寒い雨の後の蒸し暑い日、曇り空。 東京の梅雨の時期はほんとうに鬱陶しい。
食べたいモノある?ないよね。。 ガッカリしたよな声色で夫は私に尋ねる。
最近、ずいぶんと厳しいことをいう夫が登場する漫画を見かけた。
登録者を増やそうと、漫画のサイトが、話題の作品と閲覧履歴の指向とをマッチングさせているのだろう、私のIEのマドの広告欄に表示されたのだ。
私は夫を尊敬している。
その漫画の主人公も、夫の悪口自体は出てこないが、実に厳しい物言いの場面を次々と登場させている。夫との間の子である幼い息子が、無邪気に「パパだいしゅき」と言う。
私も夫に厳しいことを言われたことがある。夜大声で泣く息子のことを「これじゃ仕事にならない」と責める言葉だった。しかし、こんな時は、漫画の主人公もそうであるように、波風たたぬよう、ムッとしても言わないものだ。ただ、育児休暇を終え、復帰した私に「いつ会社辞めるのかな?」と夫に言われても、私の答えは「辞めない」だった。漫画の主人公は、収入が低いから家事を完璧にしなくてはならない、という理屈を信じ込まされるようなことはオカシイ、とうっすら自覚していた。女性はよく三食昼寝付きがいい、なんて専業主婦にあこがれる人もいるようだけれど、私は自分で収入を得られなければ、不安だ。愛情はいつか消えてしまうのに、会社を辞めるなんて!
漫画では、主人公に正社員としての社会経験がないから、夫は主人公のことを「甘えてる」という。私は2話まで読んだけど、どうも、この「夫」氏、会社でこき使われてるようだ。冒頭では「会社でも人望あり」のように紹介されていたが、最下層的立ち位置のようだ。しかもどうやら、うまく「手抜き」できていない様子。家に帰ってきて、自分が会社で言われた理不尽な屁理屈を、妻に向けて威張っているだけだ。
そんな男、捨てるほうがいい。私はあんたのママじゃないって、言ってやんな!
ほんの触りを読んだだけでも、幼い息子に影響せず、よく耐えてうまく育てているのだなと思った。離婚届を夫に差し出す場面が、広告で見えただけで、私は「そうだよ、離婚だよ!」と主人公を応援したい気持ちが沸き上がってきてしまうのが抑えきれない。
共感すればするほど、今の私と夫との関係は、申し訳ないくらいだ。
特に、洗濯に関して、結婚当初から、私がいつも出遅れてしまう。
夫が先に洗濯機のスイッチを入れるのだ。
私はどうしても洗濯をしようと思う頻度が低すぎるらしい。
今では洗濯自体は夫がイニシアチブを握っている。
本来は、夫婦は助け合う存在なのでは?夫唱婦随とかじゃない、得意を活かして、できることをする。(あ、私もっと頑張らなきゃ。)
私は邪魔にならないよう、風呂場やトイレの掃除を、気が向いたときに担当している。
食事のことはもっとすごい。買い物では、夫は米まで半額で買ってくるので、下手に買えない。夫の頭の中では、一週間の献立がだいたい決まっているらしい。
私は立体的に考えられないので、1日3食、1週間の献立なんて、とてもじゃないけど、エクセルに入力して管理しないと、やりくりできない。なのに、家のことだからとそんなことまではしないので、出来ようはずもない。夫もメモは取っているみたいだが、私は同じような管理はできないと思う。
包丁を研ぐことと、野菜の下処理では、まだお役に立てるようなので、そこは頑張らせてもらっている。しかし、これも気まぐれである。息子の高校のお弁当はすっかりと夫にお願いしてしまった。できるだけ、掃除をしよう、とこれを書きながら決意を新たにするところだ。。。
洗面所で歯磨きしていると、キッチンから悲鳴が聞こえ、夫が駆け込んできた。
ど、どうしたの?というと頭を指さし、「血が出てない?」と聞いてくる。
天吊りの扉を開けたまま、ワイングラスを洗ってくれていたらしい。ふと頭を上げて、扉の角にぶつけて、悲鳴を上げたというところだ。
実は、洗面所でも同じことをして流血したことがある。息子が床をびしょびしょにしたまま、部屋に引き上げたからだ。濡れた床を拭いた夫が頭を上げたところに、棚の扉も開けっ放しであったわけだ。私は、棚の扉も開けっ放し、床も拭き取らない息子に対してムカッと来たが、それは過保護というものかもしれない、夫に対して。
で、キッチンでもまた悲鳴をあげているので、夫も懲りないなぁと思いつつ、「今回は血が出てないよ」と伝えた。が、それから何日経っただろう? 今日夫のおでこを見たら、うっすらとひっかき傷のかさぶたが取れたような跡があった。
まさかのあれか?と思ったが、どうも場所が違うので(キッチンで悲鳴の時はもっと頭のてっぺんだった。)どうやら他の理由によるものらしい。
洗い物でも夫に先んじなければ。
しかし、ちょうど、眉間の上方、ハチワレ?と思うような傷だった。何やったのかな。
鉢割れたら困りますから~ もう。
食べたいモノある?ないよね。。 ガッカリしたよな声色で夫は私に尋ねる。
最近、ずいぶんと厳しいことをいう夫が登場する漫画を見かけた。
登録者を増やそうと、漫画のサイトが、話題の作品と閲覧履歴の指向とをマッチングさせているのだろう、私のIEのマドの広告欄に表示されたのだ。
私は夫を尊敬している。
その漫画の主人公も、夫の悪口自体は出てこないが、実に厳しい物言いの場面を次々と登場させている。夫との間の子である幼い息子が、無邪気に「パパだいしゅき」と言う。
私も夫に厳しいことを言われたことがある。夜大声で泣く息子のことを「これじゃ仕事にならない」と責める言葉だった。しかし、こんな時は、漫画の主人公もそうであるように、波風たたぬよう、ムッとしても言わないものだ。ただ、育児休暇を終え、復帰した私に「いつ会社辞めるのかな?」と夫に言われても、私の答えは「辞めない」だった。漫画の主人公は、収入が低いから家事を完璧にしなくてはならない、という理屈を信じ込まされるようなことはオカシイ、とうっすら自覚していた。女性はよく三食昼寝付きがいい、なんて専業主婦にあこがれる人もいるようだけれど、私は自分で収入を得られなければ、不安だ。愛情はいつか消えてしまうのに、会社を辞めるなんて!
漫画では、主人公に正社員としての社会経験がないから、夫は主人公のことを「甘えてる」という。私は2話まで読んだけど、どうも、この「夫」氏、会社でこき使われてるようだ。冒頭では「会社でも人望あり」のように紹介されていたが、最下層的立ち位置のようだ。しかもどうやら、うまく「手抜き」できていない様子。家に帰ってきて、自分が会社で言われた理不尽な屁理屈を、妻に向けて威張っているだけだ。
そんな男、捨てるほうがいい。私はあんたのママじゃないって、言ってやんな!
ほんの触りを読んだだけでも、幼い息子に影響せず、よく耐えてうまく育てているのだなと思った。離婚届を夫に差し出す場面が、広告で見えただけで、私は「そうだよ、離婚だよ!」と主人公を応援したい気持ちが沸き上がってきてしまうのが抑えきれない。
共感すればするほど、今の私と夫との関係は、申し訳ないくらいだ。
特に、洗濯に関して、結婚当初から、私がいつも出遅れてしまう。
夫が先に洗濯機のスイッチを入れるのだ。
私はどうしても洗濯をしようと思う頻度が低すぎるらしい。
今では洗濯自体は夫がイニシアチブを握っている。
本来は、夫婦は助け合う存在なのでは?夫唱婦随とかじゃない、得意を活かして、できることをする。(あ、私もっと頑張らなきゃ。)
私は邪魔にならないよう、風呂場やトイレの掃除を、気が向いたときに担当している。
食事のことはもっとすごい。買い物では、夫は米まで半額で買ってくるので、下手に買えない。夫の頭の中では、一週間の献立がだいたい決まっているらしい。
私は立体的に考えられないので、1日3食、1週間の献立なんて、とてもじゃないけど、エクセルに入力して管理しないと、やりくりできない。なのに、家のことだからとそんなことまではしないので、出来ようはずもない。夫もメモは取っているみたいだが、私は同じような管理はできないと思う。
包丁を研ぐことと、野菜の下処理では、まだお役に立てるようなので、そこは頑張らせてもらっている。しかし、これも気まぐれである。息子の高校のお弁当はすっかりと夫にお願いしてしまった。できるだけ、掃除をしよう、とこれを書きながら決意を新たにするところだ。。。
洗面所で歯磨きしていると、キッチンから悲鳴が聞こえ、夫が駆け込んできた。
ど、どうしたの?というと頭を指さし、「血が出てない?」と聞いてくる。
天吊りの扉を開けたまま、ワイングラスを洗ってくれていたらしい。ふと頭を上げて、扉の角にぶつけて、悲鳴を上げたというところだ。
実は、洗面所でも同じことをして流血したことがある。息子が床をびしょびしょにしたまま、部屋に引き上げたからだ。濡れた床を拭いた夫が頭を上げたところに、棚の扉も開けっ放しであったわけだ。私は、棚の扉も開けっ放し、床も拭き取らない息子に対してムカッと来たが、それは過保護というものかもしれない、夫に対して。
で、キッチンでもまた悲鳴をあげているので、夫も懲りないなぁと思いつつ、「今回は血が出てないよ」と伝えた。が、それから何日経っただろう? 今日夫のおでこを見たら、うっすらとひっかき傷のかさぶたが取れたような跡があった。
まさかのあれか?と思ったが、どうも場所が違うので(キッチンで悲鳴の時はもっと頭のてっぺんだった。)どうやら他の理由によるものらしい。
洗い物でも夫に先んじなければ。
しかし、ちょうど、眉間の上方、ハチワレ?と思うような傷だった。何やったのかな。
鉢割れたら困りますから~ もう。
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