こんばんは。
赤ちゃんが泣くのはお腹が空いた、眠れない、暑い、寒い、とかじゃないかと思う。
おしりはよほど痛くないと泣かないのかもな。
私はかなり大きくなるまで、自分の頭皮がかゆいかどうか、分かっていなかったと思う。
親からの構われ具合にもよるのかもしれない。私はいわゆる中間子だ。
年子の姉、6歳離れて弟。
なんでも一人でやる。特に姉が出来ないことを一生懸命やる、そんな子だったと思う。
幼いころ、姉はアトピー性皮膚炎で、特に冬はいろいろなケアが必要だった。
私は平気なのだが、頭皮はとても気になった。
痒いのか?と問われると、そうでもない。
大人になって、あるとき、オイルで頭皮マッサージをしてみたら、
「痒かったんだ!」と実感した。すご~っくクリアに、すっきりしたのだ。
出産し、体質が変わったのかとも思ったけれど、かゆみ以外の他のことはあまり変わっていない。
なぜ、痒いと認識しなかったのかよく分からないけど。
寝不足、かゆみ、寒さ、暑さ、身体を満たすことは生存欲求にかなり近い。
基本的な欲求が満たされて、やっと人間らしい欲が出てくる。
認められたい、とか尊敬されたい、とか。
痒みをなくすことに近いかもしれないけど、お風呂に入ってさっぱりすることは、最近とても大事だと思う。
もしかしたら、自信を持つことにもつながっているのかも。
不潔にしている自分を感じていたら、
自分のこと、大切にされて然るべきだと思えないもんね。
痒かったり、痛かったりすることは、不潔と同じくらいダメージだ。
先日、そういうことをなんとなく考えさせられた。
姑 とこ と、一緒に美容院に行けて良かった。
木曜日に夫に立ち会ってもらって、施設でお風呂に入ったとこ。
待ち合わせの駅に、夫に連れられて とこ は少し思いつめたような表情でやってきた。
歩くことに集中しているのだろう。余裕のない表情だった。
美容院では、いつもヘナだけお願いするのだが、施設で言っていたように、
その日はカットをお願いした。
隣で私はヘナで生え際の白髪を染めてもらいながら、とこの様子を見ている。
カットではどれぐらいの長さにしますか、と尋ねられ、うんと短くていいの、後ろで結えなくていい、など答えている。
不安で俯いたり、そわそわしたりということはなかった。
雑誌見て待っててくださいね、と声を掛けられ、口を引き結んで雑誌のページをめくる。
読んではいないみたいだけれど、落ち着いて美容室で過ごす とこ は普通の感じだ。
満たされてくれるといいなと思いながら、施設へ送っていく夫へバトンタッチ。
食事は回数が多すぎると言っていた。その日のお昼は食べずに施設を出てきたそうだ。
これまでになく、短くカットされた髪。
気品ある感じで、なかなか似合ってる。
気分よく過ごしてほしい。
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