保護犬ちかの預かり日記 12/10～12/14

グレースが巣立ってから早くも半年が経過いたしました、いはるやグレースが居てくれた頃を
懐かしく感じていましたが、家族の事情で保護犬預かりは期間を定めずお休みしておりました。

お散歩ボランティアとして動物愛護団体フェアリーハウスに加わらせて頂いているＮが、
菊池代表から当家が、お休み中な事も理解した上で“折り入って”とお話をして頂きました。

「小さなポメラニアンの女の子、ちかちゃんが他の子に攻撃され危険を感じる、
他の部屋に移したとしても大変に大人しく体も小さいので、そこでも攻撃される可能性が高い、
今のリビングならば人の目もあるが、突発的に始まるので完全には止められない。
ケージに隔離してしまえば安全かもしれないが、歩き回る事が出来る子なのに、
出身の繁殖場のような状態にしたくない。
そこで鉄肝家がお休み中なのは理解しているがちかちゃんの預かりを検討して貰えないだろうか？」

これをＮが、鉄肝家に伝えて来ました。
言いにくい事をワンコの為に依頼して下さった菊池代表のお気持ち、信頼して下さっている事、
そして何より力が弱い小さなポメラニアンの女の子が、助けを必要としている…。

家族で話し合い熟慮しました、でも最初から結論は出ていて、そこに着地する為の“辻褄合わせ”をしていたんです。



「大変に光栄です、是非預からせて下さい。」

当家の家族の事情は緊急性を帯びている物では無く、タイミングを計っている状態でした、
それに、あの遣り甲斐のある[預かりボランティア]を、やりたいって気持ちが家族全員にありました。
で↓











ちかがやって来て感じたのは「なるほどね」でした。
ちかを攻撃していた子達は私も知っています、とても良い子達です、では何故ちかは避難が必要だったんでしょう。

御存知の通りワンコがグループ(群)で暮らすと順列をつけようとします、同性であるのにマウントしたりするのも、
そんな理由があるそうです。
強く攻撃されないようにするには、「服従せよ」との他犬からの要求に反撃し勝か、服従の意を表すらしいのですが、
ちかは吠えもせず身を小さくして耐え、隙を見て逃げ回る、これは服従の意では無くエスケープですから、
集団から制裁される事になるようです。

生まれも育ちも繁殖場のケージの中、犬社会のルールが身について無くても不思議ではありませんし、
ちかを見ていると「攻撃されるかもな」って、理由は説明出来ないのですが感じました。

そんな犬社会が苦手な、小さなポメラニアンの女の子ちかとの生活が始まりました。
ちかに関するデータなども含め、当家での様子を順次御案内する予定でおります、どうぞ宜しくお願いします。



「保護犬ちかは、家族として終生愛して下さる里親さんを募集しています。」
実際にちか達に会って頂ける「ふれあい会」を、フェアリーハウスでは月に何度か開催しています、是非遊びにいらして下さい。

※12/17(日)に静岡市のエスパルスドリームプラザさんにて「ふれあい会」です。ちかも元気に参加予定です。
　天候により場所・時間の変更、中止もあります。





　　　
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。