山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

「ねじ式」演出メモ(装置篇)

2011-02-18 23:27:21 | モノローグ【エトセトラ】
妄想を具体化するためのメモ。舞台案。

問題は出演者+観客を一体化すること。演劇はライブである、音楽もライブが一番ですから。
「ナマがイイ!」と言いながら、本を読んでいるような「何も起こらない」演劇はつまらないのです。
熊本市河原町ギャラリーADOで白昼夢、現るですます。

そのための装置について。



  可動式パネル3枚。
  2枚は浮世絵の「海」。その裏は「紅い風車」
  1枚は障子、影絵の表現。→「紅い花」そして「もっきり屋」、産婦人科へ。

  舞台奥に置かれている空調機は「エンジン」としてレイアウトする。
  「血管」のチューブで人体=青年の腕に結ぶ。海だ!

  上手「窓」は路地裏を走る機関車。空を飛ぶ。線路あり。黒色。
  黒いウインドーズと名付ける。

  床、壁は白色。箱も白色。
  
  白昼夢を思わせる明かりの工夫とは?夏の日のリアリズムとは?



意味不明なメモですが、次回公演「ねじ式 復活」の舞台レイアウトのイメージを公開します。
次回メモは(役者篇)です。



劇団夢桟敷
第55回公演「ねじ式 復活篇」
原作・つげ義春「ねじ式」「紅い花」より
作 演出・山南純平

3月11日(金)午後7時
12日(土)午後3時・午後6時
13日(日)午後3時

★前売り1500円(完全予約制)

会場:
ギャラリーADO

熊本市河原町2 河原町問屋街通路・熊本市電「河原町」下車