写真散歩

カメラを持って気ままに散歩

そんなこんなで… 平成も終わり

2019年04月30日 | 小笠原

いよいよ平成も終わってしまいますね。
ということで、平成の終わりは京都に帰ってから撮りためた鳥さん達を一気に投稿しようと思います。
前からチョコチョコと鳥さんを撮ってたのですが、今年はやけに見掛ける鳥の数が多いような気がします。
これも暖冬で植物や虫が元気だからでしょうか?

とある4月の休日に桜の小道をいつものようにお写んぽしていると…
見たことないもない青い鳥が!!
最初は会いたかったルリビタキか!!と思って喜んで追いかけ回してましたが
帰って調べてみると夏鳥のオオルリでした。

この時以来ちゃんと撮れてませんが、今日も鳴き声(ピールーリーリージジッ)は聞こえたので、またそのうちに撮れることもあるでしょう…


オオルリを追いかけてる時に見つけたのが、これまた初めて見れたキビタキです。

か…かわいい

雄以上に可愛いのが雌

地味~ですが、逃げずに写真を撮らせてくれるので可愛いです。
逃げずに写真を撮らせてくれてるのに、上手く撮れてなくてすみません…

コゲラにも会えました~
良く会える割にはちっともジッとしててくれないので中々撮れませんが…


よく会えたのは4月中旬で、この連休に入ってからは、ほとんど出会えることなく
カメラを持ったまま桜の小道で途方に暮れてることが多いです…
後はざっくりと会えた(辛うじて撮れた)鳥さんたちを紹介していこうと思います。

ツグミ


ハヤブサ

遠くからはだったのでハトかと思って撮ってましたが、よくよく見たら初見のハヤブサでした…
もっと慎重に撮れば良かった…(>_<)

ヤマガラ

ヤマガラは子育て中みたいで、雛が近くで羽を震わせてました。

ウグイス

島のハシナガウグイスは近くによってきてくれましたが、こちらのウグイスは決して近寄ってきてくれないのが寂しい…

アオジ


セグロセキレイ

子育て中
セグロセキレイと言えば

キセキレイ


カワセミ

チャンスを2度も逃してしまいました…

と、こんな感じでした。
撮れたら楽しいけれど、撮れないとちっとも楽しくという鳥さんの追っかけ…
これからはほどほどにして、花と鳥さんを撮って行こうと思います。

小生意気にコメント欄は閉じてますが、次回からは開けようと思ってますので
令和に入ってからもよろしくお願いいたします<(_ _)>

そんなこんなで…①

2019年04月29日 | 小笠原

南の島にセンダン(センダン科センダン属)の花の咲く頃
大好きだった鳥さんたちにも別れを告げて
ハシナガウグイス

イソヒヨドリ


桜の咲く京都に帰ってきてしまいました。

今年の桜は綺麗でしたね…

それにしても寒くて、すっかり南の島での生活になじんでしまったからか島に帰りたくてたまらなくなってしまい…

島に帰りたい病になってしまいました。そんなこんなでブログの再開も遅れに遅れてしまいましたが…
その割にはちゃっかり写真だけは撮ってました(笑)


聞くところによると今年はほとんど雪が降らなかったそうな…
それと関係があるのかよく分かりませんが、今年はやたらと花が元気に咲いてます。
私のほったらかしにしてたヒメリュウキンカ(キンポウゲ科キンポウゲ属)も驚くほどに花を咲かせてました。


秘密の場所にもスミレがたくさん(写真はたくさん感がないですが…)
ほとんどはタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)

中には違うスミレもちょこちょことあるのですが調べきれないので、それはまた来年への宿題とします(-_-;)
今年はニョイスミレだけは覚えました。
ヤマルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)も健気に花を咲かせてます。

川沿いにはミヤマキケマン?(ケシ科キケマン属)がやたらと元気に花を咲かせてました。

ヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属)もたくさん咲いてます。

そう言えば…
いつもはもっと多く見掛けるイカリソウ(メギ科イカリソウ属)が今年はなんだか少ないような…

それにショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属)も少なかったです…

種類によっては今年の暖冬で影響が違ったのでしょうか?

春と言えば私の大好きなイチリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)♪
秘密の場所にもちゃんと咲いてました。写真は山野草の森のですが…

イチリンソウとセットで咲くのがラショウモンカズラ(シソ科ラショウモンカズラ属)

久しぶりに見つけることができました。
山野草の森と言えば…
今の時期に見れるのがイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)です。

これからはちょくちょく行けるので、また花が無いとブーブー言うことでしょう。

とりとめのない内容になってしまいました。
ゆっくりペースで再開しようと思いますので、またよろしくお願いします。
ゲンゲ(マメ科ゲンゲ属)

②に続く…

再び幸せを求めて・・・

2019年03月31日 | 小笠原
海の見える高台から今回はスタート
春らしく水平線は霞んでみえます。
眼下に見下ろせる初寝浦海岸が綺麗、手前は石浦海岸となります。

結局ここの海岸には降りることはなかったけど、まあいいでしょう。許しちゃる

風が強く吹いているので、真下の石浦海岸を覗くのも恐る恐る…
本当はこの下がどうなってるのか確かめてみたいのですが…

そんな見晴らしの良い岩場にいま花をたくさん咲かせているのが
タチテンノウメ(バラ科テンノウメ属)

固有種で島の山の岩場には必ずと言って生えてます。名前の由来は小さな梅の花が空の星のように見えるからなんですって、でも梅の仲間ではありません。
仲間にシラゲテンノウメがあります。

さあ、天気も良いし、ブラブラと歩いて行きましょう。
途中の道には広域種のシャリンバイ(バラ科シャリンバイ属)の花が陽射しを受けて気持ちよさげに咲いてます。


途中、前回行った場所に立ち寄りました。
近いと思ってたのに、結構な時間がかかります…歩くの遅いので…
私の幸せのシマウツボは少しだけ大きくなってました。

近くにはムニンノキ(アカテツ科アカテツ属)がひっそりとあります。。

真ん中の木ですが分かりにくいですよね~日本のアカテツ属の中では唯一の固有種になるんだそうです。
幹が黒くなるのが特徴
木の撮り方をもっと勉強しておけば良かった…

前回紹介しようと思ってできなかった
固有種のオオシラタマカズラ(アカネ科ボチョウジ属)

白い実で、白菜の芯のような味とのことでしたが、食べてみると甘さも感じられシャキシャキした食感で、まあまあ美味しかったです。
何で前回紹介できなかったのかと言うと、撮る前に綺麗だった実を食べてしまったから…

「アホやん」

うっ…近くにいた野山羊に馬鹿にされてしまいましたが、その通りなので返す言葉がない…
悔しい…

帰り寄った農業センターにはハイビスカスの花数が増えてきてました。




白やピンクバタフライも咲き出しました。
今年もずっと綺麗に咲き続けることでしょう。



イヌシロソケイ(モクセイ科ソケイ属)の花を久しぶりに見ました。

かすかにですが良い香りがします。控えめな香りがお気に入り♪

島ではいまシマレモン(ミカン科ミカン属)の花がたくさんたくさん咲いてます。

花の香りも良いですが、葉っぱを揉むと柑橘系のとっても良い香りがするので、私は葉っぱの香りの方が好きです。

幸せの小さなかけら

2019年03月27日 | 小笠原

まだ探してたんかいって言われそうですが、幸せ探しは継続してます。
前回の小港からコペペにかけての山道では見つからなかった私の幸せ…
再度調べまくって、今度こそは大丈夫そうです。
さあ、バスに乗って出発♪
到着しました~
歩いても行ける距離なので直ぐに到着です。

ここはお馴染みの農業センターに行く時に降りる場所
下りてすぐ右側にあるこの道を行けば農業センターです。

とりあえずこちらには行かずにその反対の左側の夜明山周回道路に入って行きます。

ひたすらテクテク

それほど坂も急ではないので、けっこう楽に登って行けます。
この前、コーヒーノキの花が一輪咲いてるのを投稿しましたが
途中の小さなコーヒー農園では、たくさんのコーヒーノキの花が咲いてました。(見にくくてすみません。)

トンネルを抜けるとそこは雪国なわけもなく、同じ風景の道を暫く行くと…
巽道路への道との分岐があるので、迷わずに巽道路の方へ♪

暫らく歩くと景色が良くなります。

さあ、目的地に到着♪
穏やかな小笠原の風景が広がってます。

辺りでやたらと目につく花がこの
ハウチワノキ(ムクロジ科ハウチワノキ属)の花です。

広域種で、熱帯地域に広く分布する低木の常緑樹です。
雌雄異株で、雌蕊がたくさんのこの木は雌ですね。(偉そうに言ってますが、もちろんこの写真を撮ってる時はそんなことつゆ知らず、雄株は探してません…)
名前の由来は、果実が扁平な翼を3枚もっていて、形が団扇のように見えるからなんですって

ムニンアオガンピ(ジンチョウゲ科アオガンピ属)の緑色の花もたくさん咲いてます。

常緑の低木で、昔はこの木の皮をはいで紙を作ったそうです。
こんな感じ ねっ、たくさん咲いてるでしょ?


そうだ!忘れてた!!
私のささやかな幸せを探すんだった!!!
低木林の中を入って行きます…
あった~ 私のささやかな幸せ…のカケラ…
シマウツボ(ハマウツボ科ハマウツボ属)!!

小笠原固有の寄生植物で、オガサワラビロウやシロテツなど幹性低木林の木本に寄生します。
今年は降水量が少ないからでしょうか、まだ出たばっかりでした…
ちなみにこれが昨年咲いた花の枯れた姿

この花は、群生するのですが、辺りにはこの枯れた花がたくさんありました。
昨年来ればよかった…
ちなみに毎年ほぼ同じ所に咲くみたいです。(少しずつ移動してるという説もありますが)
カケラだったけれど、幸せの黄色い花を見つけられたので満足です(^^)

低木林から抜けると気持ちの良い風景が広がってました。

幸せを探しに・・・2

2019年03月22日 | 小笠原
幸せを見つけてウキウキになる予定が目論見はまんまと外れてしまい
このまま帰ろうと思いましたが、せっかく農業センターまで来てるので、少し覗いてみることにしました。
おっ 久しぶりの花が綺麗に咲いてます。
「ねえねえ、私の幸せがどこにあるか知りませんか?」
「シラン」
「・・・」
どこかの誰かさん並みの親父ギャグで失礼しました。
シラン(ラン科シラン属)


その傍らには、これまた久しぶりの
ヒシバデイゴ(マメ科)の花が綺麗に咲いてます。

いつもは白い花が好きだと公言してますが、このヒシバデイゴの赤色だけは別。
どう例えたらいいのか分かりませんが、口紅のような色と言えばいいのでしょうか?
なんとも魅力的な赤色で、初めて見た時から虜になってしまいました。
その綺麗な様子を皆さんにお見せできないのが残念…

近くにあるコーヒーの木もボチボチと花を付け始めてます。
コーヒーノキ(アカネ科コーヒーノキ属)

コーヒーは好きで毎日飲みますが、この白花がいつしか美味しいコーヒー豆になるんですね♪
それにしても、コーヒーがアカネ科の植物だとは知りませんでした。

ハイビスカスも綺麗に咲いてます。

最近見掛けなかった、フウリンも咲き出しました。

今度こそ、しいちゃんを釣れるはず!!
大好物のフウリンブッソウゲですよ~

花期が終わったと思ってたグロリオサ(イヌサフラン科グロリオサ属)もひっそりと、でも情熱的に咲いてます。


結局どう撮っていいのか分からないままに終わってしまいそうな
ビルマネムノキ(マメ科)

悔しいのでキラキラにしてごまかす(笑)

花を見ると、島の季節が確実に変わってきてるのが分かりました。
そろそろ帰りますかと、海岸通りのバス停に向かいます。

「あっ幸せの青い鳥!!」と思ったらイソヒヨさんか…
「失礼なおっさんやな いま彼女にアタックしようとしてるんやから邪魔せんといて」

「ねえ彼女~ 茶でもしばかへん?」

「私に声かけるなんて100年早いわ あっち行って ふんっ」
「・・・」

「おっさん、一緒に海でも見てたそがれようか…」


幸せを探す旅は続く・・・