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いなちゃんの脇道

メキシコ 老人1人旅 ⑤グァナファト

2023.10.21
 中央高原の山並みの中にたたずむ中世都市グァナファト。
 雲1つない快晴、8時半過ぎ出動。
小高い丘の上のピピラ記念像へ向かう。
 丘に繫るのケ−ブルカ−乗り場へ、一寸分かりづらい。人に聞いて探し当てた。

 動いていない。係員に聞くと10時から。1時間程有る。歩いて登る道も有るが"地球の歩き方"によると強盗等危険と!。まぁ、明るい日中、歩いてみるか。
 細い裏道、登り口が分からない。ここかなぁ?と!
 先の方に、玄関前で大きな声で家人を呼んでいた強面のおじさん。ぞっ!目が合った。
 彼は「ピピラ!」と言った。「シ-(si)」と応えると、眼の前の道を指差してくれた。

 なぁ〜んだ、いい人ではないか!
 民家に挟まれた細い道を15分程歩いて登るとピピラ記念像が見えてきた。
【独立戦争の時、活躍した若き鉱夫】

 ピピラ記念像の下は広場になっており、既に多くの人がいる。ツァーとか、車で来た人達だ。
 そこから市内を一望出来る。
【色鮮やかな街の景色】

 暫く休んで、帰りも歩いて帰った。
 先の登り口の所に、若い男女の警官がいる。男性の警官が、「ピピラ!(へ行ってきたの?)」と声を掛けてきた。「シッ(はい)」と!(何か・・?)
 さて、市内の散策を続ける。狭い街、ごちゃごちゃとしている感じ。
何故かドン・キホーテの銅像が、

スアレス劇場
 公園の近くで先程の警官に出くわし、写真をお願いする。意外にあっさりと・・。
【男の警官が撮影、アレッ!彼女顔を隠しちゃってる】 

 さて、昼飯を食べるか。裏通りならば安いかと、探し当てた小さな店、店頭写真メニュー、一品75ペソ。
 店に入るテ−ブルが4つ。横の席にこの街では余り見かけないお爺さん(俺もそうだが)。
 店員がステ−キとか言っていた一品を注文。残念ながらビ−ル無し。
【薄い牛肉は焼き過ぎの感あり、そこそこの味、米はパサパサ。75点】

 そのお爺さん、帰り際店の人に挨拶した後、何故か私にも一言挨拶して出ていった。
 その後、アロンディガ・デ・グラナディ−タスという博物館へ。
 独立戦争時、政府軍が要塞として立て籠もった城。中には壁画や独立戦争時の品々等。
【写真代払ってないので、こっそりと!】

 市場を歩き廻り、明日の朝飯に!と道端で売っていたパンを買い、3時過ぎホテルへ戻り一休み。

 7時過ぎ、夕飯に出る。
 彼方此方歩き回ったが、結局昨日の昼と同じレストランに収まった。
 前回と違ったス−プとビ−ルを注文。
【エビ、アボガド、生人参、ス−プ辛いが悪くない】

 後の公園の舞台では、女性歌手が歌っており、多くの観客で賑わっている。
 食事を済ませ会計を待っていると、1人の成年が笑顔で声をかけて来た。"んっ 誰?"
 昨日、ホテルまで案内してくれた男性だ。
 互いに単語英語でやり取り。
 パンフレットを片手に"今、グァナファトでは音楽祭をやっていて、メキシコシティから聴きに来た。明日帰る""おら 日本から来た"といった按配。
 腹も膨れたし、帰って寝るか!

【参考情報】
アロンディガ・デ・グラナディ−タス:入場料M$65.シニア割引無し
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