ホテルは素泊まりだったので、朝食を近所の吉野家ですませる。
…いや、近所の、ってホテルの近所の、って事ですよ?(わかっとるがな)
良いなあ都会って、と思うのはこういう時。
自分の生活価値観が一切変わることなく、観光する。それもまた一理。
…いや、別に普段の朝食が吉野家、って事じゃないですよ?(わかっとるがな)
そんなこんなで、今日は鎌倉へ向けて出発!
ホテルは二泊なので荷物を置いていけるのが良いが、…傘どうする?
「いらんやろ、とーちゃんパワーで吹き飛ばすから」
とか不吉な言葉が返ってくる!!
やめて!そこは頑張らないで!!頼むから太陽を呼ぶのだけはやめて!!
ホテルの窓から必死の雨乞い!
そんなこんなで、雨乞いに始まり、雨乞いに終わる鎌倉観光へ、GO!!
朝の横浜駅は通勤ラッシュ!!
昨日到着した時も思ったが、
大阪梅田の通勤ラッシュは難なくすり抜けられるのに(人の向かう先を大体予想できる)
土地が違えば、誰がどのホームへ向かおうとしてるのかがさっぱりわからない!
あわあわと流されながら、鎌倉行のホームへ到着。
丁度入ってきた電車に飛び乗ろうとして、おののく!
ダブルデッカー!!
背後にいて七咲に続こうとしていた見知らぬおばあちゃんも
「え?!これ乗れるの?!」とたたらを踏む。
そうだよな、これ乗っちゃいかん空気満載だよな!と、躊躇った足で、おばあちゃんと二人、
隣の車両に駆け込む。
(隣の車両は、普通の電車。一部だけ二階建てだった)
二階建て車両に乗るには、特別料金がいるらしい。
ええ?!これ各停っぽいのに?特別料金?!
ていうか特別料金を払ってあっちの車両に乗る意味がわからないよ!
と、普通列車に乗った貧民七咲は思う。
(七咲の使う沿線電車も特急ダブルデッカーが走っているけど、通常運賃以外不要だぜ☆)
さすが横浜!!都会に来たって感じがする!
と田舎者丸出しで、隣の車両を延々面白がりつつ鎌倉着。
ここから、江ノ電!あの有名な江ノ電に乗りますよ。
なんだかレトロ感を残したおしゃれな電車なのだが、それを楽しむ余裕がないくらい満員御礼!!
先の横浜駅の通勤ラッシュを鼻で笑うくらいの大人数がホームにひしめき合っている。
こんなに利用客が多いのに、単線?!それも4両?!解せん!!
これを通勤電車にしている人はたまったもんじゃないんじゃないか?とも思ったものの
これは…、今、観光シーズン真っ盛り、だから?ですか?
とにかくものすごい混雑に揺られて、大半の人とは別行動で由比ヶ浜で下車。
誰もいなーい。由比ヶ浜の駅。(あの大ぜいの人だかりは長谷駅まで行くと思われ)
何故、こんな人気のない所で下車したのかと云うと。
由比ヶ浜を見たかったから!(単なるミーハー)
本当は、せっかくだから江ノ電に揺られて車窓から海を眺める、とかいう
旅気分を味わいたかったものの、鎌倉エリアを回るのにどれだけかかるかわからない!
だから、湘南も江ノ島水族館も外した、
「飽くなき追求、頑迷なる寺好き」
のような行程になってしまっているんだ!!
だったらせめて、若々しく(?)海でも見ておこうよ、みたいな、お茶を濁す感じで(失礼)
由比ヶ浜に向かったのだが。
いかんせん、天気が悪かったのか、見えるのはサーファーと昆布ばっかり。
あと、いたるところで海の家を建設中。
「へー海の家って結構ちゃんと作るねんな」 「ねー、はりぼてみたいなもんだと思ってたよ」
というのが由比ヶ浜の感想。(由比ヶ浜、ぜんっぜん意味ない)
しらら浜が別格だったのか、とちょっと打ちひしがれる。
(余談だが、やはり6月恒例の旅行で、和歌山のしらら浜に立ち寄っている。
そこは余りの美しさにこの世のものとは思えない光景が広がっていた。
和歌山観光協会の人が総出で真っ白の砂を天国から輸入して撒いているのかと思ったくらいだ)
そんなこんなでテンションの上げどころを見失い、由比ヶ浜を後にする。
そのまま徒歩で向かう先は、文学館。
実は、このへんからものすごい勢いで晴れてきて、すでに意識は白濁、記憶も朦朧としている。
道中暑くて、しかも普通の住宅街で、旅気分は吹っ飛ぶものの、文学館に着くや否や
避暑地に来たかのような清涼感におおわれる。
(木が植えてあるだけで涼しい。都会が暑いわけだよ、とヒート現象を身をもって知る)
「文学館!すごい!!観て!(↑)旅行雑誌に載ってたのと同じ写真撮れた!!(喜)」
「…なんでやねん」
以上。文学館の感想。(朦朧としすぎだ!)
そのまま、徒歩で長谷寺まで向かうと、徐々に観光客が多くなっていく。
そこここの名もなき路地から人がふらふら現れては、その誰もが「目指さん寺を!」って様相だ。
(BGMはモルダウ。ちょろちょろと細い流れが集まって広大な本流になるあの感じ)
ようやく観光っぽくなってきたか、と暢気な事を思っていられたのはここまでで。
長谷寺に到着すると、あの江ノ電の混雑原因はここか!と云わんばかりの人だかり。
有名なアジサイの庭になんか、入場制限がかかっている。45分待ち。USJか。
いや、事前に旅行雑誌で「アジサイ時期は混む」というのは知っていたけれど
(だってしょうがないじゃない!旅行は6月なんだもの←我が家の掟)
まさかアジサイで入場制限がかかるとは思ってもみなかった。
思ってもみなかったけれど、よくよく思えば、毎年6月に旅しているので
毎年毎年、どこに行ってもアジサイばっかり見ている。
長崎もアジサイ、福井もアジサイ、名古屋もアジサイ、東京もアジサイ、と
アジサイ尽くしなので、「もういいかアジサイは」という意見の一致で、本堂のみで回れ右。
すでに、何しに来たんだよ。とさえも突っ込まない心境がすがすがしい。
そこから徒歩で、鎌倉の大仏さんを見に行く。
ハイ、大仏さんはちゃんと写真も撮れましたよ。
初めてみましたが、七咲は、奈良より鎌倉の大仏さんの方が好きみたいです。
奈良の大仏さんは大きい上に建物の中なので、窮屈そうです。
窮屈そうでありながら、目線は遥か遠いところを見据えている感じで、足元にいる人間なんかは
目に入ってない感じ。
それに比べて、鎌倉の大仏さんは伏し目がちで、
足元に来た人間を一人一人認識してくれているような様子に見えます。
まあ、どっちも七咲の勝手なミーハーっぽい感想なんですが。
そこから江ノ電「長谷駅」に向かって歩く。
ここで地図を見れば、由比ヶ浜がすぐそばにあることに気付く。
由比ヶ浜で下車する必要性はまったくなかったな…という反省を胸に秘め、再び鎌倉に到着。
鎌倉!人!土産!って感じの観光の波にただ流されるまま小町通りを進む。
この時、大仏さんの方面でも言われたことが
「お土産なんかここで買わんでも最終日にまとめて買ったらええやん」
だったので、土産物は冷やかすだけで一切手をつけず。
これが、最終日に悲劇をもたらすとはまだこの時、二人は気付いていなかった。
(サスペンス劇場風に)
にぎやかな商店街を抜けると、いきなり観光の流れがバラける。
みんなが何を目指して散っているのか解らないので、どっちに行こうか迷い、まず美術館に。
県立近代美術館 鎌倉。
ちっさい美術館だな!という事に驚いているうちに、数分で美術鑑賞終了。
その脇道から、鶴岡八幡宮に突入。
「折れた大イチョウはこれです」とかいう立て札もないので(不名誉だから?)、
どれが大イチョウだったのかさっぱりでした。(だめじゃん!!)
それにしても鶴岡八幡宮に観光に行って、写真がコレってどういう事?!
基本、神様仏様に対してホイホイカメラを向けるのは失礼じゃなかろうかと思う性質なので、
神社仏閣関係は無遠慮に写真を撮るのが躊躇われる。とはいえ!何故にコレ?
心のメモリーもやや薄れがち。
そんな感じで軽く敷地を抜けて、近代美術館 鎌倉別館へ。
(本館の入館料でここもみられるので)
ここも小さい建物だったけれど、建築物としては十分楽しめた。
(楽しめた割に感想はない)
ここから、北鎌倉駅に向かうまでの道沿いにあるお寺に、入れるだけ入ろう。
という予定だったものの、あまりの炎天下に、七咲無気力状態!!
ヘロヘロになってたどり着いた建長寺。
けんちん汁、発祥の地ということしか覚えてません!!
お寺よりも、こっちの木の方が気になる!
ここはとにかく広くて、御庭とかも見事だったのですが、悲しいかな朦朧とした意識化では
この後の円覚寺と完全に記憶は混同して、完全に混沌とした闇になっております。
結局、北鎌倉駅のそばの円覚寺までどこにも入らず一直線。
この梅雨時とは思えないほどの、完璧な晴天。
今となっては、というか、のんびり地図を見返してみれば、「さほどの苦行でもないんだが…」
と思わずにはいられない鎌倉~北鎌倉。
北鎌倉駅から電車に揺られながら、明日もがっつり晴れそうな勢いに
もはや雨乞いが何の役にも立たないであろうことを予想するのであった。
(敗北宣言は潔く)
だから、晴れないでって、あんなにお祈りしたのに!!くうう。お天道様のわからんちん!
ていうか、旦那様のソーラーパワーにひれ伏した梅雨前線の根性無し!!
と、天にひとしきり文句を言いながらの二日目観光終了です。
こうなるのが解っていたので、とりあえず写真だけは根性で撮ってきたのですが
(もし興味がおありでしたら右サイドバーにあるフォトチャンネルからどうぞ)
後からその写真を見返してみても
どこもかしこも暑かった
という感想しか湧いてこなかったので、やっぱり旅行は雨がイイ。という座右の銘と共に
来年の旅行計画をもう少し真面目に取り組みたいと思います。
運を天に任せたあげくの炎天下の徒歩観光はどうだろうか
(己の雨乞いパワーを過信するべからず)
とか、
神社仏閣美術館を三種の神器みたく崇めるのはいかがなものだろうか
(とりあえず観光した気分になるからという安易な発想が注意一秒怪我一秒)
とか、学んだ横浜鎌倉。
三日目はもう少し、まともな旅行記に仕上げる努力をします!!
いや、まともに旅行した記憶はないんですけども…
…いや、近所の、ってホテルの近所の、って事ですよ?(わかっとるがな)
良いなあ都会って、と思うのはこういう時。
自分の生活価値観が一切変わることなく、観光する。それもまた一理。
…いや、別に普段の朝食が吉野家、って事じゃないですよ?(わかっとるがな)
そんなこんなで、今日は鎌倉へ向けて出発!
ホテルは二泊なので荷物を置いていけるのが良いが、…傘どうする?
「いらんやろ、とーちゃんパワーで吹き飛ばすから」
とか不吉な言葉が返ってくる!!
やめて!そこは頑張らないで!!頼むから太陽を呼ぶのだけはやめて!!
ホテルの窓から必死の雨乞い!
そんなこんなで、雨乞いに始まり、雨乞いに終わる鎌倉観光へ、GO!!
朝の横浜駅は通勤ラッシュ!!
昨日到着した時も思ったが、
大阪梅田の通勤ラッシュは難なくすり抜けられるのに(人の向かう先を大体予想できる)
土地が違えば、誰がどのホームへ向かおうとしてるのかがさっぱりわからない!
あわあわと流されながら、鎌倉行のホームへ到着。
丁度入ってきた電車に飛び乗ろうとして、おののく!
ダブルデッカー!!
背後にいて七咲に続こうとしていた見知らぬおばあちゃんも
「え?!これ乗れるの?!」とたたらを踏む。
そうだよな、これ乗っちゃいかん空気満載だよな!と、躊躇った足で、おばあちゃんと二人、
隣の車両に駆け込む。
(隣の車両は、普通の電車。一部だけ二階建てだった)
二階建て車両に乗るには、特別料金がいるらしい。
ええ?!これ各停っぽいのに?特別料金?!
ていうか特別料金を払ってあっちの車両に乗る意味がわからないよ!
と、普通列車に乗った貧民七咲は思う。
(七咲の使う沿線電車も特急ダブルデッカーが走っているけど、通常運賃以外不要だぜ☆)
さすが横浜!!都会に来たって感じがする!
と田舎者丸出しで、隣の車両を延々面白がりつつ鎌倉着。
ここから、江ノ電!あの有名な江ノ電に乗りますよ。
なんだかレトロ感を残したおしゃれな電車なのだが、それを楽しむ余裕がないくらい満員御礼!!
先の横浜駅の通勤ラッシュを鼻で笑うくらいの大人数がホームにひしめき合っている。
こんなに利用客が多いのに、単線?!それも4両?!解せん!!
これを通勤電車にしている人はたまったもんじゃないんじゃないか?とも思ったものの
これは…、今、観光シーズン真っ盛り、だから?ですか?
とにかくものすごい混雑に揺られて、大半の人とは別行動で由比ヶ浜で下車。
誰もいなーい。由比ヶ浜の駅。(あの大ぜいの人だかりは長谷駅まで行くと思われ)
何故、こんな人気のない所で下車したのかと云うと。
由比ヶ浜を見たかったから!(単なるミーハー)
本当は、せっかくだから江ノ電に揺られて車窓から海を眺める、とかいう
旅気分を味わいたかったものの、鎌倉エリアを回るのにどれだけかかるかわからない!
だから、湘南も江ノ島水族館も外した、
「飽くなき追求、頑迷なる寺好き」
のような行程になってしまっているんだ!!
だったらせめて、若々しく(?)海でも見ておこうよ、みたいな、お茶を濁す感じで(失礼)
由比ヶ浜に向かったのだが。
いかんせん、天気が悪かったのか、見えるのはサーファーと昆布ばっかり。
あと、いたるところで海の家を建設中。
「へー海の家って結構ちゃんと作るねんな」 「ねー、はりぼてみたいなもんだと思ってたよ」
というのが由比ヶ浜の感想。(由比ヶ浜、ぜんっぜん意味ない)
しらら浜が別格だったのか、とちょっと打ちひしがれる。
(余談だが、やはり6月恒例の旅行で、和歌山のしらら浜に立ち寄っている。
そこは余りの美しさにこの世のものとは思えない光景が広がっていた。
和歌山観光協会の人が総出で真っ白の砂を天国から輸入して撒いているのかと思ったくらいだ)
そんなこんなでテンションの上げどころを見失い、由比ヶ浜を後にする。
そのまま徒歩で向かう先は、文学館。
実は、このへんからものすごい勢いで晴れてきて、すでに意識は白濁、記憶も朦朧としている。
道中暑くて、しかも普通の住宅街で、旅気分は吹っ飛ぶものの、文学館に着くや否や
避暑地に来たかのような清涼感におおわれる。
(木が植えてあるだけで涼しい。都会が暑いわけだよ、とヒート現象を身をもって知る)
「文学館!すごい!!観て!(↑)旅行雑誌に載ってたのと同じ写真撮れた!!(喜)」
「…なんでやねん」
以上。文学館の感想。(朦朧としすぎだ!)
そのまま、徒歩で長谷寺まで向かうと、徐々に観光客が多くなっていく。
そこここの名もなき路地から人がふらふら現れては、その誰もが「目指さん寺を!」って様相だ。
(BGMはモルダウ。ちょろちょろと細い流れが集まって広大な本流になるあの感じ)
ようやく観光っぽくなってきたか、と暢気な事を思っていられたのはここまでで。
長谷寺に到着すると、あの江ノ電の混雑原因はここか!と云わんばかりの人だかり。
有名なアジサイの庭になんか、入場制限がかかっている。45分待ち。USJか。
いや、事前に旅行雑誌で「アジサイ時期は混む」というのは知っていたけれど
(だってしょうがないじゃない!旅行は6月なんだもの←我が家の掟)
まさかアジサイで入場制限がかかるとは思ってもみなかった。
思ってもみなかったけれど、よくよく思えば、毎年6月に旅しているので
毎年毎年、どこに行ってもアジサイばっかり見ている。
長崎もアジサイ、福井もアジサイ、名古屋もアジサイ、東京もアジサイ、と
アジサイ尽くしなので、「もういいかアジサイは」という意見の一致で、本堂のみで回れ右。
すでに、何しに来たんだよ。とさえも突っ込まない心境がすがすがしい。
そこから徒歩で、鎌倉の大仏さんを見に行く。
ハイ、大仏さんはちゃんと写真も撮れましたよ。
初めてみましたが、七咲は、奈良より鎌倉の大仏さんの方が好きみたいです。
奈良の大仏さんは大きい上に建物の中なので、窮屈そうです。
窮屈そうでありながら、目線は遥か遠いところを見据えている感じで、足元にいる人間なんかは
目に入ってない感じ。
それに比べて、鎌倉の大仏さんは伏し目がちで、
足元に来た人間を一人一人認識してくれているような様子に見えます。
まあ、どっちも七咲の勝手なミーハーっぽい感想なんですが。
そこから江ノ電「長谷駅」に向かって歩く。
ここで地図を見れば、由比ヶ浜がすぐそばにあることに気付く。
由比ヶ浜で下車する必要性はまったくなかったな…という反省を胸に秘め、再び鎌倉に到着。
鎌倉!人!土産!って感じの観光の波にただ流されるまま小町通りを進む。
この時、大仏さんの方面でも言われたことが
「お土産なんかここで買わんでも最終日にまとめて買ったらええやん」
だったので、土産物は冷やかすだけで一切手をつけず。
これが、最終日に悲劇をもたらすとはまだこの時、二人は気付いていなかった。
(サスペンス劇場風に)
にぎやかな商店街を抜けると、いきなり観光の流れがバラける。
みんなが何を目指して散っているのか解らないので、どっちに行こうか迷い、まず美術館に。
県立近代美術館 鎌倉。
ちっさい美術館だな!という事に驚いているうちに、数分で美術鑑賞終了。
その脇道から、鶴岡八幡宮に突入。
「折れた大イチョウはこれです」とかいう立て札もないので(不名誉だから?)、
どれが大イチョウだったのかさっぱりでした。(だめじゃん!!)
それにしても鶴岡八幡宮に観光に行って、写真がコレってどういう事?!
基本、神様仏様に対してホイホイカメラを向けるのは失礼じゃなかろうかと思う性質なので、
神社仏閣関係は無遠慮に写真を撮るのが躊躇われる。とはいえ!何故にコレ?
心のメモリーもやや薄れがち。
そんな感じで軽く敷地を抜けて、近代美術館 鎌倉別館へ。
(本館の入館料でここもみられるので)
ここも小さい建物だったけれど、建築物としては十分楽しめた。
(楽しめた割に感想はない)
ここから、北鎌倉駅に向かうまでの道沿いにあるお寺に、入れるだけ入ろう。
という予定だったものの、あまりの炎天下に、七咲無気力状態!!
ヘロヘロになってたどり着いた建長寺。
けんちん汁、発祥の地ということしか覚えてません!!
お寺よりも、こっちの木の方が気になる!
ここはとにかく広くて、御庭とかも見事だったのですが、悲しいかな朦朧とした意識化では
この後の円覚寺と完全に記憶は混同して、完全に混沌とした闇になっております。
結局、北鎌倉駅のそばの円覚寺までどこにも入らず一直線。
この梅雨時とは思えないほどの、完璧な晴天。
今となっては、というか、のんびり地図を見返してみれば、「さほどの苦行でもないんだが…」
と思わずにはいられない鎌倉~北鎌倉。
北鎌倉駅から電車に揺られながら、明日もがっつり晴れそうな勢いに
もはや雨乞いが何の役にも立たないであろうことを予想するのであった。
(敗北宣言は潔く)
だから、晴れないでって、あんなにお祈りしたのに!!くうう。お天道様のわからんちん!
ていうか、旦那様のソーラーパワーにひれ伏した梅雨前線の根性無し!!
と、天にひとしきり文句を言いながらの二日目観光終了です。
こうなるのが解っていたので、とりあえず写真だけは根性で撮ってきたのですが
(もし興味がおありでしたら右サイドバーにあるフォトチャンネルからどうぞ)
後からその写真を見返してみても
どこもかしこも暑かった
という感想しか湧いてこなかったので、やっぱり旅行は雨がイイ。という座右の銘と共に
来年の旅行計画をもう少し真面目に取り組みたいと思います。
運を天に任せたあげくの炎天下の徒歩観光はどうだろうか
(己の雨乞いパワーを過信するべからず)
とか、
神社仏閣美術館を三種の神器みたく崇めるのはいかがなものだろうか
(とりあえず観光した気分になるからという安易な発想が注意一秒怪我一秒)
とか、学んだ横浜鎌倉。
三日目はもう少し、まともな旅行記に仕上げる努力をします!!
いや、まともに旅行した記憶はないんですけども…