とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

ポジショニング?マウンティング? ヒヨリミとコーガンムチ。

2019-08-05 23:10:19 | 日記
営業所の担当とは、いつもは電話とメールだけのやりとりだ。

その地方営業所の人、仮に「ヒヨリミ」と呼ぼう。これまでにも上司がらみのことで結構嫌がらせをされているからだ。エライ人の言う事は聞くのだそうだ。そいつが、会社が主催する会社方針説明会出席のために東京へやってきた。
春に地方営業所の課員として入社した中途社員を伴ってくるという。
が、地方に赴任して約2年になる主任の「ヒヨリミ」は、私が電話しているのをいいことに、本社の上司ともう一人の地方案件担当者である男性だけに挨拶しただけで次の部署への挨拶があるからと出て行ってしまった。お話し中のところ、急ぐので、のようなアイコンタクトもなかった。
その後の会社方針説明会の後の懇親会でも挨拶にくることもなかった。当然、伴われた中途社員も挨拶には来なかった。

夫にその話をすると、俺だったら、そんな奴らにはふつうはもう話しないし、何も便宜を図ることはしないよ?と私に教え諭すようにいう。この間、うっかり頼まれた刷り本を、頼み込んで他の人からもらって送ってやったことを今更ながら後悔した。

夫の言うことは、もっともだと思う。
他の人たちの、そういう場面を今までにも目にしたことがある。大人げないと思ってみていたものだが、それが「なめられない」ということなのだろう。

そういう駆け引きは、常に「嫌われたくない」と思ってしまう人種には出来ないことだろうなぁ、たとえば、私がそうであるように。
そんな人種は「王子様みたいなモテモテのカッコいい人が、まさかの、こんな冴えない私を好きになって」というシンデレラストーリーに出てくる。
引っ込み思案で、いつも遠慮しいで、「いい」人、なのだ。いわば馬鹿ショウジキ、なのだ。

駆け引きをする人間は、そんな「いい」人のやさしさにすぐ、つけこもうとする。ほんのちょっとでも引けば、そこにつけこむのだ、チンピラのように。
つけこんでも、王子さまは冴えない主人公を引き上げるようなことをするので感謝されるのだが、会社の低モラルな「チンピラ」どもは、自分さえよければいいのだ。

中途の地方営業所の課員、先日、厚顔にも、「ちょっと教えてください」と電話してきた。ほかの二人が休んで誰も居ないのだ。夫の言葉が頭をよぎったが、尋ねてきた案件は私も担当している先だったので、多少なりとも答えなくてはならない。それにほかの二人の勝手さには少しあきれる。
が、この「コーガンムチ。」、いちいち私が話した内容とちょっと食い違うことをする。そしてまた質問の電話をかけてくる。
データの扱いも知らない、いわば新人が、私を女だと思って軽んじているのだ。地方営業所の中で私は馬鹿にしていいという扱いである、ということだ。
質問、と言ってきた時に、ほかの二人が居ないと分かっても、営業所の先輩に聞いてくださいと言ってやればよかったのだ。

私はそんな後悔を押し殺して、彼に伝えた。
私が話したことを違うように理解しているみたいだから、実際のものを見て、確かめるようにしてくれ、と。うちのサーバに格納してあるデータ、開いて見たのか?と。「コーガンムチ。」は、私の怒りが伝わったのか、少ししどろもどろな反応。

はっきりいって、私は怒り心頭だった。だいたい、この「コーガンムチ。」、『おしえてください、データってWordでもらうんですか、それともエクセルですか』だって? はっきり言って、出来そこないの質問だ。
社内で確認できるサーバの中の完成データを見ればわかるでしょう?
それに『顧客に事例を社内のサーバから探して渡せますか』だって? (しかも私に探してもらうこと前提じゃね?) 世に公表されないデータを、他の客に送って、信頼を損なうつもりなのか? この数か月、何を聞いてきたのか。

今日もまた、会社が用意した先方との通信システムが使えないから、代わりに送っておいてくれと依頼してきた。以前なら憮然としつつもやってしまっていたことだ。
そちらの営業所では誰もその通信システムが使えないんですね、使えるようになるよう、社内システム部門に確認して、と言ってやった。
こちらも言い返さなければ、いつまでもつけこむように言ってくるのだ。
その地方に住んでいらっしゃる方々には申し訳ないが、どうも男尊女卑的な臭いがする。(きっと、私の出身地でも、仕事をしたならもっと酷い扱いを受けることだろう。)

夫は、自分が主体となれる営業担当に、貴女もなるべきだ、という。
内勤だから下の扱いをされても当然といいたいのだろう。

なんだか、それも仕事によって差別されているみたいで、違う、と感じてしまうのだけれど? きっと、今は正しいのだろう。


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