山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

アートの日

2011-02-13 23:15:08 | モノローグ【エトセトラ】
■2月13日(日)

毎月第2日曜日におこなわれている熊本市河原町(問屋街)「アートの日」
ご案内ADO
に行って来ました。
アートによる町おこし。





20年くらい前だったろうか、河原町近くの新町(職人街)では「歴史回廊城下町」と銘打って街並みギャラリーを開催していた。旅館の若旦那や仏具店のご主人たちが町の活性化を図るための企画だった。
友人であるアーチストたちも面白がって参加したイベント。住民も協力的で裏通り一体は歩行者天国となる。
私はビデオ記録係やパフォーマンス出演などで船場橋(「あんたがたどこさ♪船場さ」で有名な)の欄干で踊っていた。落ちて死んだら保険金2000万円!。。。死ぬことはなかったが、実に危険で楽しい町おこしだった。
今では高級マンションが建ったりして住民意識も変わってきたと聞きます。外部からの移住者にとっては地域に対する愛着も薄れがちということだろうか。
古い町ほど住民とのコミュニケーションがとれれば面白い発見があるのだが。

さて、河原町。

劇団夢桟敷次回公演3月11日-13日「ねじ式 復活篇」はこの町のギャラリーADOで公演します。
5月も同場所で「KAGUYA」第2弾を公演します。その後、この問屋街通路で「ねじ式」シネマ版を作ろう!という魂胆。・・・町に触発されて次々と企画レベルでイメージが湧いてくる。

最近付き合うようになった若いアーチストさんたち!この町のエネルギーと共に表現の場を作ってみませんか。
私の構想はギャラリー計画と同時進行で町の劇場化計画です。人が集う場所。ここから新しい文化なども生まれてきます。
美術と演劇のコラボ!本気で発信したくなってきました。古い街並みからアバンギャルドとアバンチュールである。

どうだろう。



「かぐや」(昨年12月公演)YouTube短編5分動画
(編集:田中幸太)