風邪は人にうつせば治るってよ

こんばんは。

今朝はまだ鼻の奥あたり、腫れている感じながら、熱は平熱となっていた。
食欲も普通。普通に食パン一枚、ホットミルク、フルーツとヨーグルトなど食べる。
薬の効果が消えていると思われる朝には、喉がひりつく。喉にも湿布を貼る。
今朝は臀部、というか腰も関節痛のような痛みがあり、そこも湿布を貼っておく。

咳はむせる様なこみあげてくるものが時折我慢できない。

昼食の用意をし始めたとき、まだ息子は部屋から出てこなかった。珍しく、二人でランチだ。

部屋を覗いてみると、昼前に布団をはがされてバスタオルを一枚かけて身を縮めている息子が、狸寝入りらしく、足先をぴよっぴよ動かすのをみた。手伝わんか～いとばかりに声をかける。

「お味噌汁の味見をしてくれ！」

それなら、やってこようかと思ったのだ。
果たして。のっそりと、熊かなにかのような動きでやって来た。
あり合わせの、かぼちゃのみそ汁、ちょっと濃いということだったが、これから刻んだねぎを入れるというと、じゃ、いいんじゃない？とのこと。

「あとっ！盛り付けるから、キャベツの千切りを皿に３人前で分けて」
「…皿は？これでいいの？」

皿も指定する。
最近の野菜の高騰に、袋詰めのキャベツの千切りは頻度が高くなってる。
生のものって風邪の治りかけの人によそわれたくないだろう。
ベーコンと一緒に焼いたエリンギとネギ。卵焼きも追加する。

卵焼きを作ろうとする私に、スクランブルエッグのほうがよくね？と言っていた息子。もうベーコンよそっちゃってるから、早い方がいいのだが。自分の意見を言うのは成長している証拠、と思った。しかし一度決めた予定をあまり変えない私は結構頑固かも。スクランブルエッグのほうが、好きなんだけど。
みそ汁もよそってくれたが、勢いあまってか、不在の夫の分もよそいだした。帰ってきてからでいいよ。

食べ終わると、私が咳をしているから、「いつまでこのリビングにいるつもりなんですかねぇ？」と嫌味っぽく言われる。「うつしてやる～！」「うつせば治るんだ、うつさせろ！」

…きっと心配してくれているんだと思うけどね。

食事のあとはインスタントだけど、コーヒーをいれる。すると、溶けきっていないとばかりに「…んっ」と鼻を鳴らすような、音にもならぬようなうなり声で不満を示す。んまぁ～、甘やかして育ててしまったものだ。だが、黙ってスプーンを持ってきてかき混ぜてやる。

夕方にはかなり痰がきれてきたが、まだ鼻声だ。
油断は禁物。暖かくしておこう。