4月4日(日)のこと
池江璃花子さん、東京五輪内定したそうですね。
ご本人も「自分が勝てるのは、ずっと先のことだと思っていました」と語っておられましたが、本
当に奇跡だと思いました。涙が出ます。
2019年2月に「白血病」と診断されたことを公表した時は、運命の残酷さに胸が痛みました。大分
前のことですが、近しい親戚の一人が同じ病気で命を落としてしまったのです。あの時、コロナで
もなかったのに、ビニールシート越しの面会でした。直接、声をかけることもできないまま、悲し
いお別れをしなければならなかったことを思い出します。
それから医学は大幅に進歩して、たくさんの方がその病気から生還され元気にご活躍されています。
それでもお亡くなりになる方もいて、その分かれ目は「治療や薬が本人と合致するかどうかだ」と
聞いていたので「池江さんも、合えばいいな」と祈っていました。彼女のインスタグラムにアップ
された、帽子を被った写真を見て「水泳だけが人生じゃないよ。とにかく命が守られますように」
という気持ちでした。
それが、辛い治療に耐え水泳に復帰しただけでも凄いのに、こんなに短期間にタイムを縮め東京五輪
に参加できるところまで戻ってくるとは…(涙)幸運もあったでしょうし、医療チームの献身もあっ
たでしょうし、全国のみんなの祈りもあったでしょうし、水泳チームのサポートもあったでしょうが、
同時に池江さんの強い気持ちと凄まじい努力があったのでしょうね。池江さん自身も自信になったと
思いますが、全国の同じ病気の人たち、コロナウイルスや他の事で悩んでいる人たちにも元気や勇気
をあげたのではないかと思いました。
※画像は4枚ともテレビのニュース番組よりキャプチャしました。
★さて、日曜日。
甥っ子のところに差し入れをもって行ってきました。「いろいろ大変だろうなぁ」と思って行ったの
ですが、思ったより元気で安心しました。私が若い頃にはしないで済んだ困難が幾つも立ちはだかっ
ていて、可哀そうになります。でもその中で、自分のことだけでなく周りの人たちのことも考えて踏
ん張っている彼に、エールを送りたいと思いました。元気な身体と心と仲間がいればきっと乗り越え
られるよ。乗り越えた先に、いいことが沢山待っているように、おばちゃんは祈っています。
★行き帰り、シトシトと雨が降っていて心配でしたが、昨日も桜は満開。「花散らしの雨」にならな
くて良かったです。