ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

春のベランダ

2011年04月21日 | 葉っぱのミカタ

今日はお天気もよく、日差しも暖かかったので久しぶりに

ベランダを掃除しました。

冬の間は一切なかったことになっているベランダですから(怠慢)

久しぶりに掃除をすると、隅っこからイチョウの枯れ葉とかが出てきたりして

え?よもや11月から?

と、ベランダの放置っぷりにややたじろぎましたが、そのほかにも

たまねぎの皮とかも出てきたりして

え?なんで?

でしたよ。

ベランダでBBQをしたこともなければ、ベランダ菜園をしたこともなく

ましてやたまねぎを外気保存していたこともないのですが。

 

ベランダにはいろいろなものが風に乗ってやってきます。

 

 

  

そんな放置状態のベランダをすっきりきれいに掃除して

葉っぱちゃんたちにも春を感じてもらえるようになったのではないでしょうか。

 

なにせ、今日の日中は暑かった。

 

ものすごく、暑かった。途中で日焼け止めを塗る必要性を感じたほどでしたが

この先美白コンテストにでる予定もないし、まあいいか。と

10年後の未来からものすごいお小言をくらいそうな怠慢ぶりをここでも発揮。

(いや、別に10年後に美白コンテストに出るわけではなく)

 

汗だくになって掃除したおかげで、写真もいかんなく取れますよ。

(掃除する前だとごみとかごみとかごみとか写っちゃうからな)

というわけで、先の冬を完全外体制で乗り切ったアイビー。

去年の秋(だったかどうか)に、冒頭の写真のように、二鉢に分けました。

茶色い鉢の方に根っこつきを植えなおし、こちらは挿し木状態で冬を乗り切ったのですが

きれいな緑色を保ってます。

一方、茶色い鉢の葉っぱはもう枯れる寸前な枝が多数あったので

 

これは雑草。

 

と己に言い聞かせて、がっつり剪定したのですが

どうせこの夏もまた剪定をあざ笑うかのように雑草化すると思われるので

ここらで新芽を切り取って室内用を育てるか?とも思ったり、

 

思わなかったり。

 

(脳内で即座に否定。室内はもういっぱいです!いっぱいですよ!)

 

それから、次に。

冬の寒波で一時期部屋に非難したものの、あっというまに外に出され、

その次の寒波の時はすっかり外で過ごしたという(寒波に気づかず)

ガジュマル。

 

葉っぱが茶色くやられていますが、新芽が出てきました。

生きてるみたいで、一安心。

去年の秋に鉢を一回り大きくしたことだし、なんとか夏ごろまでには、

機嫌を直してもらいたいものです。

 

次に、非難状況はガジュマルとまったく同じだった、

メイゲツ、

黄色くなった、を通り越して、今度は赤くなってきてます。

おまけに、樹形が乱れまくっていてもはや手のつけようがないです。

そんなメイゲツはもう、完全に手懐けるのをあきらめているので、

室内用に取り分けた子がいます。

 

3つの葉っぱから、新芽が伸びてます。小さく品よく美しく育って欲しい。

まあ、元があのうねりっぷりなので、どうなるかは明白ですが。

(この段階から目を光らせておけばまだ、なんとか手に負えそうな気がする)

 

それから、同じく、黄金司。

 

外にいたおかげで茶色くなってしまって、枯れているのやら、生きているのやら

判別が難しいところですが、この子も早い段階から見切りをつけていて

室内で二世を育成中。

同じ子だとは思えない色の違いが…(こっちは生きてそうに見える)

 

とにかく育てていく中で、「こいつとは仲良くやれそうにない」という感触をつかんだら

即座に、二世を作る方向にシフトチェンジするおかげで

無駄に鉢が増えていくんですが、

心の負担はやや減りました。(二世がいる。大丈夫。まだやれる)

 

そんなわけで、冬が終わったことでやや不安を感じる鉢と

春になったところで期待をかける鉢とを両天秤にかけて

まずはベランダから、お届けしました。

 

 

  

ベランダにやってくるのは、風のせい、とも言い切れないものがあります。

それが、食べ残し。

野鳥が、うちのベランダでお食事して、殻を置いていったようだ。

という体の、木の実や、虫の死骸。(ちま、っと固めて置いてある)

 

なんて食事マナーの悪いやつらだ!!

 

コンビニ前でたむろして飲み食いしたごみをそのまま放置していく輩。

あれの自然界バージョン!?

と、憤ってもどこの誰やら手がかりはつかめず。

 

木の実なんかはいいとしても、虫なんかは性質が悪いです。

 

「なんかベランダにミミズかムカデのちっこいヤツが集ってる!」

「やばい!このままココは、こやつらの溜まり場になるのか?!」

と戦々恐々としながらも、遠巻きに様子を見ていたんですが、2~3日たっても

一向に動きがない。

死骸か?とじっくり見てみれば、なんかしましまの模様に、短い毛がある。

こんなムカデ(ミニ)がいるんかなあ。でもなんで集団で死骸になってるんかなあ。

としばらく見ていて、

 

違う!ムカデじゃない!なんかの足!!

 

と気づいたときには、血の気が引きましたよ。久々に。

本体だと思ってみるのと、部品と思ってみるのは、不気味さがぜんぜん違う!

 

本体だけ食べて足だけ残していくなよ!なんの偏食家だよ!!

 

という事件があってから掃除してなかったんですが(そうそう、そうだった)

その後、足は暴風警報の日に吹き飛ばされていったのか

翌日、跡形もなくなっていました。

胸をなでおろしたのもつかの間、代わりにでっかい甲殻類の死骸がおいてありました。

なんの嫌がらせなんだよホントに!!

 

文明のベランダに、風と野鳥は天敵です。