山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

Histórias do Brasil

2016-11-12 23:06:41 | ブラジル企画2017(準備)
稽古休みの日。ブラジル移民関連の資料に目を通した。今から百年以上前のことだ。これをどうやって劇にするか?歌ありオドリあり、今とむかしを行き来する空想的歴史劇を計画しています。
学術的科学的な劇にはしないつもり。・・・2018年 聖州プロミッソン市百年を祝う劇だ。つまり、祝祭劇になります。
只今より、協力者と同行者(出演者とスタッフ)を募集します。本格的に動き出すのは来年2017年より。制作や歴史・演劇のワークショップを続けます。貯金しなければならない。これには国の機関や熊本県の国際交流・文化行政のバックアップ(つまり、資金)も必要になり、この時期はコツコツと根回しをしているところです。秘密が多くて困るのです。

涸滝を見上げて着きぬ移民船
上塚瓢骨

皇国殖民会社代理人として第1回の輸送を監督した上塚周平(俳号:瓢骨 1876~1935年 熊本県城南町出身)が、笠戸丸サントス着岸の際に詠んだ句である。
1908年04月28日に、神戸港を出港した本格的な海外移住の第一陣として、ブラジルへ の第1回契約移民の781人を乗せた東洋汽船株式会社の6167総トンであった笠戸丸( Kasato Maru)が、1908年06月18日に、ブラジルのサンパウロ州にある港湾サントス( Santos)港に着いた。
物語はここから始まる。
1908年(明治41年)。・・・ブラジル移民第1号の年である。
日本では大逆事件、社会主義弾圧が始まった年でもある。

パパンパンパン!弁士になったつもりで台本に取り掛かります。
熊本にも詳しい方々がおられるので助けて頂けそうです。