とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

信用

2017-07-13 23:02:41 | 日記
こんばんは。

ある人から、こう打ち明けられたことがある。「会社では誰も信用しない」と。

ビジネスは、信用が大事なのでは?と、思った私は如何に子供だったことか。

その人は、強いのだと思う。

小型犬がよく吠えるように、自分より体が大きいものに対して畏怖する、同様に自分より強いものには精一杯、抵抗しようとするようなところが、人にはあると思う。

自分を保とうとするのかもしれない。強いものに服従することは、自律を失うこと。
なんでもその強いものに確かめねばいられなくなる。
だから、拙い自分でもいい、自分のことは自分で決めたい。

自分で決めたのなら、起こったことの全ては自分の責任だ。失敗してもそれを活かすことだ。そのうち守るべき要所を抑えられるようになるだろう。

しかし、故意に、騙そうとする人はいる。
故意でなくても、被ることがある。

それを許すのか、それともリスクを常に想定して、どっちに転んでも自分にはメリットがあることしか、やらないという考え方もあるのだ。
自分のことだけなら、多少損をしても、諦めればいい。でも、誰かを庇わなければいけなかったら?

会社の代表がいい例だろう。社員のためには、失敗したり、お金を騙し取られたりしてはいけないのだ。100パーセント執行されることが大切あって、誠意ある対応ではあったが、「すみません、出来ませんでした」は、ありえないのだ。

抜け目なく、リスクをいつも考えていて、安全なら、笑顔で当たり障りのない言葉で答える。

いつも回避できるように、余計なことは話さない。相手のことを観察していて、最大限の譲歩を得られるように、ゆるいところを見ている。自分の欲しい条件を、相手が嫌がることなく引き出していく。
そういう人は自分が損していいなんて、絶対に思わないのだろう。

自分が利益を受けることは、空気を吸うように当たり前だと、全く力むことなく思えている。


私とは、正反対だ。
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