サッポロビール静岡工場見学(ヱビスビール スペシャルデー)【1】からの続きでございますヽ(´ー`)ノ
ちょいと乱暴ですが「酒ってのはアルコールと、その他の物が混ざり合った物」であります。
だからアルコールは必須なんですね、でも不思議ですよね米や麦を食べても酔ったりしません。
米を原料とする日本酒は米のデンプンを麹(こうじ)って菌がブドウ糖に変えて、
そのブドウ糖を酵母(こうぼ)って菌がアルコールに変えるのです。
ワインの原料の葡萄はそのままで糖を持っていますので、それを酵母がアルコールに変えます。
ではビールは?麦は葡萄のように甘くは無いですよね、では日本酒のように麹菌の力を
借りるのでしょうか?日本酒は雑味の原因となる蛋白質や脂肪を削り落とす精米行程で
一緒に削り落としてしまう物があります、生長して芽になる部分の胚芽です、この胚芽が
ビールには重要です。
麦にたっぷり水分を含ませると芽と根が出て来ます発芽です、この時に麦は酵素(こうそ)を作ります、
もっとも酵素(アミラーゼ)が充実した頃を見計らって加熱し焙煎します芽の成長をストップさせ
根を除去した麦を麦芽(ばくが)と呼びます。麦芽を粉砕し湯に入れておかゆ状に加熱すると、
酵素が麦芽のデンプンを糖に変え、それを酵母がアルコールに変えるのです。
少し話を戻しまして…粉砕した麦芽を湯に入れておかゆ状に加熱した「もろみ」をろ過し、
ビールに大切な苦味を加える行程があります。
その苦味の主はホップです。
ホップは蔓性の植物でビールの原料となるのは花の中にあるルプリンと呼ばれる黄色の粒子です。
実際に毬花を割ってルプリンを取り出し、私のカメラの接写限界で写したのですが…
今は毬花の状態では無くペレットで使用するのだそうです。
ホップは苦味だけでは無く、香りや泡、雑菌の繁殖を抑える効果からビールの保存にも効果があります。
粉砕した麦芽を湯に入れておかゆ状に加熱した「もろみ」をろ過したものを麦汁(ばくじゅう)と呼びます。
英語でウワート(wort)、これにホップを添加し更に煮沸する事で初めて苦味が出ます。
英語でもはっきり呼び分けていて添加前を「sweet wort」添加後を「hopped wort」と言います。
両方を実際に飲んで確かめる事が出来ます、「sweet wort」は少し甘い変わった飲料って感じですが、
「hopped wort」は表現のしようの無い微妙な感じ、ビールとも違うけれど、ビールへと育ってゆく
片鱗は見せている感じがしました。
いよいよ製造現場へと向かいます「大地のホール」を目指して工場内を移動します。
大地のホール入り口横にホップが栽培されていました!毬花もしっかり見る事が出来ました。
でもホップ栽培の南限はとっくに超えている温暖な静岡です、特に今年の猛暑は凄く、
ホップが少し気の毒に感じました(;´Д`)ふぁい!
大地のホールに入場し説明を聞きながら歩みを進めますと、奥がガラス張りになっていて、
大きな釜が沢山並んでいました…残念ながら撮影は出来ない部分ですので、興味のある方は
是非、お出掛け下さい。
広大な敷地、大量のタンクと製造・貯蔵されているビール♪酒飲みとしましては絶景であります。
お・た・の・し・み♪試飲ですヽ(´¬`)ノウヒョ~♪
サーバーからの生ヱビスですよん♪生ヱビ♪プリップリ♪
「あれれ?少し色が違うのが…」そのあたりは、是非見学にいらして味わってみて下さいませ。
サッポロさんが提唱してらっしゃる「7:3の黄金比率を作る注ぎ方」を実演して頂きました。
最初の泡を作る注ぎ方のダイナミックさに見惚れて写真を撮るの忘れちゃいました(;´Д`)
えっ?案内の女性に見惚れてたんだろうって?ヽ(´ー`)ノばれたぁ~。
この「7:3の黄金比率を作る注ぎ方」ですが、自宅で実践しております。
ビールの泡ってのはとても大切だと皆さん聞かれた事があると思います、未確認な話なのですが、
泡には苦味成分を吸着する性質があって、泡を上手に作ったビールはマイルドな飲み心地に
なるのだそうですヽ(´ー`)ノ
何杯頂いちゃったかは秘密ですが、大満足で「ヱビスビール スペシャルデー」終了となりました。
御土産まで頂戴いたしましたよ。
通常のラベルよりも鯛が一匹多い(魚籠の中から尻尾)ラッキーヱビスの缶バージョン、
ラッキーヱビス缶の缶を使った貯金箱と、工場長さんのお墨付き?の「ヱビス愛好家認定証」です♪
静岡県にあるビール工場で生産されているので、私は地ビールのように感じています。
サッポロビール静岡工場さん、とても楽しい工場見学でした、ありがとうございました(´ー`)ノ
偉そうにアレやコレや長い文章で書いちゃいました(;´Д`)眠くなっちゃた方、ごめんなさい。
もし、ビールに興味が湧いていらしたら、サッポロさんがコチラに分かり易く楽しいページを
用意してくれていますので、良かったら御覧下さい。(私の説明の間違いを発見されちゃうかも)
全国の工場見学の御案内はコチラです、静岡工場では現在、全て電話での予約制です。
最後に一つ、あなたの冷蔵庫のサッポロビールがどの工場で生産されたのか調べる方法です。
賞味期限の後にアルファベットが一文字あると思います、製造所固有記号と言います。
北海道工場 T、仙台工場 N、千葉工場 L、静岡工場 Y、新九州工場 Hです。
現在は生産していませんが、埼玉工場 A、大阪工場 B、ってのも存在してました。
ちょいと乱暴ですが「酒ってのはアルコールと、その他の物が混ざり合った物」であります。
だからアルコールは必須なんですね、でも不思議ですよね米や麦を食べても酔ったりしません。
米を原料とする日本酒は米のデンプンを麹(こうじ)って菌がブドウ糖に変えて、
そのブドウ糖を酵母(こうぼ)って菌がアルコールに変えるのです。
ワインの原料の葡萄はそのままで糖を持っていますので、それを酵母がアルコールに変えます。
ではビールは?麦は葡萄のように甘くは無いですよね、では日本酒のように麹菌の力を
借りるのでしょうか?日本酒は雑味の原因となる蛋白質や脂肪を削り落とす精米行程で
一緒に削り落としてしまう物があります、生長して芽になる部分の胚芽です、この胚芽が
ビールには重要です。
麦にたっぷり水分を含ませると芽と根が出て来ます発芽です、この時に麦は酵素(こうそ)を作ります、
もっとも酵素(アミラーゼ)が充実した頃を見計らって加熱し焙煎します芽の成長をストップさせ
根を除去した麦を麦芽(ばくが)と呼びます。麦芽を粉砕し湯に入れておかゆ状に加熱すると、
酵素が麦芽のデンプンを糖に変え、それを酵母がアルコールに変えるのです。
少し話を戻しまして…粉砕した麦芽を湯に入れておかゆ状に加熱した「もろみ」をろ過し、
ビールに大切な苦味を加える行程があります。
その苦味の主はホップです。
ホップは蔓性の植物でビールの原料となるのは花の中にあるルプリンと呼ばれる黄色の粒子です。
実際に毬花を割ってルプリンを取り出し、私のカメラの接写限界で写したのですが…
今は毬花の状態では無くペレットで使用するのだそうです。
ホップは苦味だけでは無く、香りや泡、雑菌の繁殖を抑える効果からビールの保存にも効果があります。
粉砕した麦芽を湯に入れておかゆ状に加熱した「もろみ」をろ過したものを麦汁(ばくじゅう)と呼びます。
英語でウワート(wort)、これにホップを添加し更に煮沸する事で初めて苦味が出ます。
英語でもはっきり呼び分けていて添加前を「sweet wort」添加後を「hopped wort」と言います。
両方を実際に飲んで確かめる事が出来ます、「sweet wort」は少し甘い変わった飲料って感じですが、
「hopped wort」は表現のしようの無い微妙な感じ、ビールとも違うけれど、ビールへと育ってゆく
片鱗は見せている感じがしました。
いよいよ製造現場へと向かいます「大地のホール」を目指して工場内を移動します。
大地のホール入り口横にホップが栽培されていました!毬花もしっかり見る事が出来ました。
でもホップ栽培の南限はとっくに超えている温暖な静岡です、特に今年の猛暑は凄く、
ホップが少し気の毒に感じました(;´Д`)ふぁい!
大地のホールに入場し説明を聞きながら歩みを進めますと、奥がガラス張りになっていて、
大きな釜が沢山並んでいました…残念ながら撮影は出来ない部分ですので、興味のある方は
是非、お出掛け下さい。
広大な敷地、大量のタンクと製造・貯蔵されているビール♪酒飲みとしましては絶景であります。
お・た・の・し・み♪試飲ですヽ(´¬`)ノウヒョ~♪
サーバーからの生ヱビスですよん♪生ヱビ♪プリップリ♪
「あれれ?少し色が違うのが…」そのあたりは、是非見学にいらして味わってみて下さいませ。
サッポロさんが提唱してらっしゃる「7:3の黄金比率を作る注ぎ方」を実演して頂きました。
最初の泡を作る注ぎ方のダイナミックさに見惚れて写真を撮るの忘れちゃいました(;´Д`)
えっ?案内の女性に見惚れてたんだろうって?ヽ(´ー`)ノばれたぁ~。
この「7:3の黄金比率を作る注ぎ方」ですが、自宅で実践しております。
ビールの泡ってのはとても大切だと皆さん聞かれた事があると思います、未確認な話なのですが、
泡には苦味成分を吸着する性質があって、泡を上手に作ったビールはマイルドな飲み心地に
なるのだそうですヽ(´ー`)ノ
何杯頂いちゃったかは秘密ですが、大満足で「ヱビスビール スペシャルデー」終了となりました。
御土産まで頂戴いたしましたよ。
通常のラベルよりも鯛が一匹多い(魚籠の中から尻尾)ラッキーヱビスの缶バージョン、
ラッキーヱビス缶の缶を使った貯金箱と、工場長さんのお墨付き?の「ヱビス愛好家認定証」です♪
静岡県にあるビール工場で生産されているので、私は地ビールのように感じています。
サッポロビール静岡工場さん、とても楽しい工場見学でした、ありがとうございました(´ー`)ノ
偉そうにアレやコレや長い文章で書いちゃいました(;´Д`)眠くなっちゃた方、ごめんなさい。
もし、ビールに興味が湧いていらしたら、サッポロさんがコチラに分かり易く楽しいページを
用意してくれていますので、良かったら御覧下さい。(私の説明の間違いを発見されちゃうかも)
全国の工場見学の御案内はコチラです、静岡工場では現在、全て電話での予約制です。
最後に一つ、あなたの冷蔵庫のサッポロビールがどの工場で生産されたのか調べる方法です。
賞味期限の後にアルファベットが一文字あると思います、製造所固有記号と言います。
北海道工場 T、仙台工場 N、千葉工場 L、静岡工場 Y、新九州工場 Hです。
現在は生産していませんが、埼玉工場 A、大阪工場 B、ってのも存在してました。