とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

70円の返金

2018-02-28 23:29:43 | 日記

こんばんは。


12時半出社って、私にとってはとてもキツイ。
いろいろ聞いて確認したいことがあっても、定時以降不在の部署も多いから。
顧客は大概朝からなので、午前中の対応は遅くなりがちだし。

夕飯がへんな時間になってしまうのも困りもの。

本当なら4時くらいに夕食のための時間を1時間取って、5時には戻って他の人の引き継ぎたいものを受けられるようにしないと、何か細かい連絡待ちのみで残業している、ということにもなりかねない。
ま、だいたいは自分の事務仕事をしながら顧客の連絡を待っているから、いいんだけれども。

さて、それでランチの時間じゃないのに飯を食いに行くとなると、場所が限られる。
大戸屋さんとか、サイゼリヤさんとか、富士そばとかとか。

駅の改札の中に、そば・うどんのお店が出来ていたことは知っていたが、なかなか利用することもなく、
帰りに横目でみて通り過ぎるだけだったのだが、定期があるんだもん、
改札の中に入って、食べてみたっていいじゃん。とばかりにあるとき、入ってみた。

タッチパネル式の食券販売機がある。
スイカなどで支払うと、30円引きだというので、小躍りする。

富士そばでは「とろろ」のトッピングの食券がない。口頭で言って現金払いも可能かもしれないけど、女一人、立ち食いそば屋慣れしているのもどうかと思う気持ちもかすめる。ところが、隣の女性が天ぷらそばにとろろを乗せてる!
ここは、スイカで払えるし、30円引きだし、とろろのトッピングが可能なんだ。

先日、訪れた際に、山掛けそばとトッピングで卵を選択した。
スイカでピッと清算する。金額は目の端にちらっと570円とか表示が見えた。
が、食券は一枚のようだ。
食券を提示すると、日本人ではないけれど、愛想のよさげな男性がせっせと手を動かしながらオーダーを受けてくれた。
いまいち卵トッピングに自信の持てない私は「卵のトッピングも」と口添えした。「はい、70円です。」
??若干の違和感を感じながら、受け取ったそばは、卵なし。とろろは大丈夫だが、卵はない。

もう一度言うと、同じ「はい、70円です。」…。
伝わらない感をビシバシ感じながら、じゃ、いいです、と引き下がった。
しかし、食べながら清算金額は500円を超えていたから、単なる山掛けそばの値段とは違うよなーと思い直す。

思い切って、列に並びなおし、先ほどの男性に訴えると、すぐさま、隣の痩せたかなり高齢の男性が、どうされましたか、と声を掛けてくれ、その奥に居た小柄な若い女性が、食器を洗って手が濡れているのだろう、いそいそと手を拭いながら出てきて、「お支払いになったんですね?」と食券機の鍵らしきものを持って出てきてくれた。
食券機の前で、私と彼女は1枚の食券が落ちているのを発見する…。

「…」
あぁ。食券が刎ねられて床に落ちていることに、私は全く気がつかず、その後に何人も食券を買ったはずだが、だれもそれを拾わなかったということだ。

「確かに多くお支払いされてるので」
そう彼女は言った。私はやっとこの質問をいうことができた。
「現金で戻していただけますか?」
被る勢いで「はい、現金でお戻しでよろしいでしょうか」と彼女は答えた。
かくして無事、70円を返金いただく。

日本人ではないあの男性には、ニュアンスが分からないし、日本語でどう答えたらいいのかも分からないのだ。
私も気がつかず、悪かったです、と現金を受け取って店を出た。

スイカで払ったら、その表示がすぐに分かる機械も置いてほしいなぁ。
一瞬表示して食券は渡しっきり、記録を見返すことができない。

というか、私もトッピングすると食券が2枚になるってことを理解しておかないとダメだな。

この日は仕事が終わりそうになくて、20分で戻るぞ、と思っていた。気持ちに余裕がなかった。
結果も12時をゆうに超え、タクシーなのか、最終電車なのか、微妙なところとなってしまった。
こんなにガリガリ作業にいそしむのも、もう今だけなのかもね。


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