いきなり株の話。
IPOの株がなかなか「当たらない」との
ボヤキを聞いたことがある。
そう聞くと、TOKO嫁、「それな。」と思う。
(めちゃ共感する、株買わないけど)
だって
抽選になっちゃうんだもんね。
昔から上場会社の株式を購入している人にとっては、
IPOは「儲かる」という認識なのだと思う。
(いちがいには言えないけど)
こういう話題の時、TOKO嫁としてはお決まりの返し。
「最近小粒な案件が多いですから」
…そもそも募集の数が少ない。
そこへ群がる個人投資家という図。
が、10月の東京地下鉄㈱の上場は
結構な注目度だったのではないか、と感じられた。
上場してから早や、ひと月というところながら、
概要を確認した次第。
都会の賑わい、それは
人が集まるからこそだけれども、
東京をぐるりと回る山手線の内側や、
周辺都市へ延びる私鉄沿線の主要駅周辺はみっしりと
商業地となっている。
車で行くより電車が便利なのだ。
特に地下鉄はアルファベットと数字の組み合わせで
表示される出口が分かりやすく、
到着までの時間が読めるから。
よく使うのが東京メトロ。
その運営会社が東京地下鉄㈱である。
(都心に不動産も多数所有)
東京都内なら目にすることも多い水色のメトロのマーク、
有名企業だけれどもまだ上場していなかった。
上場時には資金調達をすることが多く、
金融庁のEDINETで提出される届出書にその詳細が記載される。
上場にあたり、国内、海外とも株式を売出ししたと読み取れる
株の売出し価格を決定するための
事前の需要予測(ブックビルディング)から
「国内市場2億3240万株、海外市場5810万株」を
1,200円※で売出すことが決定・届出されたのが10月15日。
(※1株当たりの金額。調達する資金は2,788億8千万円)
実際の売買が開始された(=上場日)のが10/23(水)、
初値は1,630円(同日高値1,768円)。
売出価格を上回ったので
IPOの抽選で1株1,200円(1単元100株)で購入した人が
1,630円で売ったのなら1株あたり430円の儲け、
1単元ごとに売買可能なので120,000円で買って
16,3000円で売ったら43,000円+35.8%の儲けだ。
(一番高く売ってたら1単元17万6800円+47.3%。
先日の金曜日の終値は1,672円。)
3月決算会社で、2025年の期末は配当40円を
目指しているし、200株以上の保有なら
株主優待制度もあり売らずに持ち続けてもいい。
ちなみに、今年の6月の配当は32円(期末のみ)だそうだ。
約2,790億のお金を調達してどのくらい儲けてくれるのやら。
(実際にすぐ使えるお金はもう少し少ないだろうけど)
大株主には財務大臣と東京都の名があり、
いかにも個人投資家が好みそうな銘柄である。
概要を確認しただけですので、まるで
…購入を勧める文章みたいになっていますが、
投資ですので買った値段より株価が低下する
リスクがあります。
購入の場合はよく考慮されてご自身で判断くださいまし。
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