今回、フミが具合が悪くなって、分かったのは、
犬は、かなり具合が悪くても、元気に振舞おうとすることです。
そこは、猫とも違います。
猫は、具合が悪いと、じっとします。
でも、犬は、そうはしません。
そうなったときは、相当悪いときです。
犬に、自分の体の調子が悪いという自覚がないのかもしれませんが、
見た目の行動が元気だからといって、それを鵜呑みにはできないということが分かりました。
そういうことを踏まえて、数日前に、知り合いで、元獣医さんが飼っている高齢のワンコが、
くしゃみをしたら膿の飛まつが出た、という話を聞き、病院に行くか、すぐに、抗生物質を飲ませた方がいいですよ、
とアドバイスをしました。
相手は、元獣医さんですから、余計なことだとは思ったのですが、
その獣医さんは、口の中も、顔のどこも腫れてはいないから、膿が出たのは、大したことではないだろうと、言ったのですが。。。
でも、私は、そうじゃなくて、残っている1本の犬歯が上あごのどこかに当たっていて、そこに穴が開き、中が化膿しているだろうと思いました。
もう、ほとんど寝たきり状態になっているそのワンコの様子を聞いたら、顔の動かし方や食べ方などにも、1本の犬歯がどこかに当たって痛いから、そういう動きをするのだと思える点がいくつもありました。
なので、何を素人がしったかぶりして、と思われるのを覚悟で、アドバイスしたのです。
私が以前にあげた抗生物質がまだ残っているということだったし、なければ、私の手元には何錠かがありますから、それを差し上げればよかったし。
その後、どうなったかは聞いていないのですが、
薬を飲ませてくれていたら、ワンコは少しは楽になっているのではないかと思っています。
犬って、とっても優しい性格を持った動物だと思うんです。
咬んだり、襲って来るのもいますが、これも、飼い方次第なのではないかと思える節があります。
人間の管理下でしか生きることのできない動物には、限りない愛情をもって接してやりたいものだと思っています。