熱があがらない風邪? はたまた花粉症? 喉がひりつき、くしゃみ・鼻水・鼻づまり…。
早朝、くしゃみをして鼻水が出たので鼻うがいをした後に鼻をかんでまたベッドに戻った。
くしゃみの際に枕に鼻水がついたのではと気になった。まだ3時すぎである。
まだ寝ていたいけど、この後もくしゃみが出たら嫌だなと思い、
くしゃみをするときには口元を覆うためハンドタオルを持ち込んだ。
寝つきの浅い夫を起こしてしまい、申し訳なく思う。
年末疲れていたことが大きかったのと、外出した後から喉が痛くなったので、
2日間寝込んだ原因と今の不調は、風邪以外にないと思っていた。
だから、もう治ったと思っていたのに先週末にぶり返したような喉の痛みと体のだるさと
今朝のくしゃみが連続していると思ったのだ。
しかし今朝のくしゃみが立て続けだったので、起こされた夫が「リビングの花の花粉に反応しているのでは」と言う。
そういえば、今のくしゃみと鼻水は2月の花粉症様の症状と似ている…と思い当たる。
「あ、昨日毛布をリビングで使ってた…!」
その毛布をそのままベッドにまた持ってきて使っているわけだから、
オリエンタルリリーの花粉が付着している可能性はゼロではない。
さかのぼって。
年末の風邪の症状は喉の痛みと体のだるさ、鼻奥が重く痰の切れが悪いというものだった。
熱は「36度8分」と、ほぼ平熱といっていいが、節々が痛み、座っていることも辛かった。
「疲れているんだよ」
年の瀬はとにかく疲れを取ることを優先した。掃除なんていつだっていいし、と。
そうね、年齢のせいでもう熱も出せないのねぇ、と。
体調の悪い私を気遣って、夫がかいがいしく食べさせてくれた。
クリスマスの日からリビングに飾っていた花のお世話もしてくれていた。
駅構内の花屋で、オリエンタルリリー白・ピンクの一本ずつに、濃いピンクのチューリップ二本を
花束にしてもらったのは私だった。ツリーとケーキの、せめてもの「代わり」だった。
オリエンタルリリーの白い大きな花は、みごとで、その白い花弁はゴージャスだった。
体がぞくぞくする私は水に触れるのも気が引けて、夫がこまめに水を替えてくれていることに感謝するのみ。
オリエンタルリリーもチューリップも、おしべの花粉が濃い茶色や黒っぽい色ながら、
ちょっと触れて手に着いたら、なかなか取れない。
夫は手のひらのまだらに黄色く染みたのを見せて、取れないんだよねぇとぼやいていた。
花はだんだんとしぼんできたものから取り除かれ、年末すでにオリエンタルリリーのみになっていた。
つぼみだった花が開くと、なんだか嬉しい。白の二つ目などはこれまでより一回り大きく見え、おしべも立派であった。
年が明け、最初の1週間をなんとか過ごした。
仕事はじめからの一週間はなんとか遅刻することなく会社へ行けた。
最大最悪の月曜日といわんばかり、休み明けは辛いもの。
それに年末に危惧していたこともあり、そのとおりギリギリで、なんとか間に合わせるような仕事ぶり。
われながら情けない。
すこしだるさを残しながら、風邪はおさまったようだと思っていたら、木曜日にはまた喉がひりひりとし、
金曜日はうっすらと体のだるいのを感じつつ、栄養剤を飲んで踏ん張り、
年初のリーガロイヤルホテルで開催の社友会に出席した。
アルコールはビールを小さいコップに2杯程度と抑えたものの、
ローストビーフやステーキ肉、デザートにマカロンなどを美味しくいただけた。
食べた量は少なかったと思う。
リーガロイヤルホテルは高田馬場駅から徒歩30分。ちょうどいいタイミングのバスは満員だったと思われる。
先にでた社員のほとんどが居なかったこと、バスを見送る数人がタクシーに乗り込むところを見かけたことを考えると
時間が間に合ったとしても、乗れなかっただろう。
タクシーなのか徒歩なのか迷った挙句、同僚と二人歩くことにした。
体力的には問題ないと思ったし、歩いたことで体があたたまり、だるさは感じなくなったが、お腹の様子が変。
同僚と別れ電車を乗り継いですぐ、「今すぐトイレに行きたい!」状態となり、3分ほどの次の駅まで
「もしここで出てしまったら!」という恐怖にかられながらもじもじと堪えた。
年初に向かいの席にいる同僚が「お正月はお腹にくる風邪で大変だった」と言っていたことを思い出す。
昨日からの喉のひりつきのこと、潜伏期間が3日くらいならちょうど…などなど考えてしまう。
トイレは間に合ったが、昼に食べたものが?夜になって腹を下すとはな、と腑に落ちない。
お昼は白みそベースのお出汁に薄切りの豚肉とネギをたっぷりのったうどんだった。
あつあつで、ひりひりの喉に心地よく、味もとても美味しかったのだが。
お腹が「ピー」だった翌日の土曜日はおとなしく過ごし、昼食も卵がゆ。
夕食はゆっくりとよく噛んでホタテ入りパスタ。幸いお腹のピーは続かなかったのでほっとしたが、
ホタテは重かったか、少しちくちくする。
日曜日、夫と息子が連れ立って出かけるのをしり目に、リビングで毛布を巻き付けて
パソコンでいろいろと調べものをしていた。
横になっていると寝てしまって、夜眠れなくなるから、起きてすべきことをやろうというわけだが、
やや寒いと感じ、ふこふこの毛布をリビングに持ち込んだ。
リビングでは主に床暖房を使っているが、エアコンも使用しており、その風は対流しているに違いない。
年末は確かに風邪だったのだ。
お腹の調子については暴飲暴食としか説明がしようがないが、
今朝からの鼻水はどうも花粉のせいかも。
花瓶をベランダに出したら、午後からは鼻水は控えめになったようだ。
花粉症の症状が強くでるのは体調が低調な時。
(前日外出も控え、休んだつもりでも)
今朝、体が反応したわけだ。
…そうかもしれない、確かに好調ではないから。
風邪と花粉症の差は鼻の奥の重さの有無だろう。
今の鼻水はねばっとしているが、透明だ。
風邪は色付きの鼻水だろうと思う。
では、体のだるさは、単に疲れなのだろう。
栄養ドリンクを1日一本飲んでいるが、足りないようだ。
3連休、どこもいかずじまいだ。
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