニングを行う。夕方の散歩と食事の順番が変わる事もある。
散歩では最初と最後に引くが強いものではない、中盤は興奮し強い引きが出る(その都度
注意する、直後は良いが再発する)、小動物、猫などに反応、特に鳥には強い反応、
多頭飼い出なので小型犬に強い興味、本人は匂いを確かめようと接近したがるが、
相手が恐怖し威嚇すると、それに応じて唸ってしまう。
とにかく散歩好きで豪雨でも行きたがる、初めての場所は興奮し強い引きやジグザク歩きが出てしまう、
接近する車両に注意が必要。
パテラを悪化させないために、頻繁に体重測定している、おやつなど間食はコントロールが
難しい為、頭とワタを取り除き、出汁をとった出がらしの煮干しを少量与えている。
現状、後ろ足腿の筋肉は非常に発達し来ており、体重も保護時7.65kg、避妊手術前8.26kgから
8.65kg(2019/12/26測定)に増加、2020/01/07測定で8.8kg(正月中の間食が原因)にしてしまいました、
運動量を1日1.5~2km増やし、間食停止、フード量の調整でコントロールした結果、2020/01/24測定で
8.3kgにダイエット無出来ました、今後も細かな体重測定、間食のセーブで足に影響の出る
体重増には気を付けてゆきます。
2020/1にお腹を壊し、一日絶食から徐々にフード量を戻す事で落ち着きました、しかし、
2月に再発し獣医師に診断を仰ぐ、急性の大腸炎の診断で投薬し落ち着く。
4月に再発、[絶食→フード量を戻す]で落ち着くも、月末に再発。
フード内容を変える事で原因を探っています。体重4/22・7.2kg。
2020/05/25追記:与えていたフードの[アニマル・ワン 犬の雑穀ごはん]は、大変良質なフードだと思っております、
ですが当然、合う合わないがございます、残念ながら内容の材料、又は加工法がめぐには合わない部分があったようです、
現在、色々な市販フードと混ぜ様子を見ております、3:2(2が犬の雑穀ごはん)ですと安定し、排便状態も良好です。
特定のフードにこだわらず、入手しやすく安全と思われる物を数種試しており、現在のめぐにとって良い物確認出来ましたら
再度加筆する予定です体重5/14・7.5kg。
2019/11で換毛の大量な抜け毛は終わりました、保護時には表れていなかった虎毛が、出て来ています。
2020/4から始まった春の換毛で、虎毛が色々な場所に現れて来ました。
この子の特徴(個性?)として、肛門腺液が出やすいようです、抱っこ時には気を付けた方が良いです、
一応、肛門腺の絞りはやっていますが、本来医療行為であります、里親さんに勧めはいたしません。
預かりボランティアから:
めぐを家族にとお感じになられた方、預かりとしてとても嬉しく思います、ですが、良くお考え下さい。
大切で安心出来る家族が突然空中分解し、不安と恐怖で辛い目にあった子です。
今でも高齢の男性を散歩中に見ると、確認すべく近くに行きたがります、
当然ですが亡くなった事など理解してはおりません、同居していた小型犬たちに対しても、
会いたいに違いありません、これも散歩中の小型犬に対しては、敵意よりも確認をしたがります。
めぐの年齢はあくまで推定で、10年以上元気に生きてくれるかも知れない子です、
甲斐犬の最長寿記録はクロ号♀28歳7ヶ月です。飼い主と2度目の死別は勘弁してやってください、
つまり、めぐより先に死なないで下さい。
明日の人の運命は分かりませんが、現在の年齢を考え10年後の生活と自分自身を想像して下さい。
この子が最後の時に、貴方の顔を見て安心して旅立てるようにして下さい、そこに居て下さい。
これから出産・育児期間を迎える方、御家族に高齢の方がいらっしゃる方、出産・育児や介護が必要に
なるかもしれません、その場合、くたくたに疲れたあなたが、毎日散歩が出来ますか?
その他にも色々想像してみて下さい。
何らかの事情でお身体が不自由な方、または御家族にいらっしゃる方、めぐは好きになれば
甘えて来ますし、すぐそばに居たがります。
前足で飛びついて「大好き」って気持ちをぶつけて来ます、未就学の児童さんも含め、
転倒してしまう可能性があります、杖をついての状態も、めぐには分からず、やってしまうかも
しれません。
室内で車椅子が必要な方、座っている人の膝の上に座りたがります、唐突に飛び上がって来ると、
かなりの勢いですので、この場合も転倒が案じられます。
めぐが車椅子の後ろ(前よりも可能性は高い)で眠るかも知れません(好きな人に寄り添いたがる)、
すると、死角となりなり、めぐの足を轢いてしまう可能性もあります。
めぐの所在が確認無出来ない場合、手鏡などで死角を確認してから動いて頂くなど、
めぐを迎えて頂いた後、それまでに無かった御手間が必要となり、不自由だと
感じてしまわれるかもしれません。
めぐが歩ける限りはしっかり散歩に付き合ってやって下さい。
当然ですが排便はちゃんと持ち帰って下さい、往来に置きっぱなしなど、
この子に恥をかかせないで下さい。
降雪や路面凍結は、冷えの影響やスリップで足にとって非常に危険な散歩になります、
安全な場所を歩かせて下さい。
現在散歩に使っている犬具です↓ サイズ等ご参考まで。
アースペット(旧ターキー)製品
ダイスキ反射強力リード[中型犬用 10mm]
お散歩用首輪(小型犬用:首周り:27cm~37cm)
ハートハウス軽胴輪(小型犬用:胴周り:35cm~51cm)
岡野製作所製品
ピカットリード(#12 12×1400)
足に持病を抱えています、悪化させない様に努力が必要です、戦いです、可愛いからと
高カロリーなおやつを頻繁に与えていたら、この子を苦しませる事になります、
フード量には十分に気を付け、体重コントロールはシビアに考えて下さい。
飼育場所にフローリング等、滑りやすい床面がある場合、滑り止めを施して下さい、
高額な手術が必要になるかもしれません、将来的にも経済は余裕を持てるようにして下さい。
行政への登録・狂犬病予防ワクチン等、法令を遵守し、誇らしい飼い犬としての身分を与えて下さい、
その証である鑑札と狂犬病予防接種済票を常時持たせて下さい。
安定して手に入れやすい、ベストと感じられる良質なフードを食べさせて下さい、健康の基本です。
優しい貴方の愛情で、心に深い傷を負ったこの子を守ってやって下さい、でももし、
飼い主として不安(将来的にも)がある場合、飼わないという愛し方もあります。
宜しくお願いいたします。
感謝:
首輪・リード・キャリーの寄付や貸与をして下さった、焼津甲斐犬繁殖場崩壊現場のМ様。
マーキングチェックや移動など本当に助かる犬用おむつを寄付して下さった甲斐犬ボランティアのI様
ブログ記事や有形無形の支援支持を下さった甲斐犬ボランティアの皆様。
拙いブログを読んで下さり、めぐの事を心にとめて下さっている皆様。
心から感謝いたします、里親さんにバトンタッチする日まで、当家にてお預かりいたします、ありがとうございます。
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。
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