ハグ禁止

本日観た映画。


「首」
「日本沈没」

小林桂樹特集。
凄い迫力。
特に今更ながら観た「日本沈没」
単なるスペクタクル大作だと思ってた。
違うんだね、この映画の凄さはそういうことじゃ全然ないんだね。




私の服はいつものえちの毛だらけ。特にフリースは猫の毛がくっつきまくる。
「行ってきます、のハグするもんだから……」とにまにまと言ったら、猫マスターの上司に「それはあんまり良くないよ。かまってもらえると思ったのに裏切られて、余計寂しい思いをするよ。ひょっとしたら粗相したのもそのせいじゃないの」と言われ、ぐわーん。


そ、それは、なくはないかも……しれない……。
でも、ででもでも、それじゃ、出鰍ｯにハグはしちゃいけないの？そんな、そんな、そんなあー。そんなこと出来ないー><（いや、出来るだろ、それぐらい……）。



「知らない顔して出て行けばいいんだよ。帰ってきたら思いっきりかまってやればいいじゃん」
「……（判ってます、そんなこと）」







今日、意を決してやってみた。
のえちの顔を見たら絶対ハグしたくなるから、背中を向けて小声で行ってきますを言った。
居間のガラス戸を閉める時、ふと顔を上げると、のえちが黒目がちの瞳を真ん丸く見開いて「キュウ」と鳴いた。


うわああぁぁあん！


のえちいぃぃぃぃ。
走りよってハグしたいぃぃぃ。


ダッッッ！（目をつぶってガマンし、ドアの外にダッシュした音）



想像以上に辛かった。
でも出来た……。