やさしい風

ただ今ブログを更新するので精一杯の毎日です。当分の間コメント欄を閉じさせて頂きますのでご理解下さい。

【3/30のこと 切り替え】

2024年03月31日 | 日記

4月1日から

新しいルーティンで生活します。

 

なので昨日(30日)と今日(31日)は

切り替えの時間。

 

 

昨日は映画を観てきました。

 

「オッペンハイマー」

「原爆の父」と呼ばれる物理学者の

実話に基づいた映画です。

 

 

今年のアカデミー賞で

「作品賞」「監督賞」など7部門を受賞しました。

 

 

字幕付き洋画で展開が早く

俳優さんの顔が識別しにくいため

後半人間関係の把握などが

難しかったです。💦

 

いつもは感想を書かないのですが

今日はちょっとだけ記してしまいますね。

 

❶「実は原爆はナチスに先行するため

(ナチスも核爆弾を作っていた)

ドイツに向けて作られた。

⇒だがヒトラーが追い詰められて自殺したので

ドイツへの投下はなくなり

降伏しなかった日本に落とされた」

 

❷実験が得意ではなかった物理学者の

オッペンハイマーは

物理学の教師としては秀でていて

リーダー性を買われ

「原爆開発チームの責任者」に抜擢される。

 

❸原爆が完成した時や広島や長崎に投下した際

アメリカの人たちは大喜びで

オッペンハイマーは英雄だった。

(観ている私はもちろん複雑な気持ち🥲

でも、日本の描写はほとんどなかった)

 

❹原爆投下直後

トルーマン大統領に面会したオッペンハイマーは

「私の手は血塗られてしまったようです」

と伝えている。

 

❺映画で一番重きを置かれていたのは

その後のオッペンハイマーと

政府や周囲の人たちとの関係

と言えるかもしれない。

ロシアへのスパイと疑われた裁判のようなシーンが

ずっと続いた…。

 

 

彼にとって一番良かった時間は

大学で物理学を教えていた時

だったのではないかな?

 

後半はとても幸せな人生には

見えなかった。

 

やはり誰かの 

大勢の人の不幸の上に立つ成功なんて

本当の幸せとは言えないんだと

私は思いました。

 

 

時世を感じ

この作品や「ゴジラ」や

「君たちはどう生きるか」を選んだ

アカデミー賞が偉いと思います。

 

日本もアメリカも

政治が間違った方向に向かっているように

見えるけれど

 

文化を担う人たちが

健全な事に救われる思いがします。

 

 

 

 

 

 

 

 


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