のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



仁義八行

2020年07月08日 | 己書

朝6時前、ものすごい雨の音でびっくりして飛び起きました。

怖かったです!!

あのまま長い時間降り続いていたら、どうなっていたでしょう。

幸い長い時間ではなかったのでほっとしましたが、岐阜では飛騨川が氾濫!

木曽川が氾濫したらどうしようもありません。

でも、その後しばらくしてからりと晴れてきたのには、これまたびっくりです。

やれやれと思い、安心して美容院へ。

今回もまだ雑誌類はいっさい置いてありません。

いつ雨が降ってくるか分からないので、遠出はできず昨日からの絵を描いていました。

オリジナルの作品を描くのは時間がかかって大変です。

里見八犬伝からとりあげたのは、「仁義八行」の言葉を書こうと思ったから。

「仁義八行」とは、人間としていちばん大切な八つの行いを表す言葉です。

仁・・・思いやり、慈しみ、情け、同情心

義・・・人が行うべき正しい道、正義

礼・・・人間どうしが生活するための決まり、礼儀

智・・・理解し判断する力、知恵

忠・・・嘘のない心、真心を尽くすこと

信・・・嘘を言わない、誠実

孝・・・親を大切にし、言いつけを守る、孝行

悌・・・年上の人に従う、兄姉と仲がよい

誰でも知ってると思いますが、案外ストーリーは知らないのでは?

書かれたのは滝沢馬琴の江戸時代ですが、舞台は何百年も前の千葉県です。

コロナ、災害、時代が変わっても、困難に立ち向かうとき人の行動で何が大切か感じるところがあります。

久しぶりにがんばって描きました。