山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

ふたつのWS(2)

2010-09-11 23:45:31 | 企画2009~2015
■9月7日「暗号」

一回、排泄する。ブリブリ。茶色だったので、今日も健康だ。

ドドーッと波が押し寄せてくることもあれば、サーァと引くこともある。・・・風や月の引力、個人的な感情や社会的事情によっても、それが繰り返される。

この先、百年の「暗号」。
どうやら、私は百年の普遍を追い求めていたのだった。・・・それを「夢」と言うが、ある意味、「生活」であり、「営み」である。
百年を大袈裟に捉えることもなくなった。

『呼』『怒』『骨』『危』『滅』「そして」

劇☆ワークショップ「イメージの展覧会」で配布する原稿を作っていたのだが、・・・暗号が「エロス」のオンパレードになってしまったよ。
今、「エロスと暴力」を語れる演劇人がこの世にいるだろうか。
限定50部!・・・終了後に語る。

■9月10日「劇☆いめーじの展覧会」稽古

ワークショップ「イメージトレーニング」の成果や如何に!

実験的なことを密室で繰り返しているだけでは、練習のための練習になってしまう。
演劇のお勉強をしている場合ではない。演劇は学問ではないのだ。

そこで、早急ではあるが「発表会」をすることになった。

人様に見られて成長するのが舞台の面白いところ。
さらけ出して見られる露出狂は、舞台では「狂」ではなく「正常」なこと。

今回の発表会は実験的である。
突然変異!・・・このメンバーだからできる。ミョーな生命体誕生。
次回公演12月「かぐや」にもつながるし、ソロ活動あるいは少数編成による構成劇としても進化し続ける「種」でもある。

目指すは国境を超える劇作りへ!
大きく出る。・・・お金は無い。だが、人脈はある。


■劇☆イメージの展覧会

 9月18日(土)午後7時開演。
 熊本市中央公民館3F
 入場無料(但し、要予約)


終演後は白川公園にて持ち込みによる宴会をする。ここで意見交換などを行い、みなさんと交流を図るのです。



今日の稽古で全体の流れが形となってきた。通常の公演とは違ったものが見えます。
五人衆「坂本咲希・田中幸太・工藤慎平・肥後丸。・過眞嶋憲法」の核実験です。
ご存じ、座長の夢現も出演するよ。
私は今回、音響照明の担当です。その後、演出として爆発します。

■9月11日「子劇レポ【7】」


(土)午後2時~4時半/会場 熊本市清水市民センターホール

「子ども劇を作る」ワークショップ7回目である。
ダンスでは12名を6名ずつ2チームに分けた。ダンス指導は劇団員の咲希と肥後丸が担当する。
月に2回の間延びした稽古のため、当然、振付の覚えが悪い。1分くらいのダンスなのだが、1振ネタは38種類もある。大人でも大変!「ちょっとネタを減らしたらどうだ?」と担当者に言うと、子どもたちは「頑張ります!」

いや~、健気です。あきらめないのです。

長い台詞も、「少し短くしよう!」というと、子どもは「頑張ります!」・・・そうか、子どもたちは頑張りに来ているのだ。

劇団の方針は、子どもたちが楽しんでくれるか、を基準、勝負どころとして劇作りワークショップに臨んでいる。

特に女子は頑張る。女子は強い。
それに比べて!男子は・・・、と言いたくなるが。
そうやって比較するのはいけない。
男子は恥ずかしがり屋さんだ。劇はハズカシーね。これも受け止めてやろう。
羞恥心のなくなった私からすれば、これは新鮮です。
「ハズカシー」という台詞や態度も劇の中に取り込もう。
地域で流行語にしよう。

小学1年生のボクちゃんは象の役で出る。一番小さいのが、一番大きい象の役である。
今回は動物語のオンパレードだが、「パオー!」という叫びも「ぴゃー!」になってしまう。

あのね、11月の発表会では耳の遠いお年寄りもたくさん来るので大きな声を出そうね。
「ぴゃー!」が「ぱほー!」に変わった。

音楽もアフリカ太鼓など、ほぼ決まってきた。
最後の歌は感動ものだよ。

劇「ふしぎの森」は、これまでの小学校演劇に一石を投じます。
子ども劇は舞台版ポンキッキーになります。
歌ってオドル、古代の感覚を呼び戻すのです。

動物や鳥たちの言葉を発明中!