とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

2019年7月7日(日経を読む)

2019-07-07 23:53:51 | 管理用

総合1面
世界で増資31%減の19兆円 1~6月
株で資金調達14年ぶり低水準 低金利の社債にシフト
 半期の調査が出たようだ。
 調査会社ディールロジック、世界の企業対象。
 ま、この低金利下、議決権行使比率の変動のある株式発行での資金調達より、断然安い社債発行でしょ?
 ROEも上げたい(自己資本利益率、分母を小さくしたい)しね。


総合2面
持ち合い株削減進む
富士通、480億円売却 強まる海外投資家の力
 日本市場での買い手で大勢を占めるのは国内個人じゃないからな。
 有価証券報告書に政策保有株(実際には「投資目的が純投資目的以外の目的である投資株式」というタイトル)を30銘柄までから60銘柄まで
 記載することになった。
 純投資目的なら銘柄名を個別に開示していないが「投資目的が純投資目的以外の目的である投資株式」は相手が自社の株を持っているかどうかも
 書いている。
 記事にある富士通は昨年はみなし保有の銘柄含め30銘柄を「取引関係の維持・強化」のために政策的に保有していると記載していたが、今期(去年4月1日から今年3月末まで)に85銘柄を減少、つまり売却し、その売却価額は48,226百万円となっている。
コーポレート・ガバナンス報告書でもこの方針について、政策的保有を削減する方針である旨か、保有し続ける理由を開示するようになっている。
コーポレート・ガバナンスコードは、従わなければ罰則がある、というわけではないが、コンプライ・オア・エクスプレイン(Comply or Explain)の概念で従わないならその理由を書く、ということなのだけれど、形になりにくい概念を理解させうるいい方策なのかも。
猿から人間になる感じ?
富士通は言い訳するのは嫌なので、株式の持ち合いを辞める=遵守(Comply)するというわけだ。グローバルに活動する企業には必要ですなぁ。
有価証券報告書をまるごと翻訳する会社もたまにあるけれど、コーポレート・ガバナンス報告書(東証のTDネットや各上場企業のHPで見られる)を翻訳すると、グローバルにアピールできるのでは?
投資の時の判断材料が指標化されて、AIで推奨銘柄が選出されるようになっていく…もうなってるのかも。


読んで妄想。。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イタリアンバル | トップ | 足の状態(1年を経過して) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

管理用」カテゴリの最新記事