“風を数えに行ってみた1”からの続きでございますヽ(´ー`)ノ
静岡市清水区庵原の“いほはらの丘”を満喫し御機嫌な鉄肝でありましたが、
残念ながら読書やお茶に良い場所が見付かりません、
そこで思い付いた場所へとTW225を走らせます。
室内や電車で読む本も嫌いではありません、でも一番好きなのは空の下、
出来れば遠くまで見える場所での読書が大好きです。
本の世界から視線を少し上げるだけで、爽快感も楽しめる、目の為にも
良いのではないかと考えています。
目的地へは“いほはらの丘”近くの清水庵原球場から登る高山からも行けるのですが、
あえて東名高速の下辺りを走って行く事にしました、別天地から別天地へ直接行くより、
“行を変える”ように段落が欲しかったのです、人が暮らす中を走り目的地近くに
やって来ました、行きたいのは山原山(やんばらやま)です。
“の”を入れて山原の山と呼ぶ人や山原中継塔や無線中継所と呼ぶ人もいらっしゃるようです、
中継所に上る手前、真南に突き出し左右に約300゜近い角度で視界が広がり、
静岡市を見渡せる場所が有ります。
ここだと思います↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。
特に正面から左手は清水区(旧清水市)で、町はもちろん港から三保まで、その眺めは見事です、
伊豆半島も綺麗に見えています。清水区の眺めを横長のパノラマにしてみました、
横へスクロールして御覧下さい。
ここにもベンチやテーブルなどが有る訳では有りません、ガードレールが切れたあたりが、
少し高くなっていて座るのに都合が良いのです。
午前中は用事がありましたので、朝にポットへ御湯を詰めても冷めてしまうかも知れません、
そこで、現地で御湯を沸かすべく簡単な湯沸し道具を持参しました。
最近はあまり見なくなったメタクッカーのセットです、エバニュー製で今も作っているのかは不明です。
煙突効果で効率良く固形燃料を安全に燃やす道具で、その必要なものが小さな鍋に収納され
持ち運びに便利に出来ています。ウインドスクリーンとクッカーをセットします。
燃やす固形燃料は色々な種類がありますが、意外に旅館の夕食で使う卓上コンロ用の、
燃料が優れていると思います。カエンエースなどの名前で売られていて、
安定して燃焼し携行安全性も高く、燃やしてもススなどで鍋底を汚しません、
長く常温で密閉せずに保存すると痩せて、燃焼時間が短くなる為、十分に使える物が
捨てられたりするようで、以前に捨てる予定だった物を旅館から大量に頂き使っています。
燃料をセットし点火、水を入れた鍋を置き準備完了、お湯が沸くまでと“風の数え方”を、
読み始めます。
3~4項目ぐらいで湯気が出てお湯が沸きました、冬ですと沸騰させる力が固形燃料には
有りません、でも晩春~初秋までならラーメンだって楽勝ですし、夏ならば炊飯だって
出来ちゃうんです。
この季節ならばアツアツの御茶が少し時間は掛かりますが楽しめます、
何時も使う登山用ガスストーブならば慌てるほど早いのですが、読書には丁度良い
タイミングと静かさで安全にお湯が用意出来るのです。
ミルクティーを一杯作り残ったお湯はポットへと入れ、メタクッカーを仕舞い、
ラスクをポリポリ食べながら“風の数え方”を読み進めます。
人や人の所業・心の動きも“風”
エッセイは人の人生を疑似体験出来る面白さが有って好きなジャンルです。
フヒャウヒャと笑ったり、う~んと考えさせられたり、胸にグッ!と込み上げたり、
一項目読むごとに顔を上げ、清水の町を見ます。
上げるたびに、穏やかな顔だったり、満面の笑みだったり、目からポロポロ涙が出ていたり。
昼間の農道脇でボロボロ泣いている情けない乗り主の顔を、TW225がライトのリムに映して、
「カッコ悪いから泣くなよ(;´Д`)とりあえず涙拭け」って言っているようでした。
最後までとても充実して読ませて頂きました、清水さん御夫妻の“風”を確かに感じました。
西日が静岡市を斜めに照らしています、私も風を起こしに山を下ります、数え切れない風を起こしに。
「なにカッコ良いこと言ってんだ、情けない泣き顔が精一杯だと思うよアンタには」って、
TWのエンジン音に冷やかされた気がしました(;´Д`)なんだかな~。
静岡市清水区庵原の“いほはらの丘”を満喫し御機嫌な鉄肝でありましたが、
残念ながら読書やお茶に良い場所が見付かりません、
そこで思い付いた場所へとTW225を走らせます。
室内や電車で読む本も嫌いではありません、でも一番好きなのは空の下、
出来れば遠くまで見える場所での読書が大好きです。
本の世界から視線を少し上げるだけで、爽快感も楽しめる、目の為にも
良いのではないかと考えています。
目的地へは“いほはらの丘”近くの清水庵原球場から登る高山からも行けるのですが、
あえて東名高速の下辺りを走って行く事にしました、別天地から別天地へ直接行くより、
“行を変える”ように段落が欲しかったのです、人が暮らす中を走り目的地近くに
やって来ました、行きたいのは山原山(やんばらやま)です。
“の”を入れて山原の山と呼ぶ人や山原中継塔や無線中継所と呼ぶ人もいらっしゃるようです、
中継所に上る手前、真南に突き出し左右に約300゜近い角度で視界が広がり、
静岡市を見渡せる場所が有ります。
ここだと思います↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。
特に正面から左手は清水区(旧清水市)で、町はもちろん港から三保まで、その眺めは見事です、
伊豆半島も綺麗に見えています。清水区の眺めを横長のパノラマにしてみました、
横へスクロールして御覧下さい。
ここにもベンチやテーブルなどが有る訳では有りません、ガードレールが切れたあたりが、
少し高くなっていて座るのに都合が良いのです。
午前中は用事がありましたので、朝にポットへ御湯を詰めても冷めてしまうかも知れません、
そこで、現地で御湯を沸かすべく簡単な湯沸し道具を持参しました。
最近はあまり見なくなったメタクッカーのセットです、エバニュー製で今も作っているのかは不明です。
煙突効果で効率良く固形燃料を安全に燃やす道具で、その必要なものが小さな鍋に収納され
持ち運びに便利に出来ています。ウインドスクリーンとクッカーをセットします。
燃やす固形燃料は色々な種類がありますが、意外に旅館の夕食で使う卓上コンロ用の、
燃料が優れていると思います。カエンエースなどの名前で売られていて、
安定して燃焼し携行安全性も高く、燃やしてもススなどで鍋底を汚しません、
長く常温で密閉せずに保存すると痩せて、燃焼時間が短くなる為、十分に使える物が
捨てられたりするようで、以前に捨てる予定だった物を旅館から大量に頂き使っています。
燃料をセットし点火、水を入れた鍋を置き準備完了、お湯が沸くまでと“風の数え方”を、
読み始めます。
3~4項目ぐらいで湯気が出てお湯が沸きました、冬ですと沸騰させる力が固形燃料には
有りません、でも晩春~初秋までならラーメンだって楽勝ですし、夏ならば炊飯だって
出来ちゃうんです。
この季節ならばアツアツの御茶が少し時間は掛かりますが楽しめます、
何時も使う登山用ガスストーブならば慌てるほど早いのですが、読書には丁度良い
タイミングと静かさで安全にお湯が用意出来るのです。
ミルクティーを一杯作り残ったお湯はポットへと入れ、メタクッカーを仕舞い、
ラスクをポリポリ食べながら“風の数え方”を読み進めます。
人や人の所業・心の動きも“風”
エッセイは人の人生を疑似体験出来る面白さが有って好きなジャンルです。
フヒャウヒャと笑ったり、う~んと考えさせられたり、胸にグッ!と込み上げたり、
一項目読むごとに顔を上げ、清水の町を見ます。
上げるたびに、穏やかな顔だったり、満面の笑みだったり、目からポロポロ涙が出ていたり。
昼間の農道脇でボロボロ泣いている情けない乗り主の顔を、TW225がライトのリムに映して、
「カッコ悪いから泣くなよ(;´Д`)とりあえず涙拭け」って言っているようでした。
最後までとても充実して読ませて頂きました、清水さん御夫妻の“風”を確かに感じました。
西日が静岡市を斜めに照らしています、私も風を起こしに山を下ります、数え切れない風を起こしに。
「なにカッコ良いこと言ってんだ、情けない泣き顔が精一杯だと思うよアンタには」って、
TWのエンジン音に冷やかされた気がしました(;´Д`)なんだかな~。