野暮な仙人の野暮な暮らしと独り言

今は昔、伊豆の山中に野暮な暮らしをしているという仙人が、犬1匹と猫2匹で気ままに棲んでいたそうな!

年寄りの冷や水?

2015年01月24日 09時31分11秒 | 独り言(ツブヤイター)
ゴルフ仲間のK氏に伴われて、城が崎の磯場に初めての磯釣りに出かけました。背負子にタックルボックスやバッカン類などをくくりつけ(総重量約25kg)駐車場から約50m位下にある磯に降りましたが、かなり足場の悪い所で、鋲つきの長靴の底(足裏)に、それをもろに感じさせられました。

釣り場について、撒き餌の準備、仕掛けの準備など約こ1時間。
釣り場に着いたときから、大島方面から打ち寄せる波の勢いは、風はほとんどないのですが、不規則にかなり強く、しばらく、様子見をすることにしました。




見ていると、釣り座は海面から目測で約10mくらいありますが、そこにまで、波頭が届くような状況です。



予定している、釣り座で、打ち寄せる波を写真に収めようと、構えていたその時、頭からモロニ波をかぶるような大波がやって来、



とっさに後退したのが、悲劇(?)の始まりです。
後退したところは約2m位のくぼみになっており、そこにお尻から転落し、左胸を強打しました。一瞬、息ができず、声も出せない状況に『一巻の終わり!』を感じました。
次がまた大変でした。コップの中にお尻から落ちたような状況で両足と頭がコップの外といった形になり、胸は痛むし、動きがとれないしで、悪戦苦闘。
約30m位はなれた場所で波を見ていたK氏は、波が来た後、一瞬にして姿が見えなくなった私が、波にさらわれた!と、あせったようです。
彼の私を呼ぶ声は、聞こえるものの、私はコップの中で悪戦苦闘。胸の痛みもあり、声も出せない状況。
結局、数回竿を振っただけで、撤退となりました。



撤退時の駐車場までの重い荷物を背負っての,登りは、胸の痛みに耐えながらの死に物狂いの登りでした。
帰宅後、すぐに病院に出かけレントゲンを撮って診ていただきましたが、骨折やひび等の異状は見られず、強打と診断されました。
約40年飲み続けているワダカルシュウームの効果と厚手の防寒着+厚手のライフジャケットが最悪の事態から救ってくれたようです。
もう、磯釣りは、こりごり!と言うか、70過ぎの年寄りがやるものではないことを身をもって知りました。
今後は、防波堤からの釣りに切り替えて楽しみたいと思いました。