エンジェルズ・トランペットについてよく知らなかったので調べました。
すると驚きの結果が。
なんと 毒がある らしい。
エンジェル・トランペット春から秋にかけて、下向きに垂れ下がった花をつける。
ラッパ状の大きくエキゾチックな花を咲かせる熱帯花木。
夕方になると香を漂わせます。
つぼみには卵形、球形、紡錘形などがあり、花はつぼみから飛び出すような形で
咲く。
花弁の先端は、5つに分かれ反り返る。
原産地はアメリカの熱帯地方だが、暑さが苦手で高地にしか生息していない。
そのため熱帯気候の日本では、夏季の生育が緩慢になり、管理を怠ると最悪枯れ
てしまう場合もある。
低温に強く、丈夫で育てやすい植物である。
春温かくなってから旺盛に生育してゆき、開花時期には大型の株にたくさんの花
をつける。
エンゼルストランペットは、上向きに花を咲かせる一年草の朝鮮朝顔の近縁種。
以前は朝鮮朝顔属に含められていて、ダチュラと呼ばれていたそうです。
その名残りからか両属は、よく混同されています。
違いは、
・キダチチョウセンアサガオ属
高木または低木で、下向きの花をつける。
・チョウセンアサガオ属
一年草または多年草で、上向きの花をつける。
【別名】 ダチュラ、木立朝鮮朝顔
【学名】 Brugmansia
【科/属名】 ナス科キダチチョウセンアサガオ属
【原産地】 熱帯アメリカ原産
【伝来時期】 江戸時代
【国内分布】 全国
【花色】 オレンジ、白、黄色、紫
【草丈】 50cm~300cm
【花径】 花長:15cm~40cm
【花期】 6月~10月
【名前の由来】エンジェルストランペットは別名や通称名。
本来はブルグマンシアが正しい。
ブルグマンシアと言う植物が売れず困った人が、「エンジェルストランペット」
と通称名をつけて売った所、大変売れたことから、この通称名が有名になった。
【花言葉】 愛敬、変装、夢の中、遠くから私を思って、あなたを酔わせる、
偽りの魅力
【誕生花】 8月9日、16日、9月4日、10月23日
【文学】キダチチョウセンアサガオ属が登場する作品
★『BANANA FISH』(吉田秋生、小学館)
作中に登場する架空の麻薬、バナナフィッシュの原型はこの属の植物から生成
されたという設定。
★有吉佐和子の小説「華岡青洲の妻」下記参照。
【毒】
エンジェルといいながら、アルカイドという有毒な成分を含んでいるので木の汁
に触れないことが大切。
口に入れたり、傷口に触れたり、特に種を食べてはいけない。
含まれているアルカロイド系の成分(アトロピン、スコポラミン(ヒヨスチン)、
ヒヨスチアミン等)を食べたりすると、錯乱状態になり死ぬ時もあるそう。
せん妄、幻聴、頭痛、めまい、興奮、錯乱、最悪、意識喪失、呼吸停止を引き起
こし、汁液が皮膚に付着すると炎症を起こす他、葉茎などの液汁が目に入ると
瞳孔が散大し、見えなくなったり、重症の場合は失明することもある。
強い毒性、麻薬的な効能もあるため、江戸時代には「まんだらけ」「気狂い茄子」
と呼ばれていました。
毒草はその性質を良く知り、分量を適格に調合すると、逆に薬効を現すケースもあ
り、この朝鮮朝顔系は「麻酔薬」として用いられました。
江戸末期、家族を犠牲にして様々の苦難の末、世界で始めて麻酔薬の調合に成功、
麻酔手術を成し遂げた外科医の話は、有吉佐和子の小説「華岡青洲の妻」で有名。
青洲は曼陀羅華(まんだらげ=朝鮮朝顔)の花と草鳥頭(そううず=トリカブト=
猛毒)を含む6種類の薬草を砕いて粉末にし、煎じた物を麻酔薬として用いました。
朝鮮朝顔の仲間は多数あり、華岡青洲が麻酔薬「通仙散」に用いた曼荼羅華がどの
朝鮮朝顔か特定は難しいのですが、洋種朝鮮朝顔(別名:藤色朝鮮朝顔)の可能性
が高いようです。
夾竹桃や彼岸花も同じ成分の、猛毒な有毒素を持っています。
昔、子供達が夾竹桃の枝に肉や野菜を刺して、バーベキューをして、全員死亡する
と言ういたましい事故がありました。
彼岸花は食べると彼岸に行くから彼岸花。
エンゼルトランペットの別名は曼荼羅華。
食べると自分が仏さまになるからです。
でも、こんな風に住宅街で、子供の手の届くところに咲いています。
1番怖いのは、こういう日常に潜む、さりげない風景なのかもしれません。
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次回は枚方で、学校へ「食べに」行こう!2連発です。
すると驚きの結果が。
なんと 毒がある らしい。
エンジェル・トランペット春から秋にかけて、下向きに垂れ下がった花をつける。
ラッパ状の大きくエキゾチックな花を咲かせる熱帯花木。
夕方になると香を漂わせます。
つぼみには卵形、球形、紡錘形などがあり、花はつぼみから飛び出すような形で
咲く。
花弁の先端は、5つに分かれ反り返る。
原産地はアメリカの熱帯地方だが、暑さが苦手で高地にしか生息していない。
そのため熱帯気候の日本では、夏季の生育が緩慢になり、管理を怠ると最悪枯れ
てしまう場合もある。
低温に強く、丈夫で育てやすい植物である。
春温かくなってから旺盛に生育してゆき、開花時期には大型の株にたくさんの花
をつける。
エンゼルストランペットは、上向きに花を咲かせる一年草の朝鮮朝顔の近縁種。
以前は朝鮮朝顔属に含められていて、ダチュラと呼ばれていたそうです。
その名残りからか両属は、よく混同されています。
違いは、
・キダチチョウセンアサガオ属
高木または低木で、下向きの花をつける。
・チョウセンアサガオ属
一年草または多年草で、上向きの花をつける。
【別名】 ダチュラ、木立朝鮮朝顔
【学名】 Brugmansia
【科/属名】 ナス科キダチチョウセンアサガオ属
【原産地】 熱帯アメリカ原産
【伝来時期】 江戸時代
【国内分布】 全国
【花色】 オレンジ、白、黄色、紫
【草丈】 50cm~300cm
【花径】 花長:15cm~40cm
【花期】 6月~10月
【名前の由来】エンジェルストランペットは別名や通称名。
本来はブルグマンシアが正しい。
ブルグマンシアと言う植物が売れず困った人が、「エンジェルストランペット」
と通称名をつけて売った所、大変売れたことから、この通称名が有名になった。
【花言葉】 愛敬、変装、夢の中、遠くから私を思って、あなたを酔わせる、
偽りの魅力
【誕生花】 8月9日、16日、9月4日、10月23日
【文学】キダチチョウセンアサガオ属が登場する作品
★『BANANA FISH』(吉田秋生、小学館)
作中に登場する架空の麻薬、バナナフィッシュの原型はこの属の植物から生成
されたという設定。
★有吉佐和子の小説「華岡青洲の妻」下記参照。
【毒】
エンジェルといいながら、アルカイドという有毒な成分を含んでいるので木の汁
に触れないことが大切。
口に入れたり、傷口に触れたり、特に種を食べてはいけない。
含まれているアルカロイド系の成分(アトロピン、スコポラミン(ヒヨスチン)、
ヒヨスチアミン等)を食べたりすると、錯乱状態になり死ぬ時もあるそう。
せん妄、幻聴、頭痛、めまい、興奮、錯乱、最悪、意識喪失、呼吸停止を引き起
こし、汁液が皮膚に付着すると炎症を起こす他、葉茎などの液汁が目に入ると
瞳孔が散大し、見えなくなったり、重症の場合は失明することもある。
強い毒性、麻薬的な効能もあるため、江戸時代には「まんだらけ」「気狂い茄子」
と呼ばれていました。
毒草はその性質を良く知り、分量を適格に調合すると、逆に薬効を現すケースもあ
り、この朝鮮朝顔系は「麻酔薬」として用いられました。
江戸末期、家族を犠牲にして様々の苦難の末、世界で始めて麻酔薬の調合に成功、
麻酔手術を成し遂げた外科医の話は、有吉佐和子の小説「華岡青洲の妻」で有名。
青洲は曼陀羅華(まんだらげ=朝鮮朝顔)の花と草鳥頭(そううず=トリカブト=
猛毒)を含む6種類の薬草を砕いて粉末にし、煎じた物を麻酔薬として用いました。
朝鮮朝顔の仲間は多数あり、華岡青洲が麻酔薬「通仙散」に用いた曼荼羅華がどの
朝鮮朝顔か特定は難しいのですが、洋種朝鮮朝顔(別名:藤色朝鮮朝顔)の可能性
が高いようです。
夾竹桃や彼岸花も同じ成分の、猛毒な有毒素を持っています。
昔、子供達が夾竹桃の枝に肉や野菜を刺して、バーベキューをして、全員死亡する
と言ういたましい事故がありました。
彼岸花は食べると彼岸に行くから彼岸花。
エンゼルトランペットの別名は曼荼羅華。
食べると自分が仏さまになるからです。
でも、こんな風に住宅街で、子供の手の届くところに咲いています。
1番怖いのは、こういう日常に潜む、さりげない風景なのかもしれません。
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次回は枚方で、学校へ「食べに」行こう!2連発です。