土砂の堆積

　こんにちは
ちょっとドライブとしゃれこみ神奈川の秘境（大袈裟？）青根のいやしの湯に出かけたが休みだった。
せっかくの公休日ゆっくりと湯に浸り人生を楽しもうと思ったのだができなかった。
　時間があれば藤野の温泉に回ったのだが午後から商工会の会議があったので断念。

　そのかわりいつもは通過するだけの道志ダムを散策してきた。



もう相当前から土砂の流入でダムの水位が上がり、ダム本来の貯水と言う機能がマヒしていると言われて浚渫工事もやっているが
たしかに凄い！　　ダムからほんの１００ｍ程度のところはもう河原になっている。

　急峻な川だから当たり前だが源流域からわずか１０数キロの地点のダムがこの様だからいかに水の力が凄いのか圧倒される。
本来この土砂は海まで流れていくのだから、それがここでせき止められるのだから、日本全国の海岸が痩せて消失してきているのは
自明の事。　　電力、水利、洪水調整と急峻な国土を治めていくのに必要なダムだが、その反作用がいかに重大かこのダムの水位を見て考えさせられる。

　地球が自身で創り上げてきた自助システムを一生物たる人間が、勝手に我が物顔で改変（改悪？改良？）している傲慢さへの罰として
あの震災があったとしたら、厳しいことである。
　先日ＴＶで見た猿の惑星のラスト、リンカーンが猿だったって、『怖いですね』　　ＣＩＡＯ