適応障害の経過

今年の６月末、TOKO嫁、辛かった。

勤務していた会社の繁忙期も終盤となったが

体調・気分が悪かった。

繁忙期が終われば、達成感・開放感があるものだが

昨年と今年はそうならなかった。

繁忙期が始まる前、

昨年から続く「めまい」がおさまらなかった。

頭がパンパンになっていた。

熱はないけど、カーっとしているというか。。

４月の初めの時点で

マッサージに行った際「頭が重くなっている」と言われ、

休憩するよう、注意された。

それがもっとひどくなって、寝た実感がない、

起きていても寝ていても（おそらく）緊張している状態。

5月、6月は顧客対応が辛いと感じた。

電話のコール音を聞くのも辛かった。

顧客対応で「難しい」と感じると全身から汗が噴き出す。

心拍数も急上昇、顧客の意図がわからなかったり。

納品数を認識間違いしたこともあったので

自分の判断に自信が持てなくなった。

部長から残業禁止の指示を受け、

ひと月近く残業免除としてもらっても

体調・気分、自信は回復しないし

めまいも収まらない。

残業ゼロにもできなかった。

5月は0時に終わればいいほう、

6月に会社へ出勤した日は断然早くあがったけれど、

定時で帰れた日は数えるほど。

上司の男性課長は自身も手一杯なので

引き取るよとは云ってくれても、

全部は渡せない。

（コンパクトにして依頼できない自分も悪いと思う。）

相談すれば「これはそっちで出来る？」と言われ、

打ち返せないtoko嫁、結局やってから帰り支度となる。

休暇に至ったのは、６月中旬の産業医面談の際、

顧客と話していて汗が噴き出すなら

適応障害と思われるので、「心療内科での受診」を勧められた。

60件ほどある担当案件の引継書を作成、

確認しなければならなかったが、

日々の業務もあるし、かなり作業の進捗は鈍く

進められないまま、

６月最終日には健康診断の予定があり休んだ。

健康診断の予約が取れてなかったことが

前日の確認で判明して（汗）

リスケジュールしたものの、会社はそのまま休暇とした。

７月初旬の心療内科受診を経て
「適応障害」の診断書を会社へ提出。

心療内科の先生は、会社への出勤について

「診断書が守りますよ」と言ってくれた。

そこから現在まで休暇と欠勤。

めまい。首・肩のコリがひどかった。

休暇となって11月現在で４か月が経過。

めまいはかすかにあり、首・肩のコリは少し和らいだ。

最初のうちは、起きていても

なんとなく身体に力が入らないというか、

両耳になにか詰まってるような、

夢の中みたいな、

なんとなくぼんやりしている、不安な感じだった。

食欲は食べられるほどにはあるが

積極的ではない。。（おそらく軽度の気鬱だったかも）

眠れてるが、起床時にスッキリ感はない。

鏡で見る自分の表情はどことなく冴えない。

（いや～もともとたいしたツラでもないけど☆）

起床が11時になることもしばしばだったが、

ここ最近は９時ごろに起床、よく寝たな、

という感触もある。

座って居られる時には、

ネットでMBL大谷さんの記事を確認してた。

ほかドラマや小説、漫画などみて

「嫌だな」「腹が立つ」シーンについて

それぞれ、なぜなのか、考えてみる。

…断ることが苦手というか、嫌なのだ。

断れないがために、

都合よく他人を使おうとする人、

マウント取ることが普通、みたいな人との

会話は嫌だ、憎いほど。

こういうシーンを見ることでも凄く疲れる。

７月末、健康診断のために初めての場所へ行って、

（暑さもあってかなりフラフラになった）

人に早口で言われたことが、

聞き取れていても理解できなくて、愕然とした。

（理解するのが）遅いのだと納得したが、

一層不安が大きくなる。

　何か見落としてるのか？

　何か聞き取れてないのか？

と、行動にブレーキがかかる。

車の運転なんて、とても無理だ。

すばやく周囲の状況を読み取らなければ事故になるだろう。

（ペーパーだからありえないけど）

「行こう！」と思える時には時々、近所を散策した。

夫に付き添ってもらい電車に乗って公園へ行ったり、

懐かしい人からの誘いで、会って話を聞いてもらったりもした。

移動の時の電車の乗り換え情報は、

いつもよりしっかり調べたがかなり緊張した。

７月の終わりごろから漢方薬「清暑益気湯」を服用。

今は暑さも和らいだので「補中益気湯」の処方となった。

いずれも発汗が胃腸を弱らせ、悪化した体調を

回復する効果を狙っていると思う。

が、服用すると、朝起きた時、くらっとする感じがあった。

いまだ時折、顔や頭に「のぼせ」のような、

熱がくわーと上がる時がある。

心療内科の先生は、清暑益気湯は

脳の機能に影響のある薬ではないと言ったが、

くらくらする時がある。

7月末の健康診断の結果が８月初旬に届き、

肝臓の数値が悪く、C判定＝再検査となった。

これもショックを受けた。

（後に抗生剤服用の多さの影響だと判った）

過去に痛めた足が不調な時も、

いつもならさほど気にしないのに、落ち込む。

再検査時や心療内科での甲状腺の検査で、

採血がすごく痛く感じて自分がこれほど弱いとは、、、と

思い知らされる。

（痛みに耐える強さがない。。）

血液検査の結果は肝臓の数値も改善されていたし、

甲状腺の異常もなかった。

健康診断の時に乳腺の超音波検査を申し込みそびれていたが、

これも最近検査を済ませ、特に問題ないと確認できた。

暑くなく、天気の良い日には

なるべく外に散歩に行こうと思っている。

あまり行けないけど。

心療内科の先生曰く、

「意欲が回復するには時間がかかる」と。

文章を作成するのは、まだ荷が重いが

車の運転よりは安全だ。

何か作業した後、落ち込むけれど、

先生が云うには、「失敗は気にしない！」とのこと。

ま、そうだよね。

以前に比べると、ブログを書くことも

ちょっと「挑戦」という感じで、

時間がかかるが、辛くはないように思う。