ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

地に足付けて

2011年04月14日 | 日記

二月に友人母からもらったペペロミアのオブちゃん(過去記事はコチラ)を

土に植えました。

直前まで、水差しでいけるところまで行くか、ハイドロ栽培にするか、と

迷っていたのですが、ここはもう、王道に土で育てよう、と思いまして。

いや、大層な覚悟があったわけじゃないです。

園芸倉庫(七咲命名。園芸道具が入っている紙袋)を覗いてみたら

のこりわずかの土があったので、もうこれを使い切ってしまおう。と

ただそれだけ!のきっかけで、土植えに決定されただけなんですが。

今でもやや、これで良かったのか悪かったのか、悩むところです。

 

  

過去記事では、4本もらってきた、と記述しておりましたが

よくみたら3本でした。(一桁も数えられないのかと思うと怖ええよ!!)

 

茎挿しでは1カ月で根が出る、という図鑑の教えのとおりに、3月に根っこが出た時は

「本願ここに成就せり!!この一月の厳戒態勢や良し!」

って叫んだくらい狂喜乱舞したのですが(なにせ人からの貰いものなので気を使う)

その喜びを友人に「もらった葉っぱ根っこ出たよ!暖かくなったら鉢に植えるよ」と

素直にメールしたところ、今にいたるも一切の返事がありません。

相変わらず植物に関してはドライでクールにスルーする友人ですよ…。

(そもそも彼女は漫画友達)

 

まあ、興味のない人にとってはどうでもいい話題なのでそんなもんだろうと思い

(七咲もかつて昔はそうだった)

あとは「良くやったウチの子」として、ちゃくちゃくと見守っておりました。

  

左の写真、一番根っこが育っているのが、重みでわりといつも水に浸っていた茎。

真ん中の写真、これが水の嵩によって浸ったり浸らなかったりの茎。

右の写真が、気がつけばいつも空中に飛び出ていた茎、です。

水差しだと根っこの具合が丸わかりなので、三者三様の生活態度に比例して、

成長の具合が一目瞭然。

しかし、ペペロミアは多肉系なので水はさほど入らない子です。

それでなくても、いつまでも水差しにしておくわけにもいかないし、

さあこれから、土にするか、ハイドロにするか、

…と悩んだのは、多肉仲間のハオルチアとグリーンドラムが、ハイドロにしてから

めっさ調子良いからなんですよ。

 

本体が瀕死寸前だったので、子株に一縷の望みにかけてハイドロ栽培に転向。

その子たちが冬も乗り越えて、ちゃんとつやつやです。

グリーンドラムも、葉挿しに近い状態だったのに、茎を残していたお陰で

新たな枝を伸ばしてきました。

この写真が2010年2月、それから一切の動きがなかったので、これはこれでもう化石か、

と思っていたら11年2月にこんな具合に。

こうして伸びるにしても、小さい鉢が良かったのか、ハイドロがあってるのか、

先日の記事の、鉢植えのグリーンドラムとはえらい違いだ!!

新芽があほみたいに突き抜けてない!(てっぺんとるぜ!な野望がない)

…単にハイドロで根っこが支えられてなくて重力不足なのかもしれないけども。

 

まあそういうわけで、この多肉たちの様子を見ていると、

植物がハイドロに適している、というよりは

七咲のお世話レベルがハイドロに適している、とも言えそうなので、

今回のペペロミアもハイドロの方がいいかもな、と思ってみたんですが。

 

園芸倉庫でハイドロを調達しにいった矢先に、余りものの土を拾って帰ってくる。

地に足がついてないのは、何よりもまずお前だ、と自分に云ってやりたいです。

 

 

  

そういうわけで、今日、オブちゃんを土に植え替えしていたのですが。

この子、香辛料くさい!!

と、再確認する。

 

いや、貰ってきた時にも、なんかカレー粉くさいな、と気づいてはいたんですよ?

気になっていながらも黙っていたのは、友人宅のリビングに居た子だから、

毎日の調理の匂いが染みついているんだろうな、と失礼なことを思っていたからなんですが。

もう二カ月もたつのに、七咲家の匂いに慣れていないのはおかしくないか?

(それともそんなに香辛料にまみれている家なのか?友人宅)

それとも、ペペロミア=胡椒科、という図鑑の一文が刷り込まれ、

胡椒の匂いをもたらしているような気分にさせられているのか。

花も咲いてないのに、どこが匂うんだろう?…あ!切り口か?!

(もう土に埋めちゃったから今更気づいても後の祭りだが)

 

そういうわけで匂いが気になって、ペペロミアセルペンスの方を嗅いできましたが

こっちは無臭でした。

謎は、深まる。

まあ、気長に解明できればそれで…

あ、いや、解明できなくても、それはそれで…(笑)