とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

第一子と末っ子

2017-11-01 23:33:57 | 日記

こんばんは。ふと思い立って兄弟間の性格について。
ちなみに、私は中間なんですけれども。

上にも下にも調子よく。姉とは年子なのでさほど敬うこともなく、下の弟とはつかず離れず?といったところか。
上に話しかける時と、下に話しかける時の切り替えが早いのだろう、そこは特に苦にならない。

弟を見ていると、自分が家族の中で一番小さくて「ちやほやされていた」が今はそうではない、ということを露骨に思い知らされるというか、ふと醒めてしまうのだ。弟が嫌いということじゃなくて。
弟が自分は無条件に愛されているということを、しごく当然であるというふうに信じ切っているところを、見るにつけそう思うのだ。
そして醒める。どんどん醒めていく。引いていく。親からは手がかからないというか、忘れられるというか、偏屈で扱いにくいから声を掛けなくなるというか、そんな感じだ。中間の私だけ放っておかれる。姉はなんでも最初なので、「ねぇ、入学式には…」「今度の○○ではこれが必要になるんじゃないの」とか、世話をやかれるが、中学以降は姉に任されるのだ。年子の同性だからというのもあるだろうけれど。

父は長子だが、なんだか末っ子の妙な愛され感というか、自分が一番!みたいな感覚を持っていて、近所の子をみんなうちに連れてきていた、という話がもっともらしく聞こえたものだ。長子らしくない長子だと思う。すぐ4つ下の叔父はそんな「あんちゃん」大好きで、祖父の存在の影響なのかなぁと思う。叔父は中間の性質そのものと思う。上にも下にもそつなくあたれる。

姉に関して言うと、気が強く強情なところもある反面、親の気持ちには敏感で、私はよくたしなめられた。たしなめる、というよりかは、空気を読めていない!となじられているのだが、機嫌が悪い親たちに、今のタイミングであんなことを言わなくてもいい、ということらしい。
長子は親に甘ったれないのだ。父は甘ったれだったと思う。でも天然的に「俺はみんなから好かれて当然だ」みたいな、あっけらかんとした自信が、なんとなくほほえましく見えるのだと私は分析している。


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