こんばんは。
現時点で、まだ進行中のことなので、確定的に断定してはいけないのかもしれないけど、成長という点では、いい感じに進んでいると思っている。
ちょっとむちとしていて、長いまつ毛と赤い唇が印象を残す、あまり言葉を発しない子供だった。一人っ子で、でしゃばることもなく、ひ弱かというとそうでもなく。
確かにそう目立つところもない、サッカーが好きな男の子だ。思春期になり、反抗的な口をきくが、これは「言葉が出ない」というもともとの現象も重なっていたみたいだ。
ただ、自分が「どうありたいか」はいつもあったように思う。たぶん、サッカーでイケていて、サッカーばかりでなく勉強もできる自分でいたかったんだろう。そこは親として信用している。
今は、疲れた疲れたといいながら、バイトでのこと、大学の勉強のこと、話をしてくれる。話しぶりは、理論的にすすめるクチだ。
普段楽しんでいるのは、ジャンルで言えばライトノベルらしい。いわゆる、セリフでつなぐ軽やかな小説だ。
昔一緒に見てケラケラ笑ったのは週刊少年ジャンプの「銀魂」だった。
ドラマ リーガルハイもだ。テンポがよくて軽快なセリフ回しが共通点。
あまり言葉を発しない子だが、理解力はあるのだ。しゃべりたいという気持ちが根底にあるということだ。
そして、言葉の中に潜む真実が大切だと、理解できていると思える。
今日はレポートをまとめる息子が、「空飛ぶタイヤ」を授業の一環で見たという話をしていた。原作が池井戸潤さんだ。リコールされるべき品質不良を、整備不良とされたという話を、授業の中で倫理を考える題材としたのだろう。その話は面白かったと彼は言っていた。
現実をみる、見ようとすることは大切だ。
と、いうわけでamazonプライム 「空飛ぶタイヤ」 堪能中である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます