山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

残暑お見舞い申し上げます

2013-08-09 16:03:22 | モノローグ【エトセトラ】
暑い日が続いています。水が欲しい!昨日は軽い熱中症になって脱水症状が現れた。皮膚の痺れ、言語不明瞭になる。

今日8.9は長崎に原爆が投下された日。68年になる。
アメリカは当初、北九州に落とすつもりだったらしい。天候不順だったため長崎に変更したと記録に残っている。
広島が被爆壊滅されて3日後のこと。当時、日本の国民は何が起こったのか、正しい情報は伝えられなかった。
私の父は通信兵として徴兵され、広島のピカドン(原爆のこと)の死体処理に駆り出されたと聞いたことがある。
長崎に落とされ、本土決戦、アメリカが沖縄のように上陸して血の海になることを覚悟していたと言う。
一億火の玉となって最後まで戦え!と教育されていた。そんな時代だった。
その父も今から36年前に癌で亡くなった。私はタバコや酒の飲み過ぎで癌になったのではないと思っている。きっと、放射能の故だ。被爆していたのだと思う。放射能は目に見えないから恐ろしい。
今日の式典では長崎市長が首相の核兵器廃絶の調印に参加しなかったことや原発の再稼働、インドへの原発輸出のことなどを批判していた。
首相も来賓の立場で挨拶していたが、これから先の日本の動向に不信感を抱かざるを得ない。
再び戦争を繰り返すのではないかという不信感がある。

【近況】

■8月6日(火)寺山修司研究会【演技編①】
7月から始めた寺山修司研究会・読む⇒書く(座学)から8月は【演技編】に入った。いよいよ実践応用編である。流石に役者やのう!活き活きしていた。
テキストは劇団夢桟敷が4月に公演した「レミング」(寺山修司)よりト書きを引用した。
今日は私を含めて夢現(壁女)、工藤慎平(出口君)、玉垣哲朗(劇団みちくさ:四畳半の天文学者)の4名のみ。
ト書きワンフレーズを読みながらアクション。何度か繰り返す内に息が合ってくる。見えないものが見えてくる。
最後の段階で無言劇になる。説明が不必要になった。
劇を作るとは如何に見る側の想像力を駆り立てるかだ。そして見る側(観客)との共同作業だと実感する。
次回の研究会【演技編②】は8月12日(月)18:00-21:30熊本市中央区黒髪コミュニティーセンターにて。
終わって私は3週間ぶりに生ビール2杯飲む。一口でふらつく。ゴクラクだった。

■8月7日(水)
街をひとり歩きすることが少なくなった。うっかりするとひとり言を喋ってしまうからである。こころの中で思っていることが口に出る。
今日は10月の市街劇の件で打ち合わせのため上通りに出かけた。企画が固まり次第、公表します。
路面電車に乗ったら女子高校生から席を譲られた。申し訳ない。白髪と髭の効き目があったのだろう。と思っていたら、「チャックが開いています。」と笑われた。よく言ってくれました。感謝。まだ羞恥心はある。
夕方まで時間があったので下通り有明ビルの画廊喫茶三点鐘に顔を出した。驚いたことにママさんが若返って見えた。久しぶりだった。
熊本の街は以前に比べると落ち着いた喫茶店が少なくなったものだ。夜、打ち上げなどで居酒屋に行くことがあるが、ひとりで落ち着ける店が見当たらなくなって足が遠のいていた。・・・たまにはひとりで街の観察をしなければ!劇のネタが転がっている。

■8月8日(木)
稽古終わって次回公演「遊戯療法~レミングより」チラシデザイン打ち合わせ中。(デザイン担当:肥後丸.。明日から台湾出張だと。)
話はくまモンの活躍や海水浴場に行きたいや、市街劇の件、バーべキューしたい!など・・・転がる。
次回の寺山修司研究会【演技編②】は12日(月)の予定だが、急遽、別件の予定が入ってしまい流れる可能性もある。
明日(金)スケジュール調整して8月後半の予定を組みかえることにした。・・・今日は汗をかき過ぎて脱水症状が起こった。皮膚が痺れる感覚だった。立秋・・・?