前日の続きで。
「体脂肪計タニタの社員食堂」のサブタイトルは
500kcalのまんぷく定食
である。
ご飯、汁物、サイドメニュー2皿、メインメニュー1皿、の計5皿。
確かに、これで500kcal、って云われると大抵の人は驚くかもしれないが
七咲はもっと別の所に驚く。
毎日この量を食べたら七咲は逆に太るぜよ!!
太るぜよ、というか、絶対食べられない量だ。
七咲は、痩せの大食い、の反対で、デブの小食い、なのだ。
ご飯を茶碗に1杯、おかずは小皿に1つ、で十分に足る。
だから外食も、絶対「定食」とか「レディースセット」とか「ランチ」とか
半分以上、食べ残す。
食べ残す、と解っているのでわざわざそういう所では食べないが。
(付き合いでそういう店に連れて行かれると、連れが1.8人分は食べるはめになる)
たとえばマクドでも、ハンバーガーとコーラで足るので、200円で食事は終わる。
100円マック万歳だ。
そういう人が一人いる家庭の「二人分のご飯」、としては多すぎる!
(いや、この本に限らず、ほとんどのレシピで言える事だが)
多すぎると解っていながらも、
一応、試しに本の通りの「定食」を作ってみたものの、案の定、食べきるのに2食分だった。
(つまり二日分の夜ごはんになった)
そうして、本の通りに定食を作ろうとする、融通の利かない七咲は
旦那様に諭される。
二人分つくろうとするな
でもレシピはどうしても二人分なんだけどな。と思っていると以心伝心か。
タニタ定食を作ってもいいけど、2品だけ!作るように!
…いえーす。了解です。
定食メニューの5品目のうち、2品ずつ作るように諭され
わざわざ「定食」本を買った意味が早くも崩れ去っておりますが、仕方ありません。
悪いのは一度に少量しか処理できない七咲の胃袋です。
というわけで、次回からは少量作るとして、以下、七咲が実際に作った実況中継。
まず第一日目(1ページ目)から順番に作ってみようと思う。
白飯
根菜とひき肉のしぐれ煮
里芋のりまぶし
ほうれんそうともやしの和え物
買いわれ大根の澄まし汁
メニューだけ見てると、そう多くはなさそうなのだが、この一品一品が曲者である。
なにしろ、とんでもなく使用する材料が多い(七咲的に)。
三食をこの「タニタ定食」通りに食べたら、一日30品目、とかいうのを楽々クリアできそうだ。
ま、それはいいとして上から順番に。
根菜のしぐれ煮。
普通の和食です。根菜入れてダシ醤油で味付けする系の、煮物です。
作り方自体はそんなに難しいメニューはない、というのも、この本の購入動機なので
(これなら本はなくても作れそうだから買わなくてもいいのでは?と迷ったくらい簡単)
本を見ながら作るのは煩わしいと思う人でも、ちらみで作れるハズ。
しかし、一点だけ、どうしても解せない箇所がある。
おいおい、だし汁100ccで煮物が出来るか?!
と、大いに戸惑う。
「蓮根人参タケノコきくらげシイタケきぬさや糸こんにゃく豚肉ミンチ」という
この大容量を、だし汁100ccで?!ほんとに?!
あ、煮物じゃないのか。(いや、15分煮る、とか書いてるし)
まあ二人分だから、100でもいいのか。(二人分だからと見過ごせる量ではないが?)
そんな不可解な点を抱えながらも、七咲は自分よりも本を信じて
切った材料を炒め油が回ったらだし汁と調味料を投入!
さあ15分煮てみよう!
と、15分。
いや、15分も、もたなかった。6分にさしかかった辺りで煮汁がなくなる。
これ、圧力鍋のレシピなら頷けるんだがな…
と思いながらも火から下ろす。
もう一度だし汁を同量作って煮てみようかと思ったが、下ゆでしてそこそこ煮えているので
あとはレンジで加熱調理するか…、と諦める。
次に、里芋のりまぶし。
これは里芋の煮っ転がしにアオノリを混ぜてカタクリでとろみをつける、まあ煮物の類。
そう、これも煮物の範疇だと思うのだが。
里芋を煮るのに、だし汁が60cc。
驚異的だよ、そのだし汁の量!!
と慌てふためき、下ゆでするのか?と、下ゆで工程を探すものの
わずか6行のレシピにそんな記述はない。
あり得ないと思いつつ、それでも七咲よりも本を信じて、里芋を15分ゆでる。
当然、15分も持たず、もたないどころか、鍋が焦げ付いて使いものにならなくなる。
黒煙を上げる鍋を火からおろしながら、思ったことは。
まあ、そうだろうな。
でしたよ!!
あり得ない、と思っていただけに、わずかなショックさえも感じず。
もう一度チャレンジする気にもならず、鍋の焦げを洗う。
いや、あり得ないと思っていたなら、鍋から目を離すなよ!って話ですよ。
それよりも、その前に作った根菜のしぐれ煮で何を学んだんだよ!って話ですよ。
全く学習しない、レシピ本信者の七咲。
この里芋のりまぶしを作っている間に、…じゃなくて、焦げ付かせている間に、
ほうれんそうともやしの和え物、を作っていたので(鍋から目を離していた原因)
そっちは特に問題なく出来上がったんですが。
(これはゆでて調味料で合えるだけだったから)
なにせ里芋がショックだったので、その次の澄まし汁を作る気になれず…
(ショック受けてるじゃん!!)
ここでストップ。
あまった糸こんにゃくと蓮根できんぴら(七咲自分勝手レシピ)を作り、
余ったほうれん草ともやしで胡麻和え(七咲自分勝手レシピ2)を作る。
無駄に疲れた…(全体のうすぼんやりした感想)
そういう訳で、今夜の定食は!
白飯(たまごかけごはん)
根菜のしぐれ煮(レンジ仕上げ)
ほうれん草ともやしの和え物
糸こんにゃくと蓮根のきんぴら
ほうれん草ともやしの胡麻和え
あ、ちゃんと5品目になってるなってる。500kcalじゃないと思うけど。
の、七咲定食の完成です!!
果たして。
きんぴらと胡麻和えは完食!しぐれ煮と和え物は全残!!という、初日から
タニタの「タ」の字もない夕飯でした。
500kcal定食を極めるのには、料理下手な七咲では並々ならぬ修行が必要そうです。
そう、今回の騒動は「料理が下手」な七咲のせいであって
この本には落ち度はないという点を踏まえておいていただく事をお願いします。
料理のレシピも、観葉植物の世話と同じで、本に書いてある情報を鵜呑みにしては
成り立たないのです。
(経験と応用がモノを言う)
事件は本の中で起きるんじゃない、現場で起きてるんだ!!っていうあれですよ。
というわけで、下手なりに大騒ぎして作ったた料理を
食した感想。
しぐれ煮。
うん、にんじんとれんこんとたけのこの味がするよね。って感じ。
ウマイ不味い、以前に、煮物の味が全くせず。
しみてない、っていうよりも、素材の味に調味料が勝てない、という印象。
七咲は嫌いじゃないですよ?
和え物。
ほうれん草ともやしとトマトだよね、って感じ。
以下同文。
ええ、嫌いじゃないですよ?
あ、あと。
どうしてもだし汁の100ccが納得いかなかったので、後日
同じ分量で圧力鍋で作ってみました。
ええ、上手にできました。(しかも3分で)
以降、煮物系を作る時は、だし汁が驚異的な量である場合に限って
勝手に圧力鍋を使おう(意図せぬ方向に学習)
と心に決め、まだまだこの本で修行を積む次第でございます!!
(どんな時もやる気だけは十分ある)
「体脂肪計タニタの社員食堂」のサブタイトルは
500kcalのまんぷく定食
である。
ご飯、汁物、サイドメニュー2皿、メインメニュー1皿、の計5皿。
確かに、これで500kcal、って云われると大抵の人は驚くかもしれないが
七咲はもっと別の所に驚く。
毎日この量を食べたら七咲は逆に太るぜよ!!
太るぜよ、というか、絶対食べられない量だ。
七咲は、痩せの大食い、の反対で、デブの小食い、なのだ。
ご飯を茶碗に1杯、おかずは小皿に1つ、で十分に足る。
だから外食も、絶対「定食」とか「レディースセット」とか「ランチ」とか
半分以上、食べ残す。
食べ残す、と解っているのでわざわざそういう所では食べないが。
(付き合いでそういう店に連れて行かれると、連れが1.8人分は食べるはめになる)
たとえばマクドでも、ハンバーガーとコーラで足るので、200円で食事は終わる。
100円マック万歳だ。
そういう人が一人いる家庭の「二人分のご飯」、としては多すぎる!
(いや、この本に限らず、ほとんどのレシピで言える事だが)
多すぎると解っていながらも、
一応、試しに本の通りの「定食」を作ってみたものの、案の定、食べきるのに2食分だった。
(つまり二日分の夜ごはんになった)
そうして、本の通りに定食を作ろうとする、融通の利かない七咲は
旦那様に諭される。
二人分つくろうとするな
でもレシピはどうしても二人分なんだけどな。と思っていると以心伝心か。
タニタ定食を作ってもいいけど、2品だけ!作るように!
…いえーす。了解です。
定食メニューの5品目のうち、2品ずつ作るように諭され
わざわざ「定食」本を買った意味が早くも崩れ去っておりますが、仕方ありません。
悪いのは一度に少量しか処理できない七咲の胃袋です。
というわけで、次回からは少量作るとして、以下、七咲が実際に作った実況中継。
まず第一日目(1ページ目)から順番に作ってみようと思う。
白飯
根菜とひき肉のしぐれ煮
里芋のりまぶし
ほうれんそうともやしの和え物
買いわれ大根の澄まし汁
メニューだけ見てると、そう多くはなさそうなのだが、この一品一品が曲者である。
なにしろ、とんでもなく使用する材料が多い(七咲的に)。
三食をこの「タニタ定食」通りに食べたら、一日30品目、とかいうのを楽々クリアできそうだ。
ま、それはいいとして上から順番に。
根菜のしぐれ煮。
普通の和食です。根菜入れてダシ醤油で味付けする系の、煮物です。
作り方自体はそんなに難しいメニューはない、というのも、この本の購入動機なので
(これなら本はなくても作れそうだから買わなくてもいいのでは?と迷ったくらい簡単)
本を見ながら作るのは煩わしいと思う人でも、ちらみで作れるハズ。
しかし、一点だけ、どうしても解せない箇所がある。
おいおい、だし汁100ccで煮物が出来るか?!
と、大いに戸惑う。
「蓮根人参タケノコきくらげシイタケきぬさや糸こんにゃく豚肉ミンチ」という
この大容量を、だし汁100ccで?!ほんとに?!
あ、煮物じゃないのか。(いや、15分煮る、とか書いてるし)
まあ二人分だから、100でもいいのか。(二人分だからと見過ごせる量ではないが?)
そんな不可解な点を抱えながらも、七咲は自分よりも本を信じて
切った材料を炒め油が回ったらだし汁と調味料を投入!
さあ15分煮てみよう!
と、15分。
いや、15分も、もたなかった。6分にさしかかった辺りで煮汁がなくなる。
これ、圧力鍋のレシピなら頷けるんだがな…
と思いながらも火から下ろす。
もう一度だし汁を同量作って煮てみようかと思ったが、下ゆでしてそこそこ煮えているので
あとはレンジで加熱調理するか…、と諦める。
次に、里芋のりまぶし。
これは里芋の煮っ転がしにアオノリを混ぜてカタクリでとろみをつける、まあ煮物の類。
そう、これも煮物の範疇だと思うのだが。
里芋を煮るのに、だし汁が60cc。
驚異的だよ、そのだし汁の量!!
と慌てふためき、下ゆでするのか?と、下ゆで工程を探すものの
わずか6行のレシピにそんな記述はない。
あり得ないと思いつつ、それでも七咲よりも本を信じて、里芋を15分ゆでる。
当然、15分も持たず、もたないどころか、鍋が焦げ付いて使いものにならなくなる。
黒煙を上げる鍋を火からおろしながら、思ったことは。
まあ、そうだろうな。
でしたよ!!
あり得ない、と思っていただけに、わずかなショックさえも感じず。
もう一度チャレンジする気にもならず、鍋の焦げを洗う。
いや、あり得ないと思っていたなら、鍋から目を離すなよ!って話ですよ。
それよりも、その前に作った根菜のしぐれ煮で何を学んだんだよ!って話ですよ。
全く学習しない、レシピ本信者の七咲。
この里芋のりまぶしを作っている間に、…じゃなくて、焦げ付かせている間に、
ほうれんそうともやしの和え物、を作っていたので(鍋から目を離していた原因)
そっちは特に問題なく出来上がったんですが。
(これはゆでて調味料で合えるだけだったから)
なにせ里芋がショックだったので、その次の澄まし汁を作る気になれず…
(ショック受けてるじゃん!!)
ここでストップ。
あまった糸こんにゃくと蓮根できんぴら(七咲自分勝手レシピ)を作り、
余ったほうれん草ともやしで胡麻和え(七咲自分勝手レシピ2)を作る。
無駄に疲れた…(全体のうすぼんやりした感想)
そういう訳で、今夜の定食は!
白飯(たまごかけごはん)
根菜のしぐれ煮(レンジ仕上げ)
ほうれん草ともやしの和え物
糸こんにゃくと蓮根のきんぴら
ほうれん草ともやしの胡麻和え
あ、ちゃんと5品目になってるなってる。500kcalじゃないと思うけど。
の、七咲定食の完成です!!
果たして。
きんぴらと胡麻和えは完食!しぐれ煮と和え物は全残!!という、初日から
タニタの「タ」の字もない夕飯でした。
500kcal定食を極めるのには、料理下手な七咲では並々ならぬ修行が必要そうです。
そう、今回の騒動は「料理が下手」な七咲のせいであって
この本には落ち度はないという点を踏まえておいていただく事をお願いします。
料理のレシピも、観葉植物の世話と同じで、本に書いてある情報を鵜呑みにしては
成り立たないのです。
(経験と応用がモノを言う)
事件は本の中で起きるんじゃない、現場で起きてるんだ!!っていうあれですよ。
というわけで、下手なりに大騒ぎして作ったた料理を
食した感想。
しぐれ煮。
うん、にんじんとれんこんとたけのこの味がするよね。って感じ。
ウマイ不味い、以前に、煮物の味が全くせず。
しみてない、っていうよりも、素材の味に調味料が勝てない、という印象。
七咲は嫌いじゃないですよ?
和え物。
ほうれん草ともやしとトマトだよね、って感じ。
以下同文。
ええ、嫌いじゃないですよ?
あ、あと。
どうしてもだし汁の100ccが納得いかなかったので、後日
同じ分量で圧力鍋で作ってみました。
ええ、上手にできました。(しかも3分で)
以降、煮物系を作る時は、だし汁が驚異的な量である場合に限って
勝手に圧力鍋を使おう(意図せぬ方向に学習)
と心に決め、まだまだこの本で修行を積む次第でございます!!
(どんな時もやる気だけは十分ある)