帳場の山下さんの魚河岸日々雑感

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三陸への旅⑤

2013-08-16 16:31:00 | 日々雑感



猫がいた!




近づくと、ちょっと逃げ腰。


この辺には取り残された猫たちが沢山いて、皆に可愛がられているという。
何か月も経ってから、戻ってきた猫もいるそうです。





近くには猫島と呼ばれる、猫を祭っている島もあるとか。残念ながら、時間がなくて行けなかった。






幸せにね。


(了)



三陸への旅④

2013-08-16 16:30:00 | 日々雑感




翌早朝、海岸をお散歩。
牡蠣の種付けをするというホタテの貝殻がどっさり。





雪だるまならぬ、石だるまかな??






海までのガランとした風景は、さすがに津波の爪跡を思わせる……。





早朝の静かな海。


(続く)



三陸への旅③

2013-08-16 16:29:00 | 日々雑感


客室からは海が一望、なんだけど、まず目の前に見えるのが、まだ処理されていない山積みのガレキ(というか、漁業関係の漂着物)で。


巨大オブジェのよう。

ここに何度も訪れているしゃけこさんは、「こういうのも乾燥するものなんだね」って。
最初に来た時には、やはり匂いが凄かったらしく。
今はただ、巨大なオブジェのように立ちはだかり、潮の香りが満ちているだけ。


この民宿は釣り客が利用することが多いそうなんだけど、私らはそういう訳でもないんで、何をするともなくゴロゴロ。
常連さんらしい大家族の宿泊客は、何個もクーラーボックスを持ち込んで、ワイワイと何とも楽しげ。
新しく建ったばかりの、ヒノキの香りが素敵。
海の幸(鯨含む!)たっぷりの夕食も素敵(あ、写真撮るの忘れた!)

(続く)




三陸への旅②

2013-08-16 16:27:00 | 日々雑感


あたご荘の前に、はまぐり堂カフェというところで休憩。
古民家を利用したと思しき、縁側の素敵な開放感のあるカフェは、急な高台にあって海を一望。
ということはつまり、ここにあったから津波を免れたということ。

この時には正直、写真を撮るのにも躊躇があって、とても素敵な場所だったのに、ちょっと撮ることが出来なかった。
お客さんたちは皆バンバン撮ってたのになー……後悔。



はまぐり堂カフェから見下ろした海。



はまぐり堂から望む景色は、津波で流されたガランとした跡。
なんだけど、生命力豊かに緑が茂って、そこにかつて何かが建っていたということが、初めて訪れる場所だと、なかなか想像しにくい。
それは海から近い市街地のそこここで感じた、違和感とも言えない不思議な感覚で。

震災後すぐに訪れたなら、ただただ悲惨な感じだったのだろうけれど、緑の空間の中に真新しい建物が建ち始めているまさに途中経過は、静かな再生という感じ……。

(続く)




三陸への旅①

2013-08-16 15:51:00 | 日々雑感


お盆の一日目、しゃけこさんに誘われまして、しゃけこさん夫婦にくっついて三陸海岸、石巻の小渕浜というところに行ってまいりました。

あたご荘という民宿が震災後、新しく建て替えてのオープンということで。


牡鹿半島、小渕浜のあたご荘

それまでの経緯とかは私は知らなくて、きっと今後、しゃけこさんからぽつぽつと聞くことになろうかとも思うのですが、今回は全く、サラの状態でくっついていくだけ。

しゃけこさんは市場の活動で被災地の港を色々廻っていて、私の知らない沢山の、たっくさんのお話を持っているんだけれど、それもこの旅でぽつぽつと聞くことになるのだけれど、本当にそれはごく一部のことで。

(続く)