山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

息子の結婚式

2013-07-07 23:55:14 | モノローグ【エトセトラ】
息子(二男:悠夢)の結婚式だった。
これで我が家の三人娘息子たちの巣立ちが完了した。
お相手は高校時代からの付き合いだった悠里(ゆり)ちゃん。
7年もの交際で、我が家にも通っていたから半ば家族のような娘さん。本当の家族になった。おじちゃんからお父さんになった。
雨の天気予報はハズレ、午後からは入道雲、7月7日、七夕は真夏の到来を思わせた。
会場は地元清水地区にある四季の丘。ガラス張りの窓から清水の住宅街が大型スクリーンに映し出される。町や自然が絵になる演出があった。
花嫁の父は消防士であり、私とは正反対な性格の九州男児。男の中の男。凸凹コンビの兄弟、親戚ができた。
披露宴の余興では熊本のお祭り俗称ぼした祭りの雅会が太鼓やラッパを吹きならし盛り上げてくれた。その仲間には赤ちゃん、保育園の頃から知っている者もいる。みんな立派な青年になっており、顔を見ただけではわからない。
何百年も続いている伝統的な大衆の暴動=お祭りである。
披露宴が終わって新郎新婦の友人たちは熊本の中心部で二次会へ。
両家家族親戚は近くの古民家喫茶バーへ。解散は日付が変わろうとしていた零時に近かった。
私の親戚は近くのホテルに泊まっており、(月)は長崎のハウステンボスへ観光に行く。

マドワセル劇

2013-07-06 16:21:41 | 遊戯療法~レミングより
昨日(金)の稽古は「レミング」(寺山修司)の冒頭手稿部分「都市とは」を読み合わせ。
その後、手稿をテーマにした、劇が始まる前の各人自由演技に入った。
つまり、役者は作家でもある。部分的に作・演出・出演を試みることにした。
私の役は切って貼って置き換える催眠術師=演出。脳を消毒液で洗うカリガリ。
肥後丸.が影山影子(往年の女優:記憶喪失)を演じる。前回「レミング」は坂本咲希であった。同じ影山影子ではない。氷の女、仮死の女である。
咲希は見せる音響スタッフとして登場する。影子の中の影である。
床下の母は「壁女」として登場する。座長=夢現が演じる。
血塗られた花嫁は山本真実。コック(工藤慎平)の恋人役だがイメージが拡大した。・・・殺人事件や戦争を加筆しなければならない。
「レミング」の延長として次回公演11月「遊戯療法」はある。
イシャと看護婦あるいは患者として赤井犬彦と東田まなみ、照明スタッフとしても舞台に立ち続ける。
LIVE音楽はいつものタカハシユウジ、音響:馬場君、いずれも舞台側にいる。見せる裏方を企画中です。
劇空間が迷宮する。観客席を惑わせるためだ。観客も出演者。
等と妄想していると今夜書き終えるつもりだった「寺山修司のエロスと暴力」レポートが台本のようになってしまった。又、書きなおしである。
ま、いいか。今年は寺山修司に捧げる演劇に集中したいのだから・・・。
写真は肥後丸.。マドワセル女優、満開。

■次回公演ご案内
遊戯療法~レミングより
■時
11月28日(木)19:00-
11月29日(金)19:00-
11月30日(土)14:00-/18:00-
12月1日(日)14:00-/18:00-
■場
ギャラリーADO
 熊本市中央区河原町2
■前売2000当日2500(10月1日より発売)
■お問合せ(直通)09045815190 yumesajiki@ybb.ne.jp

目が鱗

2013-07-05 08:19:05 | モノローグ【エトセトラ】
「目が黒いうちは・・・」気づけば片方の瞳が白く濁っていた。
一年前くらいからぼやけているように見えていた。眼球披露だろうと思って気にせずにいたら白内障だと診断された。
片方の目は光を感じる程度。ほぼ失明状態だった。という訳で今度、シリツすることになった。「手術と言いなさい。」
心配したのは合併症である。
脳ガン?糖尿、内臓が腐っていたら、脳梗塞、・・・鼻血ぶーっ。
そろそろフェードアウト(ゆっくり暗転)を考えて焦っていた。理想はカットオフ(平手打ちのような暗転)。
死を考えると生への執着も強くなる。性欲が強くなる。感受性も豊かになる。
テンションも上がり、毎日が高血圧・・・鼻血ぶーっ。
昨日、担当の女医さんから「今のところ合併症の心配はないと思うわ。」とアニメ声で言われた。
息子の結婚式が終わったら手術で短期入院する。
それが終わったら黴菌が入らないようなゴーグルをつけていなければならないらしい。
その姿を想像すると滑稽である。

寺山修司研究会【1】

2013-07-03 01:05:54 | ワークショップ
■7月2日(火)19:00-21:30 黒髪コミュニティーセンター
寺山修司を読む・書く・演技する【1】
本日(2013年7月2日)より、8月26日まで毎週1回毎「寺山修司を読む・書く・演技する」と題する演劇ワークショップをおこないます。
「読み書きそろばん」ではありません。
毎回、レポート形式で文章を配布します。これをたたき台にワークショップは進行します。
尚、講座で展開されたことや発見したことは共同作業の結果として発表するつもりです。
第1回目の参加者 ゲスト:三枝先生(寺山学会)/賀久さん(仮面工房)/玉垣君(みちくさ)/本田君 他劇団員
◆「寺山修司は個人名ではなく時代の名称である。」
◆【1】壁抜けの人々・・・安全神話は崩壊する
(第1回目のレポートより)
「寺山修司(1935-1983)は47才の若さでこの世を去った。
彼は詩人、歌人、小説家、作詞家、劇作家、シナリオライター、映画監督、演劇実験室◎天井桟敷の主宰としても才能を発揮され、世界中を驚かせる。
つまり、びっくり男だった。・・・」云々とレポートは続いた。
えっ?九州で、熊本で「寺山学会を!」そういう呼びかけもあったと聞いて興奮した。是非!
もっと刺激を!第1回目から鯛が釣れたような気分になった。
次回は7月8日(月)18:00-21:30(同会場)
「エロスと暴力(読む②)」へ続きます。
写真は終了後のレストランにて。

(金)(土)(日)のこと

2013-07-01 02:13:17 | モノローグ【エトセトラ】
■6月29日
昨日(金)は熊本の演劇人暑気払い大集合(幹事:きららさん)で記憶喪失。タクシーで家に帰りついたのも覚えていない。
今日は二日酔いの状態で大阪の劇団☆流星群さんたちとの交流会。携帯電話を忘れてしまった。が、予定通り熊本城や居酒屋、最後の〆がラーメン店で楽しく過ごす。
明日(日)は朝から水前寺公園の予定。なるべく酒は控えなければなりません。と思います。

明日(日)まで劇団☆流星群さん(from大阪)たち5名と一緒です。
熊本城や水前寺公園などはお客さんが来ない限り行かない場所です。
熊本は観光地だと思った。日頃は気づかないのであります。

■6月30日
今日は朝から水前寺公園へ。劇団☆流星群さん(from大阪)5人衆様と。
雨の天気予報ははずれた。
主宰のIwakuraさん、昨夜の飲み交流で二日酔い気味だった。クリスさん、〆の熊本ラーメン記憶喪失!(笑)Daisukeさん、一夜明けたらパワー回復!あっきーさん、ホシノさん、走り回った熊本の旅、お疲れ様でした。やっぱり、演劇仲間は癒される。
あっという間の二日間だった。途中、座長、サキ、クドシンも合流してお見送りして解散。
その後、私ひとりで熊本駅に残ってコーヒーを飲みに行ったところ、なんと!うん十年ぶりに学生時代(佐賀市在住)の友人とバッタリ会う。コーヒーが生ビールに代わった。昔話に花が咲いた。なるべく飲まないようにと思っていたのだが・・・。ちょっと飲んだら若返った。

【緊急のお知らせ】
■寺山修司研究会 第1回・・・
参加者には連絡しておりますが、7月1日(月)の予定だった研究会が7月2日(火)午後7時より熊本市中央区黒髪コミュニティーセンターに日にちが変更になっております。
第1回目であり【読む】がテーマですが、寺山修司と天井桟敷が試みた演劇の何処が斬新で革命的だったのかを探ります。同時に当日お渡しする台本の中でト書きの謎を読みながらイメージを拡大します。いわゆる連想ゲームのような形で読み方によってとんでもない世界が広がることを体験することになります。
お時間のある方はお気軽に参加して下さい。お問い合わせは山南まで。