中々更新できていなかったこのブログ
さすがの馬鹿も雨の休日は出掛けない(出掛けられない)ので、ブログ用に撮ってた写真もあることだし、ここで一気に放出しようと思います。
さて、今回ご紹介する場所は中央山という、このトップの写真のやや左にある父島で2番目に高い山です。
中央山の標高は318m…それほど高い山ではないのですが、急峻な山道を登らないといけないので…
というのは冗談で(そもそもそんなとこなら行かないし♪)山頂付近まで周回道路が通ってるので超お気楽に行けます(^^)
ということでいきなり山頂付近からスタートです。
少し薄暗い山道を登っていきます。今まで何回か来たことはありましたが、風景狙いで来ただけでだけだったので気付きませんでした(-_-;)中々の固有種の植物の宝庫でありました。
今回こそ木々を見上げて、なつみかんさんに自慢できそうな気がする♪
シダ類の豊富なことが目につきます。
これはヒメシダ科のムニンヒメワラビ(無人姫蕨)(固有種)です。
とりあえず山頂に登ってみます。
夕顔さんのようにローアングルから狙って素敵な道のように撮ってみたかったけど失敗(>_<)
下りのように見えますが登りですからね!
ここで目に付くのが
ツルダコ(蔓蛸)(固有種)常緑の蔓性の植物で、山の中で他の木に絡まってギュウギュウに締め付けてるのをよく見掛けます。今回は新芽を撮ってみました。
頂上に出ました。展望台もちゃんと整備されてます。
この日は天気が悪かったので風景はイマイチでした。
天気が悪く眺望も望めないのに何ゆえに山頂まで来たか…
それはムニンシャシャンボの花を探しに来たのですね~
でもいつものようにチャンスを逃してしまったので花後しかなかったです…
ムニンシャシャンボ(無人小小坊)(固有種)の花後…ツツジ科でアセビのような小さな花を咲かせる常緑低木です。撮りたかったな~(>_<)
その他にも山頂には、今が花季の
ムニンネズミモチ(無人鼠黐)(モクセイ科)や
ハウチワノキ(葉団扇木)ムクロジ科の花や
季節はやや過ぎましたが
タチテンノウメ(立ち天の梅)バラ科を見ることができました。
そうそう。この花も花季の終わりですが
ムニンタツナミソウ(無人立浪草)(固有種)シソ科の花を見つけることができました。
今まで植栽のムニンタツナミソウしか見たことがなかったので、自生するのを見つけられて嬉しかったです。
先を急がないと退屈なブログでしいちゃんが寝ちゃいそうなので先を急ぎます。
帰りに横道にそれて観察してみます。
写真中央のヤシの木みたいに見えるのは
マルハチ(固有種)へゴ科の木性シダです。なんでマルハチと呼ばれているかというと…
葉柄が落ちた後が〇八って見えるからです。こうすればよく分かるかな?
ねっ、〇に八でしょ? いいの!〇に八なの!!
そう言えば、なつみかんさんに木々を見上げる極意を教わっていたのでここでチャレンジしてみます!
木に抱き着いて見上げてパチリ…
上手く行かない…
やっぱり一朝一夕にはいかないのね…(._.)
ちなみにこの木はムニンフトモモ(無人太腿…違った蒲桃)(固有種)の常緑高木の木です。フトモモだから抱き着いた訳じゃないですからね~(^^)v
今回一番萌えたのが…
マツバラン(松葉蘭)マツバラン科の着生シダを見つけたことでした。名札には根も葉もない植物とありましたが、それこそ根も葉もない噂で「根」はあるそうです(-_-;)
まだまだありますが、しいちゃんがウトウトし始めてしまったので(笑)、これで終わりにしようと思います。
また別の機会に投稿しますね。ありがとうございました<(_ _)>
シマギョクシンカ(島玉心花)アカネ科