とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

食事とお土産(3)

2021-09-04 13:18:27 | 日記
日曜の朝、たいがい私たちは朝遅く起きるのだが、息子は時には7時ごろに起きていてお腹が空いてどうしようもなくなるらしい。
そりゃそうだ。

先週の日曜、息子は自分でチャーハンを作った。
気づけば10時をまわっており、もそもそ起きてきた気配がしたので、ああ、何か作らないと、と慌ててキッチンへ行くと、冷凍してあるご飯は取り出してあるが、どうしようか迷っている様子。
私が冷蔵庫から卵を2個、それに高菜のパックをとりだすと、私の顔をみて口をとがらせ気味に「自分でやらないと文句を言われるから」と身を乗り出してきた。
高菜のパックが彼には見えなかったらしい。見えてたらすぐ作り出してたよ、とくぐもった声で言っていた。

少し前にフライパンを新調してから、焦げ付きにくいと私と夫が話しているのを見聞きしていたのだろう、ちょっとは、やってみたいと思っている節がある。

カゴメのレトルト冷製スープをだしてやり、美味しそうにできたじゃないの、と声を掛けたが、頑なな感じで自分の食べたものだけ洗い物して自室へ消えた。
いい態度とは言えないが、母としては満足である。私たちが起きてこないのを悶々と待つより、自分で作って食べられる、そう実感があれば、そのほうがいいだろう。
皆の分も作ったよ!なんて日は、まぁ、来なさそうだけどね。
私の腰が重いところや個人主義なところが、遺伝してるんだろう。

追記(2021/9/5)。北海道小樽土産の乾物は、味噌汁の具にちょうどいいのだ。私も不規則になりがちだが、食事の時間がずれることが多い息子の分を作らないのもなんだし、作っても冷めるし、味噌汁は好きらしいので、考えた結果、保温機能付きのスープジャーを使っている。
保温ながら、熱湯で味噌も、細かく刻んだ生の野菜でも十分火が通るのだ。
熱湯を先に少し入れて捨て、余熱すればより効果が高い。
材料と出汁入り味噌を入れて蓋(口径が広くてラバー付き)を閉めて5分程度も置けば完成しており、1時間経過しても冷めてない。(出勤する女性の行動を想定してるらしい。)息子は熱いものは苦手なので、むしろちょうどいい。
キャベツも千切りされたタイプのものが割安だったりするし、ニンジンの細切りはこのところキャロットラペにハマっており、ストックがある。夏は刻んだミョウガが入ってもいいし、キノコ類が入っていると少し香りと味に変化がつく。が、海藻の乾物はド定番である。スープジャー味噌汁にとって、ありすぎてなんら困らない。彼はそれを土産として買ってきたのだった。
味噌汁をリクエストされたに等しい(アア🙈)。



さて余談だが、父はマリモのような不思議生物を手元に置くことは好きだったと思うが、土産の「マリモ」については世話はお前がやれ、と言った。俺は関与も感知もせん、というわけだ。
興味半分、でも期待しても、といった感じだった。傷つきたくないのだ。小さなプラスチックカップの中に入ったマリモで、父も見るなり、ただの土産物で本物ではないんじゃないかと言ってた。

特に何も世話することなかろうと思って、たまに思い出した時に水を替えたぐらいでほぼ放置した。あまり光合成している様子もない。その後、本体は濃い緑色のままだが、へんな藻をまとって薄汚くなっていったそのマリモを、そっとこすり洗いしたら一部が割れた。
藻はもやもやとたなびいていて藻は生きているかんじだけれど本体の濃い緑部分はなんの変化もない。
何年かあとにひっそりと捨てたのだった。


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