ヘアケアならば美容室だ、とばかりにいつもの美容室へ行った私。
予約の必要のない美容室だが、客が増えると近隣の他店から応援を呼ぶので、常識外に待たされたことはない。
低料金だし、早く行けば早く終わるわけで、そこは予約なしシステムのメリットでもある。デメリットは、担当が毎回変わる。よくやってくれる女性は今日は居なかった。
そう。その担当が毎回変わることについて、今日の洗髪の担当には思わず笑うくらいの乱雑な扱いをされた。
痛くはないが、ヘナを塗った後に定着のためかぶせたラップや、ビニールの淵にゴムをつけた耳用のカバーを外す時だ。けっこうな勢いで、ぴっと剥ぎ取るのだ。
これを帰って夫に話すと、そのお店のためでもあるので、「お店のためと思って伝えますが」としてそれを伝えるべきだという。
そのお店でも初めて見る若い子だったんだよね。17歳とか18歳じゃないの?
マニュアルに沿ったセリフはいうが、アイコンタクトは、なし。
安いからね。
しかし夫は「若いから、余計に伝えなければわからないだろうし、セリフをいうなら、(本来快適さというサービス提供の)やる気はあるんじゃないの?」「安くったってこっちはお金を払ってるんだから言う権利はあるし」。うん…確かにそうだ。
今の剥ぎ取るような取り方では、私はモノのように扱われたと思ってしまいますよ。と伝えればよかったかな。
びっくりして言うタイミングを逃すとその後は単に「言いたくないことを言わねばならない」という嫌々なことになってしまう。
思いついたらすぐに言えばいいことばかりでもなし。あ、でもこのくらいのことならすぐ言っちゃえばよかったかなあ。
私はこういう愚図が治らなくて、会社で苦労するのだ。
勤務時間内だけ、と意識すればなんとかなるかなぁ。はぁ。気乗りしない。
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