数軒おいたご近所さん、旧家で広い敷地です。
野菜畑、花畑、駐車場、貸地などを所有しているお宅です。
いつも優しいおばあちゃんが花の手入れをしています。
私を含め、毎日通りすがりに眺めている人の気持ちを和ませてくれています。
ところが今日、町内の集まりで、そこの敷地に大型ドラッグストアができるよと聞きました。
へえ、そうなんだあ、ほんとうに我が家から10メートル程度のところにできるんだあとびっくり。
これまで車でスーパーに行っていたので、なんと便利になることでしょう。
うはうは嬉しくなってしまいました。
それなら免許を返上しても、かなりの高齢者になっても買い物難民にならなくてすみます。
ドラッグストアといっても食料品も日用品もなんでもそろってしまうんですから、こんな便利なことはありません。
ここに住んで45年以上、町はどんどん変わっていきました。
個人商店はなくなり、銀行は撤退し、歩いていけるのはコンビニくらいになってしまいました。
やっと念願のお店が来ることは、今までいちばん嬉しい出来事です。
でも、広くてきれいな花畑がなくなってしまうのは、ちょっと淋しいです。
サクランボが届きました。
つやつや輝いてうっとりです。